【三浦工業株式会社】さらに進化を遂げたハイスペック・コンパクトRO装置「MRO-Cシリーズ」新発売
産業用ボイラのトップメーカーである三浦工業株式会社(本社:愛媛県松山市、社長:宮内大介)は、この度、「RO装置 MRO-Cシリーズ」(以下、本製品)を開発し、4月より販売を開始します。
RO装置は、水中に溶解したイオンや不純物を90%以上除去する性質を持つRO膜を利用した脱イオン処理により、高純度の水を製造する装置です。電子機器や精密部品・薬品・化粧品などの洗浄用水・製造用水、またボイラ給水の水質改善といった用途にご利用いただけます。
従来のMRO-B型は、お客様に安定した水質と水量を供給し、省エネ・省水を追及した環境にやさしい商品で、多くのお客様にご愛顧いただいております。
本製品は従来型同様、お客様に安定した水質と水量を供給することはもちろん、弊社の技術で生まれた新たな2つのフィードバック制御でさらに大幅な省エネ・省水が実現しました。また、全自動水質監視装置カラーメトリ(CMU) (以下、CMU)を用いて、効率よく水質管理を行います。
【製品の特長】
1.定流量フィードバック制御で処理水を一定制御
弊社のRO装置は水温の影響を受けずに所定流量を供給できる「定流量フィードバック制御」を採用しております。水の粘性が上がる冬場でも流量を低下させないため、蒸気等で温める給水加温や、水量低下を見越した装置選定が不要です。
2.<新採用> 給水圧力フィドバック制御で原水圧力を有効利用
本製品では原水圧力を有効利用できる「給水圧力フィードバック制御」を新たに採用しております。従来型では原水圧力を減圧し、常に一定圧力で給水する必要がありました。本製品では装置の運転条件に応じて給水圧力を自動調整することで、RO装置のポンプの消費電力をより抑え、従来型に比べて年間平均30%の省エネ※が実現しました。(※原水圧力0.3MPaの場合)
3. <新採用> 排水量フィードバック制御で排水量の更なる抑制
本製品では水温に応じて回収率を1%刻みで制御できる「排水量フィードバック制御」を新たに採用しております。水温で変化するRO装置の許容回収率に対し、より多段階に追従させることで、従来型に比べて年間平均10%の省水が実現しました。
4. CMUとの連携制御、純水システムの水管理省力化
CMUは独自のカラーセンシングで水質を自動監視します。CMU-324S(シリカ)、CMU-324H(硬度)は本製品と直接連携させることにより、最適なRO回収率制御やRO膜のスケールリスクを低減することができます。また、すでに発表しておりますキャリブレーションフリー全自動pH監視装置CMU-324PH(pH)も含め、純水システムでの水管理を大幅に省力化できます。
※カラーメトリpH用は、2019年4月発売 ⇒ http://www.miuraz.co.jp/info/newsrelease/2019/02/04/1000.html
本装置は処理水量毎時1000LのMRO-1000CGから同6000Lの6000CGまでの6機となります。
それ以上の容量については複数台設置にて対応可能です。
【販売機種】
MRO-1000CG、MRO-2000CG、MRO-3000CG、MRO-4000CG、MRO-5000CG、MRO-6000CG
【販売目標台数】
100台/年
以上
<三浦工業株式会社の会社概要>
■社名:三浦工業株式会社(http://www.miuraz.co.jp/)
■事業内容:小型貫流ボイラ・舶用ボイラ・排ガスボイラ・水処理装置・食品機器・滅菌器・薬品等の製造販売、メンテナンス、環境計量証明業 等
■本社:愛媛県松山市堀江町7番地 〒799‐2696
■設立:1959年5月1日
■代表者:代表取締役 社長執行役員 CEO 宮内 大介
■資本金:95億4400万円(2018年3月31日現在)
■従業員数:単独3,031名、連結5,495名、グループ5,552名(うち海外1,567名) (正社員・準社員のみ)※ 2018年3月31日現在
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザーログイン既に登録済みの方はこちら
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像
- 種類
- その他
- ビジネスカテゴリ
- 電気・ガス・資源・エネルギー環境・エコ・リサイクル
- ダウンロード