ネットアップ、ランサムウェア対策パッケージを2022年3月29日より新発売~ファイルサービスのデータ保護を短時間で運用開始可能に~

ネットアップ合同会社

ネットアップ合同会社(本社:東京都中央区、代表執行役員社長:中島シハブ・ドゥグラ)は、昨今 ITインフラに対して急増しているサイバー攻撃へのセキュリティ対策強化を支援するためのパッケージ「NetApp ランサムウェア対策 クイックスタート パッケージ」を本日2022年3月29日から新発売します。本パッケージは、NAS/SAN対応ストレージ製品のエントリーモデル「NetApp FAS2720」(以下FAS2720)と、ITインフラの監視・ランサムウェアなどによる異常アクセスの検知を行うSaaS型クラウドサービス「Cloud Insights」を組み合わせたものです。本パッケージをご利用いただくことにより、ファイルサービスに対するサイバー攻撃を早期に検知するだけでなく、万が一被害が発生しても、影響を最小限に抑えながら迅速に復旧できるようになります。このようにして情報システム部門のリソースが限られる中規模事業所などにおいても、堅牢なセキュリティ対策を短時間で運用開始できます。

【主な特長】
● パッケージの特長:「FAS2720」と「Cloud Insights」を組み合わせて使うことにより多層防御を構築することが可能。ファイルサービスに対するサイバー攻撃を早期に検知するだけでなく、万が一被害が発生しても、影響を最小限に抑えながら迅速に復旧できる。
● 「FAS2720」:最新ストレージOS「NetApp ONTAP 9.10.1」で堅牢な運用を実現
 o 2021年第4四半期における国内NAS市場売上高シェアトップ(※1)の当社NAS/SANラインアップの一つ。

  国内外の企業で多くの運用実績がある堅牢なストレージOS最新版「ONTAP 9.10.1」を搭載し、高いレベルで

  データを保護するオンラインバックアップや、災害対策など、エンタープライズクラスの機能を簡単に構築

  することが可能。
 o データ復旧用に「Snapshot」(※2)機能を標準で搭載。取得されたSnapshotコピーは読み取り専用なので

  ランサムウェア攻撃から確実に保護。Snapshotコピーを使えばバックアップメディアからの復旧よりも迅速

  な復旧が可能。
● 「Cloud Insights」:ITインフラ全体を監視・可視化してガバナンスを保持
 o Cloud Insightsに含まれるセキュリティ対策機能「Cloud Secure」により、内部の脅威に関する実用的な

  情報を提供し、データの保護を支援。また、ハイブリッドクラウド環境全体にわたるすべての企業データへの

  アクセスを一元的に可視化および制御。
  o 可視化と検知
   ■「ONTAP FPolicy」(※3)と連携したファイルへのアクセスパターンの可視化と高度な機械学習に

    よって、ランサムウェアやマルウェアに見られる企業データの不正使用を予測検知したり、悪意ある

    ユーザによる異常なアクセスを即座に検知して、管理者にアラートを通知。
   ■ 被害範囲を特定し、被害を最小限に食い止めながら、短時間で復旧を行えるようにする。
  o 保護
   ■ 攻撃または異常なアクセスをするクライアント端末を特定して、ONTAPと連携しながらアクセスを

    ブロックし、被害拡大を防ぐ。
   ■ データへの異常なアクセスを検出した場合、ストレージ内データのSnapshotを取得して迅速にデータの

    復旧ができるように備える。
● ONTAPに組み込まれたランサムウェア対策機能「Anti-Ransomware Suite」(本パッケージの他に別途有償ライセンスが必要)を有効化すると、ファイルのエントロピーを使用して疑わしいデータやスクリプトの判別が可能になり、異常検出精度が向上。Cloud Secureと組み合わせて多層防御を構築し、重要なデータをより強固に保護することが可能。

NetApp FAS2720

ランサムウェア攻撃の可能性がある異常な行動パターンを検知し、感染元ユーザを特定して、Snapshotの取得を表示している例(Cloud Secure)
 

【本パッケージに含まれる内容】

※1:2021年第4四半期において。2022年3月「IDC Worldwide Quarterly Enterprise Storage Systems Tracker 2021 Q4(2021年第4四半期 世界エンタープライズ ストレージ システム トラッカー)(Share by Company)」より引用
※ 2「Snapshot」:データすべてをコピーしてバックアップするのではなく、ある時点で保存されたデータから、変更された部分だけを差分で保存・管理する機能。業務を止めずに高速にバックアップを行い、少ない容量で複数世代のデータを保持できる機能
※ 3「ONTAP FPolicy」: ONTAPに標準搭載されているファイルアクセス通知フレームワーク。ユーザ行動分析(UBA)に基づいて、データファイルのアクセスを監視して、イベントの通知とファイルへの操作を制御する

以上

ネットアップについて 
ネットアップはグローバルなクラウド戦略で業界をリードする、Data-Centricなソフトウェア企業です。デジタルトランスフォーメーションが加速する時代において、データを活用してビジネスをリードする企業や組織を支援します。クラウドでの開発、クラウドへの移行、オンプレミスでの独自のクラウドレベルの環境構築など、データセンターからクラウドまでのアプリケーションを最適な状態で実行できるシステム、ソフトウェア、クラウド サービスを提供しています。ネットアップは、多様な環境にわたって機能するソリューションを通じて、企業や組織が独自のデータファブリックを構築し、いつでもどこでも、必要なデータ、サービス、アプリケーションを適切なユーザに安全に提供できるようにしています。詳細については、www.netapp.com/ja をご覧ください。ネットアップ合同会社はネットアップの日本法人です。

NetApp、NetAppのロゴ、https://www.netapp.com/company/legal/trademarks/ に記載されているマークは、NetApp, Inc.の商標です。その他の会社名と製品名は、それを所有する各社の商標である場合があります。
 

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業種
情報通信
本社所在地
東京都中央区京橋2-1-3 京橋トラストタワー 9&10F
電話番号
-
代表者名
中島シハブ・ドゥグラ
上場
海外市場
資本金
-
設立
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