「タマディック健康経営研究所」を発足 健康経営の実態が数字でわかるインフォグラフィックスを公開
生産性が5年間で124%に、若手新入社員の約半数が入社後に健康意識改善
株式会社タマディック(本社:東京都新宿区/愛知県名古屋市、英文社名:TAMADIC Co. Ltd.)は、「All for Well Engineer Life*」をコンセプトに掲げた新オフィスを2026年に稼働開始することを背景に、エンジニアがよりよく働ける環境づくりを追求する健康経営®の取り組みの一環として、「タマディック健康経営研究所」を発足いたしました。本研究所では、新しい働き方やウェルビーイングの観点から健康経営をとらえ、社内外に向けた情報発信や知見創出を進める予定です。これらの活動を通じて、弊社は日本の社会、特にエンジニアリング業界を中心に健康経営の意識向上や浸透を目指してまいります。
同時に、健康経営に関する社内意識調査の結果や、社員の健康データ・施策実績を具体的な数字でまとめたインフォグラフィックスを公開いたしました。本資料では、過去5年間で生産性(1人あたりの売上)が約24%向上したことなど、健康経営が社員の健康増進だけでなく、企業成長にも大きく寄与している実態を公開しています。

■「タマディック健康経営研究所」を発足
弊社は2017年より「株式会社タマディック健康宣言」を制定し、2021年よりインセンティブ(目標達成祝金)を用いた健康増進プログラム「健康チャレンジ!」を継続するなど、新しい働き方やウェルビーイングの観点から健康経営を積極的に推進してまいりました。さらに今年度からは、「All for Well Engineer Life」をコンセプトにした新オフィスの2026年度稼働開始に向けて、総合エンジニアリング企業として健康経営により一層重点的に取り組んでおります。この度弊社は、これらの健康経営の取り組みや成果を調査し、社内外に発信するべく「タマディック健康経営研究所」を発足しました。
■インフォグラフィックスを公開
「タマディック健康経営研究所」の第一弾の活動として、インフォグラフィックスを公開いたします。本資料では、「オフィスサウナ」、「健康チャレンジ!」、「健康診断・二次健診の推進」、「4人の保健師」の4つのポイントから、弊社が推進する健康経営施策を実績データとともに紹介しています。

□健康経営の実績
2017年度より取り組んでいる健康経営の実績として、生産性(1人あたりの売上)が過去5年で約24%向上したことや、2023年度に売上(173億円)と健康社員率*(26.6%)において両者ともに過去最高数値を達成したことが挙げられ、健康経営が社員の健康増進のみならず、企業の成長にも貢献していることが示唆されます。また、経済産業省・日本健康会議が選ぶ「健康経営優良法人2024」中小規模法人部門において3年連続で「ブライト500」のトップ層となる上位50位以内に3年連続で認定されており、社外からの評価も得られています。
*健康社員率:定期健康診断において「異常なし」または「軽度異常判定」の判定を受けた社員の割合

□日本初!駐日フィンランド大使認定「オフィスサウナ」
世界的建築家・坂茂氏が設計し、2021年11月に竣工したタマディック名古屋ビルの8階には、日本で初めて駐日フィンランド大使に認定されたオフィスサウナ「LUOVA SAUNA(ルオバ・サウナ)」が設置されています。
今回実施した調査では、社員の3割強(31.0%)、特に所内勤務の社員では約6割(59.0%)にサウナの利用経験があり、2024年度1年間でのべ706人が利用していることが分かりました。また、利用者のうち4割弱(37.9%)が「サウナ利用を通じて他社員とのコミュニケーションが増えた」と回答し、さらにおよそ4人に1人(23.5%)が「業務に役立つ新たな発見や刺激を得られた」と回答しました。取引先とともに利用する社員もおり、オフィスサウナが社内交流やリフレッシュのためのみならず、業務の円滑化やイノベーション促進、社外交流にも効果があることが明らかになりました。

