コロナ禍での外部人材活用の市場変化を調査した「プロシェアリング白書2022」を発刊

〜半数の企業でプロジェクト単位で働く人材の活用が進み、40代や女性外部人材が活躍。外部人材として活躍する80%超がスキル向上のためのリスキリングも〜

株式会社サーキュレーション

18,000名以上のプロの経験・知見を複数の企業でシェアし、経営課題を解決するプロシェアリング事業を運営する株式会社サーキュレーション(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:久保田雅俊、以下サーキュレーション)は、「プロシェアリング白書2022」を発刊しました。今回の調査では、企業の半数がプロジェクト単位で働く人材を求めるようになったことや、事業環境変化に対応するための経営課題で外部人材のニーズが増加し、特に40代や女性の外部人材の活躍の場が広がったことがわかりました。
■「プロシェアリング白書2022」の詳細

▽こちらからダウンロード可能です。
https://speakerdeck.com/circulation/hurosiearinkubai-shu-2022

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■「プロシェアリング白書2022」の製作背景
日本のフリーランス人口は2021年11月時点で、1,500 万人を超えると言われています。これは国内労働人口の約5分の1にあたり、2020年1月の1,062万人から大きく増加。経済規模にすると 23.8 兆円という試算もあります(※1)。増加するフリーランス人口に比例して、プロ人材の人口も着実に増加してきています。

サーキュレーションは2014年1月の創業以来、「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンを掲げ、プロシェアリングによって企業の変革の一翼を担えるよう事業活動を行ってきました。2020年以降のコロナ禍(※2)においては、より多くの企業で経営変革、事業成長のために外部の知見が求められていることを肌で感じてきた2年間でした。さらに、プロ人材だけではなく副業・兼業・フリーランスとなる個人も増え、私たちのミッションの1つである「新しい働く価値観を創る」ことへの挑戦も加速していると感じています。

コロナ禍で大きく注目された、企業がプロ人材人を「シェアする」という新しい働き方。私たちサーキュレーションは、2020年12月の「プロシェアリング白書2020」以来の続編となる「プロシェアリング白書2022」を発刊しました。コロナ禍での「プロシェアリング」の今と未来に関する調査と考察をまとめています。本書が、プロ人材の活用を検討する企業や、独立・副業や兼業を通じてプロ人材としてのキャリアの確立を目指す方々の一助となれば幸いです。

(※1)【ランサーズ】『新・フリーランス実態調査 2021-2022年版』
(※2)本調査では、新型コロナウイルスの感染者が国内で初めて確認された2020年1月以前をコロナ前(2018年-2019年)、以降をコロナ禍(2020年-2021年)の各2年間の比較として調査しています。

■これまでの調査結果速報まとめ
  1. コロナ禍で企業が求める人材要件は 「参画スピード・費用対効果・専門性」〜企業の半数がプロジェクト単位で働く人材を求めるように〜(https://circu.co.jp/news/20220208-2801/
  2. 独立後の勤務時間は4割以上が減少、収入は6割近くが増加〜一度プロとして独立した個人の6割が「正社員に戻ることを考えていない」〜(https://circu.co.jp/news/20220216-2857/
  3. プロ人材の副業・フリーランス・起業のきっかけは「活躍の場を広げたい」が「収入を増やしたい」を上回る〜女性は社外からの実力評価とより自由な時間を求めて独立を志す傾向に〜(https://circu.co.jp/news/20220221-2846/
  4. コロナ禍で外部人材への案件相談が増えたテーマランキング〜テーマ×年代別、40代以下と50-60代の受託しやすいテーマの違いも〜(https://circu.co.jp/news/20220224-2902/

■「プロシェアリング白書2022」の概要(調査結果と解説・目次)
第1章 コロナ禍のプロシェアリング市場の変化
CHAPTER 1
コロナ禍で企業が外部人材に新たに求めたのは「雇用を超えるスピード・費用対効果・専門性」
〜企業の半数がプロジェクト単位で働く人材を求めるように〜
  • イノベーションを担う中核人材が採用できない
  • 企業の半数以上がプロジェクト単位で働く人材を求めるように
  • 企業の正社員・内製主義は薄れ、外部人材を活用する傾向が加速
  • 外部人材に専門性を求める傾向が加速、大企業ほどニーズが高く
  • 企業は外部人材に雇用を上回るスピード・費用対効果・専門性を求める
  • コロナ禍/VUCA時代の不安定さがプロジェクト型の働き方を促進する
CHAPTER 2
コロナ禍で40代中堅と女性が活躍の場を増やす
〜事業環境変化に対応するための上流の経営課題で外部人材のニーズが増加〜
  • 2020年-2021年にかけて外部人材への経営課題解決に関する相談が増加
  • 様々な分野の専門性による検討・改善が必要な経営課題(IPOやM&Aなど)では外部人材が強みを活かしやすい
  • 年代別テーマ受注率ランキング(コロナ前(2018-2019)とコロナ禍(2020-2021))
  • コロナ禍で受注率を伸ばしたテーマ×年代ランキング
  • 熟練度が要求されるテーマはM&A、若手が活躍するテーマは新規事業と業務改善
  • 男女の受注格差は18%縮小、女性プロ人材が4つのテーマで躍進
第2章 コロナ禍で活躍の場を広げた外部人材の実態
〜より高い年収と生産性を獲得するためのスタンスと自己研鑽〜

