キャピタルメディカ、早期発見・認知機能検査『BI-NOU』7月9日サービス開始
50代以上のプレクリニカル期を対象にした本格的な非対面テスト1回990円(税込)、自宅でも受けられる約15分のオンライン検査
株式会社キャピタルメディカ(本社:東京都港区、代表取締役:古川淳)は、7月9日(木)より、早期発見・認知機能検査『BI-NOU』(ビノウ)のサービスを開始します。
『BI-NOU』は東京都健康長寿医療センター鈴木宏幸先生、東京大学大学院薬学系研究科富田泰輔教授に参画いただき共同開発した産学連携によるエビデンスに基づいた認知機能検査です。プレクリニカル期と言われる臨床症状のない50代以上を対象にし、検査はオンラインで実施するため、場所を選ばず検査員の同席も不要です。お一人での実施も可能なことから、心理的負担が少なく検査の継続実施が期待できます。
このようなプレクリニカル期を対象にした本格的な非対面のテストの提供は国内初となります。当サービスを通じて、認知機能の衰えの早期発見および早期予防の重要性についての啓蒙を目指します。
■『BI-NOU』概要
サービス名: BI-NOU(ビノウ)
価格 : 990円(税込) ※個人でご利用の場合
支払い : 各種クレジット払い対応
対象目安 : 50代以上
内容 : ◎15分の認知機能検査
◎認知機能チェック結果レポート
6つの認知機能領域(視空間機能/注意機能/実行機能/記憶機能/言語機能/社会的認知機能)ごとの判定および、アドバイス
ライフスタイルの変化、医療技術の進歩などにより人生100年時代が提言されるなか「カラダの健康」、「ココロの健康」に加えて、「アタマの健康」についても注目していく必要があります。この“3つの健康”に対する社会的要請に対応すべく、キャピタルメディカでは認知症事業を展開しています。2017年より軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)の早期発見テスト及び認知症リスク低減運動プログラム『アタマカラダ!ジム』を高齢者施設向けに提供し、その有用性を「日本認知症学会学術集会」で発表するなど、一定の成果をあげてきました。
一方で、認知機能は10~20年かけて衰えるため、病理学的変化が疑われるが臨床症状のない「プレクリニカル期」での早期発見・早期予防の重要性が高くこの度の『BI-NOU』の開発へと至りました。サービス名の『BI-NOU』(ビノウ)は「美脳、すべての脳は美しい」という思いを込めて名付けました。
■『BI-NOU』開発者について
≪略歴≫
平成20年より東京都老人総合研究所の非常勤研究員として、高齢期における社会参加活動と認知機能の関連に関する研究に従事。同時に、当時の東京都老人医療センターもの忘れ外来にて、受診患者の認知機能評価に携わる。
世界的に広く使用されている軽度認知障害向けの認知機能評価検査Montreal Cognitive Assessmentの日本語版(MoCA-J)を作成。
認知機能評価検査の開発の他に、認知機能低下抑制を目的とした社会参加活動に関する実践的研究に従事。
≪略歴≫
2000年の博士論文で家族性アルツハイマー病の原因遺伝子の変異がアミロイドβ42タンパク質を増殖させる機構を解明し、その後もアルツハイマー病発症予防因子CALM、KLK7の機能を解明するなど、認知症研究のトップランナーの一人。
1997年東京大学薬学系研究科(研究院)助手、2003年同講師、2006年同准教授、2014年同教授に就任し現在に至る。
主な受賞歴:2010年日本認知症学会奨励賞、2011年ベルツ賞2等賞、2013年日本認知症学会賞、2015年長瀬研究振興賞、2018年島津奨励賞
地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター
社会参加と地域保健研究チーム研究員(係長) 鈴木 宏幸 先生コメント
認知機能という言葉は私たちの生活を支えている重要な機能を指しています。その意味を一言で表すならば、「知的な活動を支える脳の機能」と言うことができます。認知機能はその内容によって複数の領域で構成されており、例えば、記憶機能や言語機能、注意機能などがあります。ものを覚えること、言葉を理解すること、複数の事に注意を払うこと、これらが日常生活にとって重要なのは語るまでもありませんが、厄介なことにこれらの機能は目には見えず、血液検査のように簡単に測定するということもできません。この認知機能を何とか分かりやすく数値化しようと作成されているのが認知機能評価検査です。さらに、わずかな変化も敏感にとらえ、かつ自分自身でも実施できるように工夫したのがBI-NOUです。検査の内容が難しくて驚かれるかも知れませんが、自分の認知機能の得意・不得意を知る機会にもなりますので、是非チャレンジしてみてください。
■医療機関およびアカデミア専用サービス『CRAS』(クラス)
医療機関、アカデミア向けのサービス『CRAS』(クラス)も同時に開始。30分のより詳細な認知機能検査の実施、受検者の検査結果を時系列で管理したり、検査結果をPDFでダウンロードするなど検査結果のデータ管理が可能になります。
サービス名の『CRAS』は(Cognition and Response Assessment Scale:認知および反応評価スケール)の頭文字からとっています。オンライン検査のため、対面式の検査に比べてより多くの検査が実施でき、検査員による結果の誤差も生じません。医療機関の脳ドックや健診のオプションとしての導入や、認知症研究を行っているアカデミアでの活用を見込んでいます。
【株式会社キャピタルメディカ】
所在地 : 東京都港区虎ノ門 1 丁目 2-3 虎ノ門清和ビル
事業内容 : 病院の経営・運営支援/医療周辺サービス事業/介護施設の運営
資本金 : 1355.5 百万円(2020 年 2 月現在)
ホームページ: https://capimedi.com/
