ジャパン・メディカル・カンパニーが広島大学病院脳神経外科主催「広島小児神経セミナー2023」の共催をしました

株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー(東京都中央区、代表取締役CEO 大野秀晃、以下当社)は広島大学病院脳神経外科が主催する「広島小児神経セミナー2023」を共催し、2023年9月20日(水)に来場およびオンラインでのハイブリッド形式にて開催しました。

 赤ちゃんの頭のかたち(歪み)に関する社会的関心が高まる中、専門の外来や専門クリニックの開設が増えてきています。ヘルメット治療が広まるにつれ、頭蓋縫合早期癒合症の早期発見につながるなどの良い点がある一方、過度に矯正効果を謳ったり、治療に伴う赤ちゃんの皮膚トラブルが増えてしまっているという事例も散見されています。

 

 今回のセミナーは本来の医療のあるべき姿に立ち返ることを目的に、広島大学病院の脳神経外科、小児科、リハビリテーション科の各分野の医師に座長を務めていただき、適正な頭蓋健診とヘルメット治療の事例についてご発表をいただきました。

 

 平日夜のセミナーにもかかわらず、当日は開場参加が30名、オンライン視聴には全国から申込があり100名を超える参加者がセミナーを受講する盛況ぶりでした。












  • 当日のプログラム

1)頭位頭蓋変形に対する理学療法

社会医療法人愛仁会高槻病院リハビリテーションセンター 玉井駿也

座長:広島大学病院リハビリテーション科 教授 三上幸夫

 

2)鹿児島大学における赤ちゃんの頭のかたち外来の経験

鹿児島大学脳神経外科学 比嘉那優大

座長:広島大学大学院医系科学研究科小児科学 教授 岡田賢

 

3)広島大学病院赤ちゃんの頭のかたち外来における小児科医としての関わり

広島大学小児科学 早川誠一

座長:広島大学大学院医系科学研究科小児科学 教授 岡田賢

 

4)赤ちゃんの頭の形について知っておくべき知識part 2

社会医療法人愛仁会高槻病院小児脳神経外科 原田敦子

座長:広島大学大学院医系科学研究科脳神経外科学 教授 堀江信貴


各科における治療実績やご経験が豊富な先生方のご発表は参加者にとっての大きな学びとなり、活発な質疑応答が行われる大変有意義なセミナーとなりました。

 広島大学病院は各科を横断しての頭蓋健診を行っており、ヘルメット治療ありきではない、赤ちゃんの頭の変形予防の啓発に取り組んでいます。

 当社は毎週の広島大学病院での「頭のかたち外来」に社員を派遣し、医師をはじめとするコメディカルの方々の診察をサポートしています。これは日本頭蓋健診治療研究会のガイドラインに従ったもので、患児とそのご家族にとっても大きな安心につながるものとなっています。


  • 関係者よりコメント

広島大学大学院医系科学研究科脳神経外科学 教授 堀江信貴 先生

広島小児神経セミナー2023は100名を超える参加を頂き盛況に終えることができました。

「赤ちゃんの頭の形」ケアは全国的にもまだ少なく、広島大学病院は中四国地方の基幹施設として多くのご紹介を頂いています。広島大学病院において脳神経外科、小児科、リハビリテーション科の3科がシームレスな連携をさらに強固にしていくことで頭位変形予防介入における広島モデルを全国に展開していく予定です。今後も「頭の形」の側面からお子様の発育発達障害を心配していらっしゃる親御さんのお役に立ちたいと考えます。 

 

広島大学大学院医系科学研究科小児科学 教授 岡田賢 先生

乳児検診をしていますと、赤ちゃんの頭のかたちを悩まれる親御さんからの相談を度々受けます。そのような不安に対して広島大学病院は、頭のかたち外来に取り組んでいます。当院の特徴は、小児脳神経外科と小児科が連携して頭のかたち外来を行っている点で、診断・治療のみならず、発育・発達にも配慮した診療を心がけています。広島県のみならず他県からの相談も多くあり、赤ちゃんの頭のかたちを心配する親御さんの多さを実感するとともに、これらのニーズに丁寧に対応する必要性を感じています。今後はリハビリ科とも連携することで理学療法やセルフケア指導を充実し、悩みを抱える親御さんに寄り添った診療を目指します。

