LOM BABY by Transeeds Inc. 生成AI活用の「イマーシブアニメーション™」技術を発表

リアルタイムで物語を生み出す没入型アニメーション技術を開発、EXPO2025大阪・関西万博ハイライト選出展示やForbes特集で注目

Transeeds Inc.

2025年5月19日 13時08分

東京渋谷 – 生命科学や生成AI技術など最先端テクノロジーとアートの融合に取り組むTranseeds株式会社（以下、Transeeds Inc.）が主宰するクリエイティブコレクティブ「LOM BABY（ロムベイビー）」は、生成AI技術を活用した革新的な「イマーシブアニメーション™」システムを開発しました。

来場者の動きや表情・感情を0.1秒未満リアルタイムに解析し、その場で映像コンテンツを生成することにより、観る者がまるで作品世界に入り込んだかのような没入体験を実現します。

本技術はドーム型空間から通常のディスプレイまで対応しており、インタラクティブなストーリー映像を瞬時に生成する次世代型アニメーションとして業界内で注目を集めています。

EXPO2025大阪・関西万博にて展示された「知能をもつイマーシブドーム」空間全体に生成AIによる映像が投影され来場者の動きに反応して変化する。

今回発表された「イマーシブアニメーション™」は、2025年開催の大阪・関西万博におけるLOM BABYの特別展『PRENOMA（プリノマ）』にて実証実験されました。

巨大3Dプリンターで造形された横幅6m×奥行3m×高さ3mの「知能をもつイマーシブドーム」空間に本システムを搭載し、AIが来場者の動作をリアルタイムに読み取って共鳴する映像を瞬時に生成・投影。映像は参加者の表情や動き・感情に応じて絶えず変化し、まるでドーム全体が“呼吸する生命体”であるかのようにうごめき、来場者をSFの世界の主人公にしてしまう圧倒的な没入感と感動を提供しました。

本展はEXPO2025大阪・関西万博の公式ハイライトに選出され、国内外から大きな反響を呼びました。

さらにLOM BABYの取り組みは、Forbes JAPAN 2025年6月号特集「NEXT 100」にも選出され、革新的なバイオアートとして大きく取り上げられました。同特集は毎年社会を動かす100名の起業家・クリエイターを紹介する人気企画で、2025年版では「クリエイター」にフォーカス。

LOM BABYは生成AIやバイオテクノロジー、ブロックチェーンを組み合わせてSFを現実にする独創的な作品群が評価され、誌面見開き2ページにわたる特集が掲載されています。

記事内では、DNA合成×細胞培養によって空想上の「龍の肉」を再現する最先端フードテック作品「龍肉 (Dragon Meat)」や、宇宙環境を想定した合成DNAを内蔵するDNAフィギュア「人工宇宙人 (Artificial Alien＝AA)」といった代表作が紹介され、その先進性が詳述されています（「龍肉」はDNA合成と植物細胞培養で“龍の肉”を実現、「人工宇宙人(AA)」は合成DNAを内包したフィギュア型の人工生命体）。
Forbesからの注目により、LOM BABYの技術とビジョンが国内外のメディアからも高く評価される機会となりました。