製品内部のわずかな空気の漏れも塞ぎ、さらに空気清浄性能を高めたDyson Purifier シリーズ 新登場
ダイソン株式会社(東京都千代田区:代表取締役 ロイック レトレ、以下ダイソン)は、厳格な基準を持つ欧州規格HEPA H13フィルターを搭載し、微細な粒子を漏らす原因となる製品内部の隙間を徹底的に塞ぐことで、空気清浄性能をさらに高めたDyson Purifier シリーズから、1台で空気清浄機、扇風機、ヒーターの3役として使用できる「Dyson Purifier Hot+Cool™空気清浄ファンヒーター」と、1台で空気清浄機、扇風機の2役として使用できる「Dyson Purifier CoolTM空気清浄ファン」を発表しました。「Dyson Purifier Cool™空気清浄ファン」は5月12日から、「Dyson Purifier Hot+Cool™空気清浄ファンヒーター」は、5月26日からダイソン直営店、ダイソン公式オンラインストア、ダイソンお客様相談室や各家電量販店で順次販売します。
一般的に空気清浄機は、製品の組み合わせ部分に隙間があり、高性能なフィルターを搭載していても、フィルターを通過せず、製品の隙間から汚れた空気を漏らしてしまう場合があります。ダイソンのエンジニアたちは、わずかな微粒子も漏らさないために、気流の経路を分析。構造を再設計し、隙間を塞ぐことで、製品内部を密閉することに成功しました。さらに、厳格な基準を設けている欧州規格HEPA H13フィルターを組み合わせることで、PM 0.1レベルの微細な粒子を99.95%閉じ込め*¹、有害なガス・ニオイまでも除去*²します。花粉や、ハウスダスト、ウイルス*³を捕らえます。また、「Dyson Purifier CoolTM空気清浄ファン」は、気流経路を改善したことにより、運転音を前モデルと比べて最大20%低減*4しています。
ダイソンの空調家電カテゴリー ヴァイスプレジデントのアレックス ノックスは次のように述べています。
「ダイソンが設計したのは、汚染物質を正確かつ着実に検知・捕集する製品です。パンデミックの影響を受け、私たちの生活空間における空気について世界的に意識が高まる中、イノベーションとテクノロジーによって、清浄された空気を提供するというダイソンの取り組みは、私たちが果たす使命です」
室内の問題でもある空気の汚れ
私たちは1日に最大9,000リットルに及ぶ空気を取り込んでいます*⁵。外出自粛により、自宅が仕事や運動をする場にもなった昨今、日常生活のあらゆる場面で私たちが呼吸する空気について意識することが大切です。家の中では、ペットや植物、内装材、芳香剤のスプレーなど、さまざまなものが有害となりえる微細な粒子やガスを放出するおそれがあります。調理によってNO₂(二酸化窒素)などの有害ガスや、ニオイが放出され、芳香剤のスプレーや家庭用洗剤に含まれる一部の化学物質は、ベンゼンなどのVOC(揮発性有機化合物)を空気中に放出することがあります。
製品の隙間を密閉し、欧州規格HEPA H13フィルターを搭載*¹
新しいダイソンの空気清浄機は、製品からの空気の漏れをなくすため、現行品の構造をくまなく分析。24か所あったわずかな隙間を高い圧力で密閉し、厳格な基準を設けている欧州規格HEPA H13フィルター*¹を組み合わせることで、PM 0.1レベルの微細な粒子を99.95%閉じ込め*¹、有害なガス・ニオイまでも除去*²します。花粉や、ハウスダスト、ウイルス*³を捕らえます。
運転音を最大20%低減した音響設計 *⁴
ダイソン マレーシア開発センターの音響室で、テストと設計を繰り返し、運転音の改善に取り組みました。製品から空気が出る開口部を広げることで、空気と製品表面の摩擦が抑えられ、空気清浄性能を維持しながら、前モデルと比べて運転音を最大20%低減*⁴することに成功しました。
パワフルな循環力を生み出すAir Multiplier™テクノロジー
Air Multiplier™テクノロジーにより、部屋全体の空気を清浄します。*⁶ダイソンの空気清浄機には、気流を増幅させる独自設計の送風口が設置されています。これにより、遠くにある空気の汚れまでも引き寄せる循環力で、部屋全体の空気を清浄します。*⁶
実際の住宅環境での機能を考慮した設計
