マットレスの買い替え、あなたは何年周期? “買い替え後回し問題”と適正サイクルのギャップ
買い替え意識は高まる一方「10年以上使用」も2割超 適正サイクルとのズレが明らかに
寒さが増す冬、ボーナスシーズンを前に寝具の買い替えを検討する人も多い時期です。快眠グッズ紹介サイト「快眠ランド」を運営する「ムーンムーン株式会社」では、全国の男女300名を対象に「マットレスの買い替えサイクル」に関する調査を実施。結果、「3〜5年未満で購入した」が最多だった一方、「10年以上前から使っている」という回答も2割を超えるなど、買い替えの適正サイクルと実際の使用期間にギャップがあることが分かりました。また、約7割がマットレスに何らかの不満を感じているにもかかわらず、「買い替え意向なし」と答えた人が4割を超えるなど、“買い替え後回し問題”が浮き彫りとなっています。
調査背景
ボーナスシーズンは、家電や寝具など高額商品の買い替えが活発になるタイミングです。しかし、マットレスは使用年数が長くても「壊れていないからまだ大丈夫」と後回しにされる傾向があります。マットレスは睡眠姿勢を支える重要なアイテムであり、5〜10年程度での買い替えが理想です。劣化したマットレスを使い続けると、寝姿勢の崩れや体の痛み、睡眠の質の低下にもつながることから、“知らないうちに訪れる買い替えサイン”への理解を促すことを目的とし、今回の調査を行いました。
調査サマリー
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現在のマットレス購入時期は「3〜5年未満」が最多(28.7%)
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適切な買い替えタイミングは「よくわからない」が最多(37.0%)で買い替え基準は不明確
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現在のマットレスに「やや満足している」が約半数も、約3割が「不満あり」
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不満の理由トップはメンテナンスのしづらさが3割を超える
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この冬の買い替え意向は「いいえ」が最多(42.0%)「はい」は2割にとどまる
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購入時の重視ポイントは「寝心地の良さ」(18.7%)と「価格」(16.2%)が上位
※本調査結果を引用・転載する際は、「快眠ランド」のURLを(https://intiinti.com/goodsleep/)を出典として記載してください。
詳細データ
Q1. 現在お使いのマットレスは、何年前に購入しましたか?

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3〜5年未満:28.7%
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10年以上前:20.0%
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5〜7年未満:17.7%
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3年未満:17.0%
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7〜10年未満:12.0%
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覚えていない:4.6%
→ 約半数が5年以上使用。中には10年以上使い続ける層も一定数見られ、適正サイクルを超えて使用している人が多い実態が明らかになりました。
Q2. マットレス買い替えのタイミングとして、適切だと思うのは何年目ですか?

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よくわからない:37.0%
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5年:26.7%
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10年:21.6%
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7年:7.7%
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3年以内:7.0%
→ 4割近くが「よくわからない」と回答。「5年」「10年」といった回答が拮抗している点からも、マットレスの耐用年数を意識している人は少なく、「寿命を考えたことがない」「使えるうちはそのまま」という層が大半を占めていると見られます。
Q3. 現在使用中のマットレスに満足していますか?

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やや満足している:50.3%
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不満がある:27.4%
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満足している:19.0%
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大きく不満がある:3.3%
→ 満足層が約7割を占める一方で、3人に1人は何らかの不満を抱えていることが判明。合わないマットレスの使用による体への違和感を感じながらも、買い替えに踏み切れていない層が多いと考えられます。
Q4. 現在のマットレスで不満を感じる理由を教えてください

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手入れや洗濯がしづらい:15.5%
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重くて干したり動かしたりしづらい:15.5%
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長年使いすぎて劣化を感じる:11.8%
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カビやダニが気になる:11.0%
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不満は感じていない:8.1%
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その他:37.9%(肩や腰に負担がかかる:9.6%、へたりが早い:9.5%、寝心地が悪い:8.8% 等)
→ 不満の理由として「手入れや洗濯のしづらさ」「重くて動かしにくい」など、メンテナンス面の負担が挙げられています。「扱いにくさ」が不満の中心である一方で、清潔・軽量・メンテナンス性の高さが今後の買い替え時に重視される傾向を示唆しています。
Q5. この冬、マットレスを買い替えたいと思いますか?

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いいえ:42.0%
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どちらともいえない:34.7%
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はい:23.3%
→ 約6割以上が「買い替えを予定していない」もしくは「迷っている」と回答。不満を抱えつつも行動に移せない、“買い替え後回し層”の存在が明確になりました。
Q6. マットレスを購入する際に重視したいポイントは?

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寝心地の良さ:18.7%
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価格:16.2%
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身体への負担の少なさ:13.8%
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耐久性(へたりにくさ):12.2%
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通気性・蒸れにくさ:8.2%
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その他:30.9%(メンテナンス性:7.9%、素材:7.6%、ブランド・メーカーの信頼性:4.4% 等)
→ 購入時の最重要ポイントは「寝心地」と「価格」が拮抗。快適さとコスパを両立させたい消費者心理が表れています。「身体への負担の少なさ」や「耐久性」も上位に入り、価格だけでなく“長く快適に使える品質”を求める層が増えていることも特徴的です。
調査結果のまとめ
今回の調査では、マットレスの「買い替え目安」を明確に理解している人が少なく、5〜10年が推奨サイクルであるにもかかわらず、実際は10年以上使い続ける層も多いことがわかりました。一方で、不満の多くはメンテナンス性や劣化、衛生面に関するものが多く挙げられています。寝心地や健康への影響を感じながらも、「まだ使えるから」と買い替えを先送りにしている実態が浮かび上がりました。
ボーナス時期の今こそ、改めてマットレスの状態を見直し、快適な睡眠環境のための“適正買い替え”を検討するタイミングといえるでしょう。
快眠ランド運営者のコメント
運営者:竹田 浩一のコメント

マットレスは毎日使うアイテムだからこそ、劣化のサインに気づきにくいものです。「寝起きに体が重い」「腰や肩が痛い」と感じたら、買い替えのサインかもしれません。最近は高機能でリーズナブルなマットレスも増えており、性能面でも進化しています。通気性や体圧分散、抗菌・防ダニ機能など、快眠をサポートする機能が格段に向上しており、ライフスタイルに合った選択肢も豊富です。快眠ランドでは、こうした“買い替えのきっかけ”を見逃さないための情報を発信し、一人ひとりが快適な睡眠を取り戻せるようサポートしてまいります。
調査概要
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調査期間:2025年11月6日〜11月7日
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調査対象:全国20代~70代の男女300名
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調査方法:インターネット調査
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実施機関:快眠ランド
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