梅宮アンナ氏を迎え、がんに関する情報提供や死生観などに関するワークショップなどを多数開催予定 World Cancer Week2025が1月26日よりスタート!
「あなたと動くと、変わり始める。」をテーマに、2月2日まで開催します。 後援:厚生労働省
がんと言われても動揺しない社会を目指す 一般社団法人CancerX(共同代表理事:上野直人、板橋奈美、糟谷明範)は、明日2025年1月26日(日)~2月2日(日)の1週間にわたり「World Cancer Week 2025」を開催いたします。
開催初日となる1月26日(日)は、東京都中央区のコングレスクエア日本橋にて対面形式でのセッションやワークショップや交流会を実施。1月27日(月)~2月2日(日)までは、オンラインプラットフォームを活用したセッションを展開し、全国どこからでもご参加いただける環境を整えております。
今年のテーマは、「あなたと動くと、変わり始める。 Together, We Move Forward. Together, We Change.」です。このテーマには、一人ひとりの小さな一歩が社会全体の大きな変化を生み出し、がんにまつわる様々な社会課題の解決へとつながるという、私たちCancerXの強い想いが込められています。
イベント概要
日時:2025年1月26日(日)~2月2日(日)
会場:コングレスクエア日本橋(1月26日のみ)およびオンラインプラットフォーム
主催:一般社団法人 CancerX
登壇者:40名を超える各界のトップリーダーに登壇いただきます。詳細は、イベントページにてご確認ください。
参加者:産学官民医など幅広い分野の専門家、がんに関する社会課題に興味をもつ方々
後援:厚生労働省
イベントページ:https://cancerx.jp/summit/wcw2025/
【開催初日】1月26日(日)対面式プログラムのご案内
<CancerX キーノートセッション> 【無料配信】
『梅宮アンナ氏 ~がんと向き合う私。価値観の変化、伝えたいこと~』
日時:2025年1月26日(日)10:00~11:00 現地開催+オンライン放映
梅宮アンナ氏をお招きし、がん罹患によって変化した価値観や周囲との関係、今みなさんにお伝えしたいことなどをお伺いします。
このセッションは無料で視聴いただけます。リンクは以下より。
<CancerX Pharma>
『あなたと一緒に、さらなるうねりへ。』
日時:2025年1月26日(日)11:30~13:00 現地開催
CancerX PharmaはWCW2023より活動を開始し、これからの時代に製薬企業が何ができるのか、未来志向で考えてきました。製薬企業社員や製薬企業に属さない多様なメンバーが集まり、立場を超えて、業界における課題の抽出とそれを解決するためのアイデアを話し合い、課題別にプロジェクトを立ち上げ、ワークショップや勉強会を開催しています。3年目となるWCW2025では、製薬企業と行うコレクティブインパクトの第一歩として、これまでに取り組んできた3つのプロジェクトについて紹介し、各プロジェクトをさらに展開するために会場の皆さまとともに議論したいと考えています。CancerXをも飛び越えてさらなるうねりに向かおうとする『場』の雰囲気をぜひ感じてください。
<CancerX DE&I>
『これって、偏見ですか?』
日時:2025年1月26日(日)11:30~13:00 現地開催
がんに関する「アンコンシャスバイアス」。もしかしたら、あなたの何気ない行動や発言が、誰かを傷つけたり、追い詰めているのかもしれません。なぜ、偏見、差別が生まれ、生きづらさを感じることになってしまうのでしょうか。
このセッションでは会場にいる皆様と登壇者を交えて、「がんに対するバイアス」を感じた経験をシェアすることで、互いに気づきを与え合うことから始めたいと思います。
医療の現場で起きている偏見や差別に限らず、患者やその家族、職場、広くは社会で起きている「バイアス現象」についても話し合っていきます。
さまざまな立場と視点の方が意見を交わし合うWCWならではのディスカッションになることを期待しています。
<CancerX 情報>
『適切な情報にたどり着くために:ともに創るアクションプラン』
日時:2025年1月26日(日)14:00~15:30 現地開催
がん情報の入手は重要であるにもかかわらず、不正確な情報が多く、必要な情報にたどり着けない課題があります。第4期がん対策推進基本計画では、「国民に対するがんに関する正しい知識の普及啓発」が掲げられています。
今年度、国立がん研究センターなど3団体が「がん情報の均てん化を目指す会」で議論し、提言をまとめました。“情報源・情報へのリーチ・情報の活用”について、具体的に何ができるか議論します。
<CancerX 患者力>
『立場をこえて見えてくるもの』
日時:2025年1月26日(日)14:00~15:30 現地開催
今年はセッション形式から参加型ワークショップへ、立場を変えて、見方を変えて、“あなたと一緒に考える患者力”。例えるならマラソンのようなCancer journeyの中で、どうやったら自分らしく、力を抜いて、自分でもこの走り方がいいなと走ることができるのか。立場の違いから見えてくることを皆さんと共有し、考えていきます。
<CancerX いのち/死生観>
『「私にとって大切なこととは?」を再考するワークショップ』
日時:2025年1月26日(日)16:00~17:30 現地開催
自分の人生にとって大切なことはなにかを考え、どう過ごしていくかを見つめ直すきっかけとなる対面のワークショップを行います。
参加者同士の対話を通して、多様な価値観に触れる場となることも期待しています。
普段は意識しにくいテーマに向き合う時間を、一緒に過ごしませんか?
