「CSRと人的資本経営」をテーマとした「CSR白書2024」及び「CSR白書2024別冊」刊行のご案内(倉持 一 監修)
東京財団政策研究所では2013年度よりCSR研究プロジェクトを立ち上げ、企業コミュニティーの知見と経験を、国内外の社会課題の解決にも活かしていくための調査研究を進めています。
2024年度は、「CSRと人的資本経営」をテーマに設定し、当研究所CSRワーキンググループメンバーで実践女子大学生活科学部現代生活学科准教授の倉持一氏の監修のもと『CSR白書2024』及び『CSR白書2024別冊』を刊行いたしました。
『CSR白書2024』では、「CSR企業調査」によるアンケート結果を分析し、各社の取り組み状況や課題を探りました。また、企業価値を向上させる取り組みを実施している企業へのインタビューや有識者の論考を掲載しております。さらに、今年度は初めての試みとして企業調査アンケートの対象をスタートアップにも広げ、『CSR白書2024別冊』では、『CSR白書2024』が調査の対象としている企業の結果と比較分析を行うとともに、自由な発想や柔軟性を強みにCSRと人的資本経営を進めるスタートアップの事例紹介も行っております。企業が持続可能な成長と社会的責任を両立していくために必要な方策を考察しておりますので、2冊あわせて是非ご高覧ください。
■CSR白書/別冊 PDF版ダウンロード(無料)について
『CSR白書2024』『CSR白書2024別冊』は販売をしておらず、PDFの掲載のみとなります。
ダウンロードをご希望の方は下記よりアンケートにご回答ください。アンケート完了画面にて各PDF版をダウンロードいただけます。
『CSR白書2024——企業の価値創造を支えるCSRと人的資本経営』
https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=4633
『CSR白書2024別冊——スタートアップのCSR~既存企業との比較から得られる社会課題解決へのヒント~』
https://www.tkfd.or.jp/research/detail.php?id=4634
■CSR白書/別冊 目次より抜粋
▼ CSR白書2024
第1部 企業調査分析—第11回「CSR企業調査」分析
第2部 有識者論考
・CSRとしての人的資本経営――責任論と戦略論の二分法を超えて
大塚 祐一 就実大学経営学部 准教授
・人的資本経営と企業価値
牛島 慶一 EYパートナーJapan Climate Change and Sustainability Leader
・パーパス実現に向けた人的資本の可視化と定量化
平野 友輔 SOMPOホールディングス株式会社 サステナブル経営推進部長
蛯子 遥喜 SOMPOホールディングス株式会社 サステナブル経営推進部 課長代理
第3部 企業事例
・いちよし証券株式会社
・積水ハウス株式会社
▼CSR白書2024別冊
第1部 企業調査分析—「CSR企業調査」分析(スタートアップ)
第2部 企業事例
・クラスター株式会社
■CSR研究プロジェクトについて
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◇◆東京財団政策研究所の方向性◆◇
戦後75年が過ぎ、国内外を問わず、社会の大きな転換が進んでいます。この大転換は、戦後の政治・経済・社会の体制から本格的に脱皮し、市民一人ひとりが独立した人間として自らの人生と社会の充実、国家の再生、平和の維持に携わる新しい時代を日本にもたらしています。また、この新たな時代を創るための政策研究・実践のイノベーター(革新者)として、戦後の体制からの独立した政策シンクタンクが必要とされています。
当財団の研究部門は、この大転換期が求める日本再生のイノベーターを目指します。
◇◆取り組む分野◆◇
国際情勢と歴史認識への冷静な視座のもと、下記5領域で約20の研究プログラムを並行して進めています。
Ⅰ. 経済・財政、環境・資源・エネルギー
Ⅱ. 健康・医療・看護・介護
Ⅲ. 学び・教育・人材育成、雇用・社会保障
Ⅳ. 科学技術、イノベーション
Ⅴ. デジタル革命、デジタル化による社会構造転換
所在地:〒106-6234 東京都港区六本木三丁目二番一号 六本木グランドタワー34階
URL:https://www.tkfd.or.jp/
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