京都発のカーム・テクノロジー「mui」、ジブンハウスの住宅に標準装備へ

「暮らしに溶け込むテクノロジー」に共感。共創を目的に、業務提携を発表

 最新テクノロジーを用いた家づくり体験を通じて、「自分らしい暮らし」を提案する株式会社ジブンハウス(本社:港区、代表取締役・内堀雄平 、以下ジブンハウス)と、日々の暮らしに溶け込むインターフェースを用いて、人と共存するテクノロジーのあり方を模索するmui Lab株式会社(本社:京都市、代表取締役・大木和典 、以下mui Lab)は2020年10月14日、業務提携を締結したことを発表します。

 デバイスの数が人類の数を超え、デバイスに人間が共有される情報化社会。両社は、情報技術に人間がフォローアップする現状への違和感に対し、「カーム・テクノロジー」の思想から、最新の情報技術を人間と寄り添うように存在させることで、人間がより人間らしく生きられる社会の実現を目指します。

 mui Labが生み出す「mui」は、天気予報や家族との日常的なメッセージなど、家族をゆるやかに繋ぐ情報を表示し操作を可能にする、天然木でできたデジタルパネルです。「mui」は、不使用時はただの木の板に戻り、「暮らし」の環境に溶け込みます。ジブンハウスは今後、「mui」を自社の住宅ラインアップに標準装備していきます。
 両社はこれからも、最先端の技術を「家」や「暮らし」と穏やかに融合させることで、次代を見据えた人々の生き方を提案していきます。

▶VRでジブンハウスの「暮らしの中にあるmui」を体験できます。

URL:https://jibunhouse.jp/vrt/cabin513ca

■現代におけるテクノロジーと暮らしのあり方への違和感 
急速にデジタル化が進む昨今、IoT(Internet of Things)により、パソコンやスマホといった情報端末のみならず、ありとあらゆる製品がデバイスと化しています。その数は現在、ゆうに地球上の総人口を超え、人間がデバイスを共有して利用するのではなく、デバイスが人間をシェアする時代となりました。インターネットに繋がるモノの数の方が、繋がるヒトの数よりも多くなっているのです。

 その中で、我々は必然的に、デバイスによる情報の奔流を受けることになります。身の回りに溢れるデバイスが、絶えず通知を発し、人々の注意を日夜引き続けている情報化社会。現在わたしたち人間は、より良い取捨選択のためにテクノロジーを駆使して情報を収集・管理するのではなく、テクノロジーによって押し付けられる情報を取捨選択して、ストック・管理するだけの状態になってきていると言えます。結果として、人間関係が希薄になったり、目の前の人間よりもデジタル世界を優先してしまうといった弊害が起きています。

 こういったテクノロジーとの関係性は、果たして人間にとって、快適で自然な、理想の状態と言えるのでしょうか。

■ジブンハウスの考える、「自分らしい暮らし」の実現をテクノロジーが支える世界  
 ジブンハウスはこれまで、テクノロジーを駆使することによって、家を買おうとする人々が自分たちの未来の暮らしをイメージしやすくなり、より理想に近い「自分らしい暮らし」を実現できるような、住宅検討・購入のツールやシステムを開発し続けてきました。我々は、テクノロジーによってもたらされる利便性や、テクノロジーの発達で獲得できる質の高い情報で、人々の暮らしをより良くすることを目標としています。

 ジブンハウスの考えるテクノロジーとは、人々がより良い暮らし/よりよい未来を実現させるために、常に人々の暮らしと共存し、ともに成長していくものだと考えます。テクノロジーが先行して人々の生活スタイルを型にはめてしまうのではなく、人々の暮らしや自分らしいあり方を支えてくれる、頼もしい手段としてのテクノロジーの形を、追求していきたいと思っています。


■mui Labの考える、テクノロジーが暮らしに溶け込んだ「無為自然」な世界
 mui Labは、伝統と最新技術が融合する街、京都にて、2017年に創業。テクノロジーが穏やかに人間や自然の中に「佇む」未来を目指し、ユーザーインターフェース/ユーザーエクスペリエンスのデザインと、その実装のための技術開発を行う、スタートアップ企業です。

 mui Labは、デジタルデバイスが我々人間の意識をひくために過剰に主張し、人のウェルビーイング(幸福)に影響を与えている現状を、人間にとって不自然な状態であると考えます。muiの由来は、老子の謂う「無為自然」。テクノロジーが人々の暮らしの中に「作為的でなく、限りなく自然に近い形で」存在することを理想とし、その有り様を「佇まい」としてデザインする事業を行っています。

 テクノロジー・人々の暮らし・自然の三者が、それぞれに調和することをデザインコンセプトの中心に据え、デジタル情報と人との新しい関係性を、デザインと最先端のエンジニアリングを通じて構築するmui Lab。その最大の魅力は、日本人が古くから持つ「侘び寂び」の感性と、1995年より米国で提唱されている、人の無意識に溶け込む穏やかな技術=「カーム・テクノロジー」の思想をリンクさせた、唯一無二のプロダクトを生み出すところだと言えます。
 
 この思想を代表するプロダクト「mui」は、天然木を使った温かみのあるデザインで「家」の中に自然と溶け込み、人々の日々の暮らしを穏やかにサポートするデジタルデバイスです。ジブンハウスは、この「mui」に体現される」ような、テクノロジーと人々の暮らしの関係性に、強く共感しました。

 

■両社の目指す世界観が一致、業務提携へ
 ジブンハウスはハウジングテック会社として、「家」を購入しようとする顧客に対し、最新のテクノロジーによって、顧客の未来の生活を可能な限り見える化することに注力してきました。未来は、出来上がった「家」とともに、その中で暮らす人が日々作り上げていくものといえます。