  

広島大学病院リハビリテーション科 教授 三上幸夫 先生

赤ちゃんの頭のかたちに対する社会的関心は日々高まる一方です。広島大学病院ではリハビリテーション科が変形予防介入をし、小児脳神経外科が診断と治療を進め、小児科が発育・発達をフォローするという3科が連携する広島モデルを進めていくべく取り組んで参ります。

  

広島大学大学院医系科学研究科脳神経外科学 准教授 山崎文之 先生

広島大学病院は乳幼児の頭の形に関しては中国四国地方の基幹病院になっていくものと思っております。また適正な治療を行っていくためには、症例数の豊富なメーカーとの協働も重要になってくると考えています。広島大学病院の叡智を結集し、お子さんの頭の形を中心に、発育・発達に悩む親御さんに寄り添っていくという医療を目指します。

 

 

 今回のセミナーでは「赤ちゃんの頭のかたち」の治療について、正しい情報と治療を広めていくための良い学びの機会とすることができました。今後も当社は医療機関と連携しながら、頭蓋形状矯正という概念そのものと疾病啓発の普及に取り組んでまいります。

 

  • 当社について

 ジャパン・メディカル・カンパニーは、最先端の3Dプリンティング技術を用いて、医療のカタチを革新するものづくりベンチャー企業です。赤ちゃんの“頭のゆがみ“を矯正するヘルメット「Qurum (クルム)」「Aimet(アイメット)」の開発、製造、販売を行っております。

 

 ヘルメットを用いた累計症例数は12,000症例(※)以上の実績があり、ヘルメット治療のさらなる認知拡大を図るとともに、頭蓋形状矯正という概念そのものと疾病啓発の普及に取り組んでまいります。

また赤ちゃんの頭のかたちを簡便に測定できる「赤ちゃんの頭のかたち測定アプリ」も開発、当該アプリを使った測定の結果は参考計測数値としても幅広くご活用いただけます。 


 ジャパン・メディカル・カンパニーでは、研究開発の開拓を進めるため、大学、高等専門学校、公的研究機関、医療機関等に勤務する医師または研究者を対象に共同研究も行っております。

※:2023年4月 ジャパン・メディカル・カンパニー調べ


■社名:株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー

■設立:2018年5月

■代表取締役CEO:大野秀晃

■事業内容:医療機器の開発・製造・販売、医療雑品の開発・製造・販売

■URL: https://japanmedicalcompany.co.jp


  • 赤ちゃんの頭のかたち測定アプリについて

 通常は赤ちゃんの頭のかたちの測定は医療機関にて専用の3Dスキャナーで行いますが、「赤ちゃんの頭のかたち測定アプリ」を使った測定の結果は参考計測数値としても幅広くご活用いただけます。無料で使用できる「赤ちゃんの頭のかたち測定アプリ」は、スマホで写真を撮るだけで赤ちゃんの頭のかたちを簡単に計測することができます。累計18万ダウンロード(※)を超えアプリの精度も向上しており、医師の論文発表等にもアプリデータが使用されています。アプリは医師監修の下に開発されており、病院の診察の際にも役立つ事がございます。ぜひダウンロードしご活用ください。

※:2023年9月 ジャパン・メディカル・カンパニー調べ

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  • 本リリースに関するお問い合わせ・ご質問はこちら

株式会社ジャパン・メディカル・カンパニー 社長室 柳本 瑞穂

TEL:03-5829-8342 / choice@japanmedicalcompany.co.jp

 

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ビジネスカテゴリ
医療・病院出産・育児
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会社概要

URL
https://japanmedicalcompany.co.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都中央区東日本橋2-24-12 東日本橋槇町ビル2F
電話番号
03-5829-8342
代表者名
大野秀晃
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
2018年05月