※内容の特性上、気持ちが揺さぶられる場合もありますので、参加の際はご自身のペースを大切にしてください。
<CancerX 小児→AYA>
『小児からAYAへのトランジション課題を考える』
日時:2025年1月26日(日)16:00~17:30 現地開催
AYA世代(思春期・若年成人)になった小児がん経験者は、治療、生活面での支援、心理的サポートにおいて、様々な社会的課題に直面しています。特に社会的ニーズの支援体制が不十分な状況が続くなか、本セッションでは患者の自己決定力向上と家族・ケアギバーへの支援体制について、実現可能な解決策を皆さんと共に探ります。
2月1日(土)、2月2日(日)オンラインセッションのご案内
<CancerX HPV/教育・啓発>
『 キャッチアップ接種の3年間で得たものとこれから~』
日時:2025年2月1日(土)13:00~14:00 オンライン
子宮頸がんを予防できるHPVワクチンは、接種機会を逃した世代に向けてキャッチアップ接種(無料)が2022年4月から開始されました。2025年3月末で終了予定でしたが、4月以降も条件付きで接種期限延長となりました。今回のセッションでは、実際に接種を行っている大学生をインタビュアーに迎え、HPVワクチン接種を支援、推奨してきた筑波大学の堀愛氏、井坂ゆかり氏、自らもHPVワクチン接種を行った兵庫県芦屋市長の高島崚輔氏らから話を伺い、キャッチアップ接種の3年間から得られたことはなんだったのか、この知見を定期接種世代にシフトしていくためには何が必要なのかを検討します。
<CancerX ひと - 中村清吾氏->
『これまでの医療者としてのあり方と自分自身のがんとの向き合い方』
日時:2025年2月1日(土)14:15~15:15 オンライン(録画)
日本のチーム医療に貢献した中村清吾氏(昭和大学病院ブレストセンター長)を迎え、上野直人氏と共に語るセッション。
中村氏はこれまでの医療従事者としてのあり方と2023年5月に自身が膵癌と診断を受けてからの自分自身との向き合い方について語ります。「求められることがあれば、可能な限りそれに応える」、「自利利他」の言葉を大切に日々の生活を送られています。
<CancerX 医療経済>
『病院は値段の無い寿司屋みたいなもの?!』
日時:2025年2月2日(日)10:45~11:45 オンラインセッション
病院に受診した際、自分の財布から出す額がどの程度になるか、受診時には分からないことが多く、経済的不安が募ります。診察・検査・治療が済むと請求書が発行されます。これは、他業界では事前見積が当たり前であり、医療業界独特な仕組みです。がん治療には多くの費用がかかることから、対談を通じて医療の値段について学ぶ機会を持ちます。
<CancerX Innovation>
『これまでになかった治療を届けるには』
日時:2025年2月2日(日)12:00~13:00 オンライン
がん治療は、『手術・抗がん剤・放射線治療』の三大治療といわれてきましたが、新たな治療の1つとして『がん免疫療法』が登場しています。一方で、それまでは有効性が確認され、保険適応された免疫細胞療法が存在しなかったため、免疫細胞療法は全て怪しいという誤解が一部で残ったままになっています。当日は保険適応されて臨床で利用されているがん免疫療法の一つであるCAR-T細胞療法(Chimeric antigen receptor-T cell therapy)について紹介し、誤解しやすい免疫細胞療法に関して正しい理解を深めます。それと同時に、これらの治療を例に、昨今課題としてあげられるドラッグロス/ラグの問題も考えます。”これまでになかった治療”を患者さんに届けるために必要な Innovation はなんなのか?実際に開発中の事例をもとに探る貴重なセッションになる予定です。
<CancerX コミュニティ>
『コミュニティは誰のものか』
日時:2025年2月2日(日)13:15~14:15 オンライン
がんにまつわるコミュニティは様々あり、本人や家族、がんに関わる全ての人にとっての支えになっています。しかし、様々な理由でそこに「参加できない人、しない人」もいることを見過ごしてはいけません。いま、どのようなコミュニティが求められているのかについて目的のある場と無目的な場での関わり方や場づくりの違いなどから、参加者のみなさんと一緒に考えたいと思います。
<CancerX 災害時のがん医療>
『災害発生後、あなたの療養生活はどう変化するのか?時間経過で変化する生活や支援を可視化する』
日時:2025年2月2日(日)14:30~15:30 オンラインセッション
災害発生後、利用しているインフラ、医療や介護サービスが時間経過でどう変化するか明確に理解している人は少ないのではないでしょうか?当日は今現在、災害時(地震)にどのようなことが起きるのかを国が想定している内容を皆さんと共有しながら、いつ起こるかわからない災害を”自分事”として備え、分かっていない情報を集めていく取り組みについて一緒に考えていきたいと思います。
参加費
World Cancer Week2025では、ご希望の参加方法に合わせて3種類のチケットを発売します。
①オンライン+現地参加、②オンラインのみ、③1月26日の現地参加のみ の3種類で、現地参加には、軽食・交流会参加費を含みます。オンライン参加には、アーカイブ視聴権が付きます(一部セッションを除く)。
◆割引チケットのご案内<学生・がん経験者の方向け>
1月26日の現地開催で実施するワークショップにて、多様なご意見を伺いたく、がん経験者・学生の方向けの割引チケットをご用意しています。
ご協賛を検討くださる企業・団体のみなさまへ
World Cancer Week 2025協賛プランを用意しております。
下記事務局宛にご連絡をお願いいたします。
お問い合わせ:sponsorship@cancerx.jp
取材をご検討のプレスの方へ
現地取材パス及びオンライン用のプレス専用コードをご用意しております。チケット購入前に、広報担当(press@cancerx.jp)までご連絡ください。
一般社団法人 CancerX について
CancerXは産学官民医といった多様な立場の人が力をかけ合わせ、がんの社会課題の解決に取り組む組織で、2020年よりUICC(国際対がん連合)に加盟して活動をしています。
CancerX ソーシャルメディア一覧
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お問い合わせ先
一般社団法人 CancerX
press@cancerx.jp
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