サプライチェーンリスク管理サービス「Resilire」、経産省主導でグローバルにデータ連携基盤の構築を目指す「ウラノス・エコシステム」に準拠
サプライチェーン構造とリスクの可視化でものづくりの強靭化に貢献
当社は、サプライチェーンの可視化、国内外のリスク検知、有事の際の影響調査の機能を搭載したサプライチェーンリスク管理SaaS「Resilire」を提供しています。しかし、より強靭なサプライチェーン構築のためには、企業を跨いだ横断的なサプライチェーン情報の連携が必要になると考えています。
そこで当社は今後、複数企業のサプライチェーン情報を連携・統合しデータの利活用が可能なサプライチェーンの連携基盤構築を進めてまいります。
なお、連携基盤の構築にあたっては、経産省の「ウラノス・エコシステム」のガイドラインに準拠し、データの利活用に関する基本的な設計要件やルールを定めることで、企業間のデータ連携を安全かつ効率的に進めていく考えです。
この新たに構築するサプライチェーン連携基盤により、データを共有しやすい環境を提供することで、参加企業間の情報の透明性を高め、全体としてのリスク低減と迅速な意思決定を支援します。また、様々なサプライチェーン関連サービスとも連携し、より包括的なソリューションを企業に提供することを可能とし、強靭なサプライチェーン構築の実現に貢献してまいります。
■経済産業省「ウラノス・エコシステム」について
「ウラノス・エコシステム」とは、人手不足や災害激甚化、脱炭素への対応といった社会課題を解決しながら、イノベーションを起こして経済成長を実現するため、企業や業界、国境を跨ぐ横断的なデータ共有やシステム連携の仕組み構築に向けた取り組みのことです。
・Ouranos Ecosystem(ウラノス・エコシステム)
https://www.meti.go.jp/policy/mono_info_service/digital_architecture/ouranos.html
「ウラノス・エコシステム」のプロジェクトにおいて、「サプライチェーンデータ連携基盤」に関する取り組みは、蓄電池・自動車を先行事例に、2023年度にガイドラインのα版が発行され、連携基盤の構想設計に関して、2024年5月に発表されたβ版はでシステムの詳細機能やシステム間インタフェースの具体化が行われました。
次に発表が予定されている、Ver1.0にて他分野への展開を見据えたガイドラインが発行される予定となっております。
・サプライチェーン上のデータ連携の仕組みに関するガイドライン(蓄電池CFP・DD関係)
https://www.ipa.go.jp/digital/architecture/guidelines/scdata-guidline.html
■採用拡大について
より多くの企業にResilireの価値を届けるため、今回の新たなサプライチェーン基盤構築やマルチプロダクト展開を実現するための組織づくりを進めており、採用活動を加速しています。
◎創業の経緯、業界を取り巻く課題や当社の取り組みについては、こちらの記事をご覧ください。
記事:https://industry-co-creation.com/catapult/99854
◎採用情報
https://recruit.resilire.jp/
Resilire(レジリア)について
株式会社Resilireはサプライチェーン管理サービス「Resilire(レジリア)」を開発・運営しております。
多くの製造業では、サプライチェーンがブラックボックス化しています。とくに、直接取引をしていない上流のサプライヤーの情報を取得するのは難しく、これが安定供給の大きな障壁となっています。
「Resilire」は、一次取引先のリスク管理にとどまらず、その更なる取引先(二次以降の取引先)の情報を連携し、サプライチェーン全体を見える化します。
私たちは、サプライチェーンの可視化を進めるクラウドサービスにより、お客様の安定供給体制の構築を支援して参ります。
Resilire 会社概要
会社名:株式会社Resilire
事業:サプライチェーンリスク管理クラウドサービス「Resilire」の運営
代表者:代表取締役CEO 津田 裕大
設立:2018年9月
本社:東京都港区海岸1-7-1 東京ポートシティ竹芝 10F
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