『BI-NOU』は東京都健康長寿医療センター鈴木宏幸先生、東京大学大学院薬学系研究科富田泰輔教授に参画いただき共同開発した産学連携によるエビデンスに基づいた認知機能検査です。プレクリニカル期と言われる臨床症状のない50代以上を対象にし、検査はオンラインで実施するため、場所を選ばず検査員の同席も不要です。お一人での実施も可能なことから、心理的負担が少なく検査の継続実施が期待できます。
このようなプレクリニカル期を対象にした本格的な非対面のテストの提供は国内初となります。当サービスを通じて、認知機能の衰えの早期発見および早期予防の重要性についての啓蒙を目指します。
『BI-NOU』サービスページURL: https://www.cras.bi-nou.com/
■『BI-NOU』概要
サービス名: BI-NOU(ビノウ)
価格 : 990円(税込) ※個人でご利用の場合
支払い : 各種クレジット払い対応
対象目安 : 50代以上
内容 : ◎15分の認知機能検査
◎認知機能チェック結果レポート
6つの認知機能領域(視空間機能/注意機能/実行機能/記憶機能/言語機能/社会的認知機能)ごとの判定および、アドバイス
ライフスタイルの変化、医療技術の進歩などにより人生100年時代が提言されるなか「カラダの健康」、「ココロの健康」に加えて、「アタマの健康」についても注目していく必要があります。この“3つの健康”に対する社会的要請に対応すべく、キャピタルメディカでは認知症事業を展開しています。2017年より軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)の早期発見テスト及び認知症リスク低減運動プログラム『アタマカラダ!ジム』を高齢者施設向けに提供し、その有用性を「日本認知症学会学術集会」で発表するなど、一定の成果をあげてきました。
一方で、認知機能は10~20年かけて衰えるため、病理学的変化が疑われるが臨床症状のない「プレクリニカル期」での早期発見・早期予防の重要性が高くこの度の『BI-NOU』の開発へと至りました。サービス名の『BI-NOU』(ビノウ)は「美脳、すべての脳は美しい」という思いを込めて名付けました。
認知機能検査は6つの認知機能領域(視空間機能/注意機能/実行機能/記憶機能/言語機能/社会的認知機能)領域の設問がランダムに表示され、認知機能結果チェックシートも領域ごとにA~Dのレベル判定がでます。前回の結果とも比較ができるため、定期的な検査実施による自己管理が可能です。
■『BI-NOU』開発者について
本検査における研究責任者
≪略歴≫
平成20年より東京都老人総合研究所の非常勤研究員として、高齢期における社会参加活動と認知機能の関連に関する研究に従事。同時に、当時の東京都老人医療センターもの忘れ外来にて、受診患者の認知機能評価に携わる。
世界的に広く使用されている軽度認知障害向けの認知機能評価検査Montreal Cognitive Assessmentの日本語版(MoCA-J)を作成。
認知機能評価検査の開発の他に、認知機能低下抑制を目的とした社会参加活動に関する実践的研究に従事。
東京都健康長寿医療センターの研究員として参画
≪略歴≫
2000年の博士論文で家族性アルツハイマー病の原因遺伝子の変異がアミロイドβ42タンパク質を増殖させる機構を解明し、その後もアルツハイマー病発症予防因子CALM、KLK7の機能を解明するなど、認知症研究のトップランナーの一人。
1997年東京大学薬学系研究科(研究院)助手、2003年同講師、2006年同准教授、2014年同教授に就任し現在に至る。
主な受賞歴:2010年日本認知症学会奨励賞、2011年ベルツ賞2等賞、2013年日本認知症学会賞、2015年長瀬研究振興賞、2018年島津奨励賞
地方独立行政法人東京都健康長寿医療センター
社会参加と地域保健研究チーム研究員(係長) 鈴木 宏幸 先生コメント
認知機能という言葉は私たちの生活を支えている重要な機能を指しています。その意味を一言で表すならば、「知的な活動を支える脳の機能」と言うことができます。認知機能はその内容によって複数の領域で構成されており、例えば、記憶機能や言語機能、注意機能などがあります。ものを覚えること、言葉を理解すること、複数の事に注意を払うこと、これらが日常生活にとって重要なのは語るまでもありませんが、厄介なことにこれらの機能は目には見えず、血液検査のように簡単に測定するということもできません。この認知機能を何とか分かりやすく数値化しようと作成されているのが認知機能評価検査です。さらに、わずかな変化も敏感にとらえ、かつ自分自身でも実施できるように工夫したのがBI-NOUです。検査の内容が難しくて驚かれるかも知れませんが、自分の認知機能の得意・不得意を知る機会にもなりますので、是非チャレンジしてみてください。
■医療機関およびアカデミア専用サービス『CRAS』(クラス)
医療機関、アカデミア向けのサービス『CRAS』(クラス)も同時に開始。30分のより詳細な認知機能検査の実施、受検者の検査結果を時系列で管理したり、検査結果をPDFでダウンロードするなど検査結果のデータ管理が可能になります。
サービス名の『CRAS』は(Cognition and Response Assessment Scale:認知および反応評価スケール)の頭文字からとっています。オンライン検査のため、対面式の検査に比べてより多くの検査が実施でき、検査員による結果の誤差も生じません。医療機関の脳ドックや健診のオプションとしての導入や、認知症研究を行っているアカデミアでの活用を見込んでいます。
【株式会社キャピタルメディカ】
所在地 : 東京都港区虎ノ門 1 丁目 2-3 虎ノ門清和ビル
事業内容 : 病院の経営・運営支援/医療周辺サービス事業/介護施設の運営
資本金 : 1355.5 百万円(2020 年 2 月現在)
ホームページ: https://capimedi.com/
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