日本の大学初!約36,000人の全学生・教職員に「Slack」を導入ICTをフル活用し、本格的なオンライン授業の実現へ
【本件のポイント】
●全学でのSlack導入によって、 学生・教職員間の新たなコミュニケーション基盤の構築を目指す
● オンライン授業でもSlackを活用することで、遠隔教育の質的向上につなげる
● Slackを導入し利便性を高めることで学生サポートを拡充する
【本件の内容】
近畿大学では業務効率化と仕事の見える化、さらには働き方改革を実践するために、平成29年(2017年)から総務部門と情報システム部門主導のもと、職員を対象にSlackの導入を段階的に進めてきました。平成31年(2019年)4月には全てのキャンパス・拠点の職員に展開し、通常業務や各種プロジェクトにおいてSlackを利用して迅速な情報連携を行い、業務効率化を実現しました。加えて、同年11月には理工学部情報学科の学生・大学院生を対象に、教育現場に試験導入しました。
Slackは、現在全世界150カ国以上において、1,200万人の日間アクティブユーザーに使用されています。教育現場では、米のエール大学やアリゾナ州立大学をはじめ、世界中の数多くの高等教育機関に全学導入されており、この度、本学が日本の大学で初めてSlackを本格導入します。本学では、Slack Japan協力のもと、最上位の大規模組織向けプラン「Enterprise Grid」を利用し、6キャンパスのすべての学生・教員および学部運営に携わる職員にSlack導入をすることで、キャンパス・学部を横断したコミュニケーションの活性化、そしてオンライン授業の質的向上を目指します。
【オンライン授業とSlack】
本学では新型コロナウイルス感染拡大防止のため、5月11日(月)からオンラインで授業を実施しています。現在、教務ポータルシステムのUNIVERSAL PASSPORT(履修登録や掲示等)、Zoom・Google Meet(テレビ会議システム)、Google Classroom(学習支援システム)を駆使してオンライン授業を実施していますが、さらに円滑に進めるため、Slackを活用します。大人数のオンライン授業や、オンデマンド(録画配信)授業で分からないことがあればSlackで気軽に質問することができ、加えて、課題の配布、回収等も必要に応じてSlackで行うことができます。
また、研究室、卒研ゼミ、基礎ゼミ、実習、講義などのプロジェクトやグループ単位でチャンネルを作り、対面や電話、メール等での従来のやり取りをSlackに変えることで、利便性を高め学生がいつでもどこでもサポートを受けることができます。また、効率的に教育・研究を行うことも期待されます。
【Slack Japan 株式会社 日本法人代表 佐々木聖治氏のコメント】
このたび近畿大学には、日本の大学で初めて全学生と教職員の皆様にSlackをご活用いただくことになり、オンライン授業を始めとした、学びの質向上と教職員と学生の活発な双方向コミュニケーション実現の一助となりますことを、大変嬉しく思います。近畿大学の先進的な取り組みの一環として、Slackを他のITツールと連携し、デジタルキャンパスを構築可能なプラットフォームとして定着させることで、大規模なオンライン授業でのきめ細かなサポートや、プロジェクト単位でのより効率的な教育・研究が推進できると確信しております。
【Slackについて(Slack Japan 株式会社プレスリリースより)】
Slack はチャンネルをベースとしたメッセージプラットフォームの先駆者です。私たちはこれまでビジネスコミュニケーションのあり方を大きく変えてきました。今や何百ものユーザー企業の皆さまが Slack を使ってチームの目指す方向を揃え、使うシステムを 1 カ所にまとめ、ビジネスを前に進めています。安全かつ世界最大規模の企業に対応できるエンタープライズ級の環境を提供できるのは Slack だけです。
たくさんのビジネステクノロジーが存在するなかで、Slack はまったく新しいレイヤーだと言えます。「一緒に働く」がより効率的になり、使っているすべてのソフトウェアツールやサービスを1カ所にまとめられ、必要な情報が簡単に見つかる場所。つまり Slack は仕事の中心なのです。
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