 ジブンハウスは「mui」との出会いから、日々「家」の中で起こる暮らしの時間の積み重ねへのアプローチができると考えました。「mui」というテクノロジーを「家」に実装することによって、そこに住まう人々が、将来的により一層「家」や「家族」との関係性を作り上げていけるようになると確信しています。そしてそれは、「家族がもっと、家族になれる家づくり。」をコンセプトに掲げるジブンハウスの思想を実現するものといえます。
 
 テクノロジーと人・自然との関わり方について、「mui」を通じて実現させたい両社の世界観が一致し、今回の業務提携に至りました。昨今の目まぐるしい情報化社会から、テクノロジーが人々の暮らしや営みに溶け込む穏やかな世界へと進化させるため、ジブンハウスとmui Labは、今後さまざまな形で共同事業を進めていきます。


■「mui」が「家」の暮らしにもたらす穏やかな情報テクノロジー
 「mui」は、室内のあらゆるスマートホームデバイスを一つにまとめるインターフェースです。
まず注目すべきは、人の五感に配慮した「佇まい」。天然木を使ったシンプルで温かみのあるデザインは、柱や壁の中に「無為」に溶け込みます。使っていないときは表示が消え、まるでそこには何もないかのように見える、穏やかなデザイン。さらに、触れたときの優しい感覚や、通知を知らせる音の心地良さにもこだわっています。

 

 

 

 情報インターフェースとしては、天気予報や家族の大切な予定を確認したり、照明や音楽プレイヤーの操作はもちろん、メッセージの着信が紙飛行機の到着とともに知らされ、距離や時間を超えた家族とのコミュニケーションをより楽しめるような設計がなされています。また、深呼吸を促す機能や、星座を描くように指でなぞるタイマー機能など、京都発のmuiならではの無為な「情報の佇まい」をデザイン、実装しています。

 「mui」を日々使っていくことで、「今」の共有だけでなく、これまでの家族間のコミュニケーションがそこに蓄積されていきます。「mui」のある「家」という場で、家族がいかに過ごしてきたか。今現在、家族がどう過ごしているか。そして、これからの未来をこの家族でどう過ごしていくか。「mui」は、そこに暮らす人々の自分らしさや家族らしさを記憶し、家族間で時間軸を行き来しながら共有することを可能にします。

 それは時に、言葉を介さずとも、季節の移ろいや人の美的感性を、あるがままに伝える「床の間」のように。あるいは、一昨年の五月五日の背比べを記憶する「柱の傷」のように。液晶画面に鮮明に映し出される情報とはまた違う、より日本人の無意識に寄り添うように設計された静かで穏やかなユーザーエクスペリエンスを、「mui」は実現します。

■ジブンハウスの住宅に「mui」標準装備、暮らしとテクノロジーの新たな関係性を築く時代へ
 今回の業務提携を契機として、ジブンハウスでは今後、提供する住宅に「mui」を標準装備し、全国のジブンハウス加盟店で販売してきます。まずは「家」という最小単位のコミュニティ=世界から、「mui」というカーム・テクノロジーを実装することで、そこに暮らす人々の「自分らしい暮らし」の実現、ひいては「家族がもっと家族になれる家づくり」の一助となることを目標にしています。

 ジブンハウスとmui Labは、この業務提携が、人々の暮らしや自然の営みの中に最新のテクノロジーが穏やかに佇む、言い換えれば、テクノロジー・人・自然それぞれがストレスフリーに融和した「無為」の時代の実現へ向けた一歩となることを願っています。

■mui Lab株式会社について
 mui Lab株式会社は、2017年創業の、人とテクノロジーの新しい関係性を考えるスタートアップ企業です。老子の謳う「無為自然」の思想のもと、人間の暮らしの中にテクノロジーが無為に存在する「佇まい」の実現を目指しています。
 
 mui Labのプロダクトは、京都・御所南、老舗の家具屋が立ち並ぶ夷川通り沿いのオフィスにて、エンジニアとデザイナーが京都の伝統とコミュニティに触れながら生み出します。近年急速に進むデジタル化の中で、テクノロジーと人間の関わり方を、いかに作為的ではなく自然な形でデザインできるか。日本人が古くから持つ「侘び寂び」の感覚と、1995年に米国にて提唱された「カーム・テクノロジー(穏やかな技術)」の考え方を融合させることで、人の暮らしに溶け込む唯一無二のテクノロジーを提供していきます。

 詳しい情報は、こちらをご覧ください。
https://mui.jp/

■株式会社ジブンハウスについて
 株式会社ジブンハウスは、AR/VR等のテクノロジーを駆使して、「自分らしい暮らし」の実現を提供する、ハウジングテック企業です。規格住宅の開発・販売を中心として、2016年2月の創業以来、成長を続けています。「家族がもっと家族になれる家づくり」をコンセプトに、スマホでVR物件内覧や見積シミュレーション等ができる、消費者向けの画期的なサービスを展開するだけでなく、全国の加盟店や取引先と提携し、より良い住宅販売のための新しいシステムを開発し続けています。共働き等で実店舗へ足を運ぶ時間がとれない20~30代の「ミレニアル世代」を中心に支持を集めており、加盟店は北海道から沖縄まで、全国に約130社展開しています。

 時代とともに共働き世帯も多くなり、今年に入ってからは新型コロナウイルス感染症の拡大防止を意識した不便な状況が布かれる中、家族が休日を使って住宅展示場を回るといった、従来の家づくりの過程が時間的・物理的に難しくなってきています。忙しい現代人のライフスタイルに合わせた「新しい家の見つけ方・買い方」を見出すことで、全ての人が自分らしい暮らし方を実現できるような、次世代の家づくりを提案しています。
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