西京銀行、内製開発により融資業務基盤であるnCinoの活用範囲をリテールローン領域まで拡張　地域のお客様のニーズへ迅速に対応

ノーコード・ローコードプラットフォームの強みを活かし、市場の変化や事業戦略に柔軟に対応可能な体制を構築

クラウドバンキングと金融サービスデジタルトランスフォーメーションの先駆者であるnCino株式会社（日本法人：東京都港区、代表取締役社長：野村逸紀、以下：nCino）は、株式会社西京銀行（本社：山口県周南市、代表取締役頭取：松岡健、以下：西京銀行）が自行の内製化チームによりnCinoのクラウド型銀行業務統合プラットフォームの活用範囲を拡張し、リテールローン領域での利用を開始したことを発表しました。

 

西京銀行は、2024年12月より住宅ローンの業務基盤としてnCinoの活用を開始し、高度な業務変革を推進してきました。また、導入プロジェクトと並行してnCinoを内製開発可能な体制を構築することにより、自行でのプラットフォーム改善が可能となり、これまで以上にビジネスの変化に迅速に対応できるようになりました。

 

内製化の背景

西京銀行では「地域に根差した中小小規模事業者さまと個人のお客さまのための銀行」を長期ビジョンに掲げ、お客様へ高付加価値サービスを提供するために店舗改革、システム改革や銀行事務の省力化に取り組んでいます。

 

市場やテクノロジーの変化が激しい今日において、お客様や行員の期待に応え続けるためには、同行にとって重要事業である融資の業務プラットフォームを柔軟に変更することが不可欠でした。

ただ、従来は複数のシステムを使いつつ、その改修には時間とコストがかかるがゆえにビジネスの変化にシステムが追いつかないという課題がありました。それに対し、nCinoは統合された一つのプラットフォームで業務を支えながらノーコード・ローコードでのシステム変更が可能なため、融資業務に精通した非エンジニアの担当者が変更を行うことができます。

 

この柔軟性を活かし、同行では内製化チームを結成し稼働後のシステム拡張を実施しました。

本リリース後も継続的に経営や現場からのフィードバックを反映させ、迅速な改善や拡張を行うことでプラットフォームの価値を向上し続けていきます。

 

内製化の成果

今回の内製開発により、システム開発を外部に委託した場合と比較し、開発コスト削減、新プロダクトのローンチや機能リリースにかかる時間の短縮、そして行員のDXスキル向上とシステム改善に対する意識改革を実現しました。

 

■西京銀行について：

西京銀行は、山口県周南市に本店を置く地域金融機関で、「地域を活性化する銀行」「お客さまとのコミュニケーションを大切にする銀行」「時代のニーズを先取りし創造していく銀行」を企業理念として掲げ、商品の充実、サービスの強化に努めています。詳細については、https://www.saikyobank.co.jpをご覧ください。

 

■nCinoについて：

nCino (NASDAQ: NCNO) は、クラウドバンキングの世界的リーダー。nCinoの銀行業務統合プラットフォームは、金融機関の収益拡大、真の効率化、コスト削減、規制対応を実現する拡張性の高い統合型プラットフォームです。幅広い銀行の事業部門の新規顧客獲得、融資、口座開設などに関わる行員と顧客体験を改善し、デジタルファーストの世界の適応を支援します。イノベーション、評判、スピードを通じて金融機関の業務の進め方を変革するnCinoは、あらゆる規模の世界1,850以上の金融機関にサービスを提供しています。詳細については、https://ncino.co.jp をご覧ください。

 

■お問い合わせ先：

nCino株式会社　マーケティングマネージャー

永田　朋子

[e-mail]

03-6625-5122

 

本プレスリリースには、1995 年私募証券訴訟改革法（Private Securities Litigation Reform Act of 1995）のセーフハーバー（免責条項）の範囲で、将来見通しに関する記述が含まれています。将来見通しに関する記述には一般的に活動、事象、結果、戦略、予想が含まれ、「見通し」「期待」「予想」「予測」「計画」その他同様の表現で記述されています。本プレスリリースに含まれる将来見通しに関する記述はすべて、nCinoのこれまでの業績および現在の計画、見込み、予想に基づいており、かかる計画、見込みまたは予想が達成されると表明するものではありません。これらの将来見通しに関する記述は、本プレスリリースの日付時点でのnCinoの予想です。この日付以降に起こる事象によっては予想が変わる可能性があり、法律により求められる場合を除き、nCinoはこれらの将来見通しに関する記述を更新または訂正する義務を負うものではありません。将来見通しに関する記述は、既知および未知のリスクや不確実性の影響を受けるため、実際の結果が見通しとは大きく異なる場合もあります。nCinoの業績および財務成績に影響するその他のリスクと不確実性は、nCinoが米国証券取引委員会（SEC）に提出している報告書に記載されています（当社ウェブサイト https://www.ncino.com/ またはSECのウェブサイト https://www.sec.gov/ で入手可能）。実際の結果に影響する可能性のある潜在的なリスクについてさらに詳しくは、nCinoがSECに適宜提出する他の書類に記載されます。