ICMG共創ファンド、インドのアーユルヴェーダEコマース NirogStreetへUAEのCE Venturesと同シリーズにて出資
NirogStreetは、コミュニティ型ECプラットフォームを構築しており、様々なステークホルダーによるアーユルヴェーダの活用が促進されるよう、プラットフォーム上で主に4つの機能を提供しています。1つは、医師向けのソーシャルメディアプラットフォームであり、アーユルヴェーダ医師間でのナレッジ共有や、診療に関する相談が行われる医師向けのコミュニティとなっています。2つ目は、公式クリニック認証機能であり、販売実績を有するNirogStreetから、信頼できるアーユルヴェーダクリニックであるという認証を提供することで、クリニックのブランディングとNirogStreetのプラットフォーム拡大を両立させています。3つ目は、テクノロジーを活用した診療サービスであり、プラットフォームでのクリニックの一括検索や、医師とのオンライン診療など、効率化な医療提供体制が敷かれています。4つ目は、独自のサプライチェーンの構築であり、アーユルヴェーダ製薬事業者に対して、プラットフォーム上の医師とのネットワークを提供することで、NirogStreetを中心としたアーユルヴェーダのサプライチェーンを構築しています。こうした機能の提供を通じて、インドでアーユルヴェーダプラットフォーマーとしての地位を確立しています。
本投資の意義は、全ての人々に適切な医療と福祉を提供する動きを加速させることにあります。アーユルヴェーダは西洋医薬と比較して安価であることから、インド国内では中低所得者層が主要な利用者となっています。一方で、デジタルの活用が遅れていたために、必要としている人へ提供しきれていない課題も抱えていました。そこで、本業界でのデジタル化を浸透させることで、そうした人々に適切なタイミングで、信頼できる医師から、適切な診療と薬を提供していくという、医療へのアクセスの拡大に繋がります。さらには、そうしたアクセス拡大により、人々の健康が促進され、新興国の生産性拡大・経済活性化に繋がることから、新たな社会インフラを構築するという意義も持ち合わせています。
今後、ICMGグループは、日本の大企業とのネットワークを活用して、日本及びインドにおけるNirogStreetの事業拡大を通じて、アーユルヴェーダによる従来の医療オプションの幅をさらに拡げ、より各人に合った医療サービスを提供できる社会の構築に貢献していきます。
【NirogStreetについて】
NirogStreetは、新たなアーユルヴェーダのエコシステムを構築すべく2016年6月に設立されました。NirogStreetのソリューションにより、人々はプラットフォームを介して、世界中のアーユルヴェーダ医師にアクセスできるようになります。また、世界的なトレンドとして人々の健康意識が急速に高まっていることを踏まえ、アーユルヴェーダ等のホリスティックヒーリングへの需要が高まってきており、そうしたトレンドに則したNirogStreetのコミュニティファースト型のアプローチが注目され始めています。NirogStreetは、引き続きプラットフォームを起点とした、ステークホルダーの幅広いネットワークを活用し、社会福祉とWellbeingを促進していきます。
URL:https://nirogstreet.com/
【ICMGグループについて】
ICMGグループは創業以来、日本だけでなくシンガポールやシリコンバレーをベースに日本大企業やスタートアップ、官公庁とプロジェクトを行ってきました。直近では、東京電力及び中部電力と共同で、東南アジアにおける再生可能エネルギーの投資を実行、国連UNDPとのSDGsイノベーション分野における戦略提携、愛知県のスマートサステナブルシティプロジェクト等、国内だけでなく海外でもプロジェクトを推進しております。今回のICMG共創ファンドでは、社会課題を解決するベンチャー企業に迅速に成長資金とICMGの有する日本大企業のパートナーネットワークを提供することで、持続可能な未来の創造を目指しております。
URL:https://www.icmg.co.jp/partners/
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