シンポジウム「世界の神保町をめざす "知のプラネタリウム"の発信」を開催
東京文化資源会議(会長:吉見俊哉)は、2024年6月26日(水)午後6時~8時に、日本出版クラブ(東京都千代田区神田神保町1-32)にて、シンポジウム「世界の神保町をめざす "知のプラネタリウム"の発信」を開催します。
出版の街として定着している神保町の可能性を発展的に見直し、日本の豊かな出版文化を世界にアピールしていく拠点としての役割を論じます。また神保町の活性化に関わる諸団体が協力して今後取り組んでいく出発点とします。
■ 開催概要
タイトル:世界の神保町を目指すー“知のプラネタリウム”の発信
日 時:2024年6月26日(水)午後6時~8時(開場は開始30分前)
場 所:日本出版クラブ 4階会議室(東京都千代田区神田神保町1-32)
参加申込:一般公開 参加費無料(定員200名)
※Peatixより、事前登録が必要です。定員に達し次第、締め切ります。
https://peatix.com/event/3965639/
■タイムスケジュール
(1) 主催者挨拶:吉見俊哉 東京文化資源会議会長(5分) 18:00-18:05
(2) 基調報告:活字文化議員連盟で調整中(20分) 18:05-18:25
(3) 報告「神保町の現在と課題」植村八潮 専修大学教授(20分) 18:25-18:45
(4) パネルディスカッション「日本の出版文化を世界に ― 神保町の可能性」(70分)18:45-19:55
(5) 閉会挨拶:笠浩史 (活字文化議員連盟事務局長・衆議院議員)(5分)19:55-20:00
■パネリスト(50音順)
浅田次郎(作家)
1951年東京生まれ。『鉄道員(ぽっぽや)』(直木賞)、『壬生義士伝』(柴田錬三郎賞)、『お腹召しませ』(中央公論文芸賞・司馬遼太郎賞)、『中原の虹』(吉川英治文学賞)、『終わらざる夏』(毎日出版文化賞)、『帰郷』(大佛次郎賞)、『蒼穹の昴』『プリズンホテル』シリーズなど、多彩な作風で読者を魅了し続けている。2015年紫綬褒章受章、2019年菊池寛賞、2020年日本歴史時代作家協会功労賞受賞。日本ペンクラブ第16代会長。近著は『兵諫』、『母の待つ里』。
植村八潮(専修大学教授:司会)
博士(コミュニケーション学)・日本図書館協会常務理事。東京電機大学出版局長を経て、2012年より専修大学文学部教授、現在に至る。専門は出版学で日本の電子書籍・電子図書館の研究・普及・国際標準化に長らく携わってきた。最近では,読書バリアフリーに取り組んでいる。近著に『電子図書館・電子書籍サービス調査報告2023:誰もが利用できる読書環境をめざして』(共編著、樹村房)
纐纈くり (大屋書房店主)
江戸時代の和本と浮世絵、古地図を専門とする神田神保町の古書店「大屋書房」(明治15年創業)の4代目店主。江戸明治期の妖怪資料を蒐めた『妖怪カタログ壱・弐』(大屋書房)を刊行。季刊『怪』(KADOKAWA)や『別冊太陽』(平凡社)などで妖怪についてのコラムを執筆。国際浮世絵学会常任理事、公益財団法人アダチ伝統木版画技術文化財団評議員。
西村幸夫 (國學院大学観光まちづくり学部学部長・神田学会会長)
東京大学名誉教授。東京大学助教授、同教授等を経て、2022年4月より現職。専門は都市計画。工学博士。近著に『都市から学んだ10のこと』(学芸出版社、2019年)、『県都物語』(有斐閣、2018年)など。千代田区景観まちづくり審議会会長、神田学会理事長などを務める。前日本イコモス国内委員会委員長。
廣野眞一 (集英社社長)
1956年生まれ、大阪府出身。早稲田大学卒業後、集英社に入社。広告部、宣伝部、広報室、コンテンツ事業部などに勤務し、雑誌・書籍・コミックスのプロモーションや、「週刊少年ジャンプ展」などのイベント企画・運営を手掛ける。2020年より株式会社集英社代表取締役社長。
主 催:東京文化資源会議
共 催:神保町文化発信会議(下記団体が参加し、6月4日に発足予定)(以下50音順)
活字文化議員連盟、出版文化産業振興財団(JPIC)、東京文化資源会議、本の街・神保町を元気にする会、文字・活字文化推進機構、読売新聞社
後 援:活字文化推進会議、千代田区
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