CHAPTER 3
コロナ前から年収レンジは高まり、独立後の生産性は大きく向上
〜特に女性が組織内の評価と長時間労働からの自由を求めて独立〜
  • 「より多くの企業での活躍」「より多くの収入」を求めて独立する人々
  • 女性は社外での実力に対する客観的な評価と、自由な時間を欲する傾向も
  • 副業開始・独立後半数が100万円以上年収が増え、7.5%が1,000万以上増加
  • 年収5,000万円以上の外部人材が8.7%、コロナ前より年収レンジは上昇
  • 業種ごとの年収レンジは企業ニーズの高さで異なる
  • 独立後満足度が高まった理由は「働き方が自由になった」が1位
CHAPTER 4
報酬と待遇が正社員復帰条件も、独立中案件は能力発揮を優先して参画
〜高水準の学習習慣と能力を活かせる仕事を好み、努力を惜しまない「プロ」の姿〜
  • プロ人材の59.7%が正社員に戻ることを考えたことがない/予定がない
  • 報酬・就業環境次第で正社員を検討するも、高い水準となる
  • 案件を受ける際に重視するポイントは報酬よりも能力マッチ
  • 「学ばない日本人」とはかけ離れた「プロ」の姿。80%以上がスキル向上のための自己研鑽やリスキリングを実施
第3章 新たなシェアリングエコノミーが生む軋轢と期待
CHAPTER 5
プロシェアリング市場が解決すべき企業と個人間の「出会い不足」
〜スキルシェアリングエコノミーにおけるインフラ整備の重要性〜
  • 外部人材活用で得られた効果は「即戦力」
  • プロシェアリング業者に求められる「要件定義」と「豊富なデータベース」
  • プロ人材の課題は「安定的な案件獲得」と独立後の自己成長

▽プロシェアリング白書2022はこちらからダウンロード可能です。
https://speakerdeck.com/circulation/hurosiearinkubai-shu-2022

■調査概要
「プロ人材実態調査」
調査期間:2021年11月22日(月)〜11月24日(水)
調査方法:インターネット調査(ディーアンドエム社によるパネル調査)
調査対象:副業・フリーランス・起業で仕事を受けている20代から60代までの男女(※3)
有効回答数:500名

(※3)本調査の対象:以下の業務を副業、フリーランス、起業を始めてから1度でも受託したことがある個人
中期経営計画策定/組織戦略策定/M&A/業務資本提携/CVC/投資/IPO/新規事業開発・事業開発/人事制度設計/採用/人材育成/労務/人事規定/広報PR/コーポレートブランディング/マーケティング/ブランディング戦略立案/代理店マネジメント/CRM/広告運用/営業組織マネジメント/インサイドセールス/カスタマーサクセス/新規販路開拓(人脈営業/トップダウン営業)/海外進出/EC/開発組織/プロジェクトマネジメント/システム開発/WEB開発/インフラ/業務改善/BPR/生産管理/工場運営/ファクトリーオートメーション/物流/経理/財務/IR/経営管理(内部監査・法務・コンプライアンス)/経営企画/事業企画/その他コンサル/アドバイザリー(具体的に)

「プロ人材活用実態調査」
調査期間:2021年11月26日(金)〜11月29日(月)
調査方法:インターネット調査(ディーアンドエム社によるパネル調査)
調査対象:フリーランス、または法人に所属しているが個人でも仕事を受けているプロとしての個人/特定の領域を専門とした企業または業者に対して、仕事を依頼またはアドバイスを求めたことがある会社員
有効回答数:300名
調査主体:株式会社サーキュレーション

■プロシェアリングについて
サーキュレーションではコロナ禍でビジネスの変化に素早く対応し、変革したい企業のニーズや、企業の枠を超えて自らの経験・知見を経営課題解決に活かしたい個人のニーズに応える「プロシェアリング」を提供しています。
プロシェアリングを活用し最適なプロ人材と共に進めていくことで、社内のリソースだけでは解決できなかった経営課題を解決することが可能となります。サーキュレーションは、今後も外部のプロ人材を活用いただくことで、様々な経営課題を解決し、企業の変革の一助を担ってまいります。

▽プロ人材活用、プロ人材としてのご登録に関するお問い合わせはこちら
https://circu.co.jp/contact/

【企業概要】
会社名  株式会社サーキュレーション
公式HP https://circu.co.jp/
代表者  代表取締役社長 久保田 雅俊
設立   2014年1月6日
所在地  東京都渋⾕区神宮前3-21-5 サーキュレーションビルForPro
「世界中の経験・知見が循環する社会の創造」というビジョンのもと、外部プロ人材の経験・知見を複数の企業で活用するプロシェアリング事業を運営しています。高い専門性を有するプロ人材の経験・知見を雇用ではなくプロジェクトベースで活用頂くことで、企業の抱える課題の解決、ミッションの達成を支援します。
18,000名以上のプロ人材のリソースから、企業の経営課題・業界・成長フェーズ・社風・経営における理念・思想を鑑み、企業に最適なプロ人材を選出、課題解決プロジェクトチームを組成します。登録している20代から70代のプロ人材は、インタビューを実施し、独自の人材アセスメントにより、スキル・経験・志向性・人物について適正な評価・知見を蓄積しています。2014年設立以来、導入実績は 3,241社/9,365プロジェクトを数えます。(2021年10月末時点)

【プレスリリースに関するお問合せ先】
株式会社サーキュレーション 広報/竹内
TEL: 03-6256-0467
FAX: 03-6256-0476
Email: public_relations@circu.co.jp

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会社概要

株式会社サーキュレーション

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URL
http://www.circu.co.jp
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋⾕区神宮前3-21-5 サーキュレーションビル ForPro
電話番号
03-6256-0467
代表者名
福田 悠
上場
東証グロース
資本金
8億7157万円
設立
2014年01月