□4年で2,000万円超の祝金「健康チャレンジ!」
弊社は2021年度から禁煙や健康的な減量、健康的な生活習慣の維持に成功した社員に祝金を支給する健康増進プログラム「健康チャレンジ!」を実施しています(前身となる「禁煙チャレンジ」は2019年より開始)。2025年現在は、健康診断判定コース、ボディメイクコース、禁煙コース、歩数コース、睡眠コースの5コースを実施しており、2021〜 2024年度の4年間で祝金支払総額は2,000万円にのぼります。特に、体重と腹囲の減少を目的とするボディメイクコースの参加層においては肥満率が5年間で21.2ポイント減少しており、「健康チャレンジ!」施策が社員の健康増進に大きく寄与していることが分かります。さらに、生活習慣病関連の医療費が5年間でマイナス伸び率となっており※、医療費削減にも貢献できています。
また、2025年度の「健康チャレンジ!」の参加率は65.6%と6割を超え、開始当初の2021年度の参加率である19.8%と比較して、より多くの社員の健康意識が高まっていることが分かります。
※被扶養者も含む


□10年で23倍の受診率「健康診断・二次健診の推進」
弊社では定期健康診断受診率100%、二次健診受診率70%以上の目標を掲げ、定期健康診断受診率について100%を継続しています。二次健診受診率については81.4%(2024年)となり、2014年の二次健診受診率である3.6%から10年間で約23倍の受診率を記録しています。また、弊社では定期健康診断の総合判定において”異常なし”または”軽度異常判定”の社員割合を「健康社員率」と定義し、27.0%を目標に掲げ、年間を通して健康施策に取り組んでいます。

□充実のサポート体制を実現する「4人の保健師」
弊社では従業員1200人規模に対して産業保健師を4人配置しています。これは一般的な配置基準である1000人あたり1〜2人を大きく上回っており、「健康チャレンジ!」の推進と周知をはじめ、社員の健康増進をサポートする充実の体制を実現しています。

■「健康経営に関する意識調査」を社内で実施
さらに、タマディック健康経営研究所はインフォグラフィックスの公開に先立ち、社内で健康経営に関する意識調査を実施いたしました。(有効回答数:1044件)

□8割以上が健康経営を認知、6割以上が「上司や職場が健康増進を推奨」
調査では、社員のうち83.9%が「タマディックの健康経営」を認知し、64.1%が「上司や職場が社員の健康増進の取り組みを推奨している」と回答。健康経営の考えが組織全体に浸透しつつあることが明らかになりました。「健康チャレンジ!」の参加率向上や肥満率の減少を踏まえ、これからも健康経営の社内認知の拡大や環境構築を目指してまいります。
□全体の約4割が「入社後に健康意識向上」、約6割が「健康経営に取り組んでいる会社は魅力的」
さらに、40.1%の社員が「タマディックに入社してから自分の健康意識が高まった」と回答。特に、25歳未満の社員においては50.0%が「健康意識が高まった」と回答しており、若手新入社員においても健康経営施策が浸透していることが示唆されます。また、60.8%の社員が「働く会社を決める際に健康経営に取り組んでいる会社は魅力的に映る」と回答しており、健康経営が採用や人材定着に好影響を与えていることが示唆されます。
■今後の予定
タマディックは、2026年春に坂茂氏設計の新オフィス「豊田オフィス Mobius Park」「一宮オフィス Robo Lab.」を竣工予定です。新オフィスではコンセプトに「All for Well Engineer Life すべては、良いエンジニア人生のために。」を掲げており、自動車事業部の新たな拠点「豊田オフィス Mobius Park」では、オフィスサウナのほか、子ども連れでも出勤が可能なエリアの設置も予定されています。また、「タマディック健康経営研究所」の取り組みとして、引き続き社内の健康経営に関する情報を発信していくほか、外部調査や産学連携も計画しております。
タマディックは、社員の健康と企業成長を両立し、総合エンジニアリング業界の健康経営をリードする存在として、さらに健康経営を推進してまいります。
※「健康経営®」は、NPO法人健康経営研究会の登録商標です。
*「All for Well Engineer Life すべては「良いエンジニア人生」のために。」は2026年に新設されるタマディック豊田オフィス Mobius Park、一宮オフィス Robo Lab.のオフィスコンセプトです。タマディックはこのコンセプトに沿ったよりよいエンジニアの働き方を実現していくために、これまで以上に健康経営に力を入れて取り組むとともに、企業のウェルビーイングを向上させるさまざまな取り組みを行なってまいります。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