ダイソンの空気清浄機は、実際の住宅環境で機能するように設計されています。そのためダイソンでは、27㎡の広いリビングルームを想定したポーラー(POLAR)テストという試験法を考案しました。かくはん機を設置せず、9か所のセンサーで部屋中の空気の状態についてデータを継続的に収集し、部屋のすみずみまで清浄できているかをテストします。
――――――――――――
*1 欧州規格EN1822に準拠し、2020年に実施した、0.1µmの粒子を使い最大風量にて行ったフィルター性能
自社試験結果。自社規格TM-100583に準拠し、0.1µmの粒子を使い最大風量にて行った実機の清浄能力を
測定した試験結果。このフィルターでは0.1μm未満の微小粒子状物質については、 除去の確認ができてい
ません。また、空気中の有害物質のすべてを除去できるものではありません。PM 0.1とは0.1μmの大きさ
の微小粒子状物質です。
*2 自社および第三者機関[CHEARI(中国)]が実施した酢酸、アセトアルデヒド、アンモニア[(社)日本
電機工業会規格(JEM1467)]、ホルムアルデヒド、ベンゼン[中国標準規格(GB/T18801)]、NO₂
[自社規格(DTM-003282)]の測定試験結果(括弧内は準拠した規格を示します)。実際の使用状況に
より除去率が異なります。前記以外の有害ガスについては確認していません。
*3 試験機関:(一財)北里環境科学センター。試験方法:25m³の試験空間で日本電機工業会規格(JEM1467)
の性能評価試験 にて実施。対象:浮遊したウイルス。試験機:HP07、TP07(最大風量時)。
試験結果:45分後(HP07)および28分後(TP07)に99%捕集。 試験報告書:北生発2020_0561号。
*4 実感音 SONE(ソーン)値による、TP07: 約5.55 SONEと当社従来品TP04: 約6.95 SONEとの比較。
国際標準規格(IEC-60704)に準じた自社基準に基づき自社で測定。最大風量時。音圧レベルはそれぞれ
TP07(47.4dB)とTP04(50.4dB)になります。
[SONEとは、騒音レベルを表す単位dBに対して、 実際に耳に聞こえる音の大きさ(実感音)を表す単位。]
*5 Lungs, Science & innovation, National Geographic,
https://www.nationalgeographic.com/science/health-and-human-body/human-body/lungs/
*6 空気清浄機能は自社規格DTM801に準拠し、空気を送り出す自社試験、および自社規格TM-003711に
準拠し、81m3の空間で空気清浄能力を測定した自社試験結果。
ヒーター機能は自社規格DTM961に準拠し、35m3の空間を暖める能力を測定した自社試験結果。
――――――――――――
ダイソンについて
・ダイソンはグローバルなテクノロジー企業として、英国、マレーシア、シンガポール、フィリピンでエンジニア
リングおよび試験業務を行っています。ダイソンは、約6,000名のエンジニアと科学者を含む14,000名超える
社員を世界中で直接雇用しています。
・2020年11月にダイソンは、2025年までに製品ポートフォリオを倍増すると同時に複数のまったく新しい分野へ
の参入拡大の予定を発表しました。これに伴い今後5年間で新たなテクノロジー研究開発に27億5,000万ポンド
(約3,766億円*)を投資する計画しています。この投資は、主にシンガポール、英国、フィリピンの拠点を対
象とするもので、これを支えるソフトウェア、機械学習、ロボット工学などの分野でのエンジニアや科学者の増
員計画が含まれます。 *1ポンド=137円換
Newsroomについて
Newsroomでは、製品開発秘話など、製品にまつわる周辺情報を公開しています。
https://www.dyson.co.jp/community/news.aspx
――――――――――――
*7 首振り機能オフ時。
*8 (社)日本電機工業会規格(JEM1467)に基づき算出。
*9 自社基準に基づき算出。
*10 50mm断熱材あり/断熱材なしの目安。(社)日本電機工業会規格に基づき、
1畳=1.65m2として算出。
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像