要件定義工数の大幅削減で、新規受注の拡大へ。システム受託開発を行うPLANET社が、要件定義AI「Acsim」を導入

〜As-IsとTo-Beの自動構造化で、合意形成までのスピードを加速〜

株式会社ROUTE06

株式会社ROUTE06(本社:東京都千代田区、代表取締役:遠藤 崇史、以下「ROUTE06」)が提供する要件定義AI「Acsim(アクシム)」が、システム受託開発やDX支援を手掛ける、合同会社PLANET(本社:東京都中央区、代表:寺井 和、以下:「PLANET」)に導入されました。

Acsimの導入により、業務フロー図の作成工数を最大6〜7割削減するなど、PM(プロジェクトマネージャー)の稼働効率向上や新規案件獲得への足がかりとなる変化が生まれました。

◼️導入の背景

PLANETのDX事業部では、システム開発においてお客さまの要望に応じてゼロから構築する「フルスクラッチ開発」が、案件全体の約7〜8割を占めています。そのため、要件定義は非常に複雑かつ負荷の高い工程であり、担当者のスキルや経験に依存する属人性の高さが課題となっていました。

特に、プロジェクトごとにアウトプットのドキュメント構成や設計の粒度が異なるため、引き継ぎの非効率やチーム内での認識齟齬が頻発。その結果、手戻りが発生しやすく、成果物の品質にもばらつきが出る状況が続いていました。中小企業向けの開発では意思決定の遅れや認識のズレにより、要件定義に3〜6ヶ月を要することも珍しくなく、最終的に受注機会を逃すケースすらありました。

PLANETでは、単なる効率化にとどまらず、DX支援を継続的かつ再現性のある形で提供するための体制づくりを重視してきました。

「属人化しない組織運営」を掲げるなかで、こうした構造的な課題を抜本的に見直す必要があると判断。誰が担当しても一定水準の成果物を出せる仕組みづくりに向けて、Acsimの導入に至りました。

◼️導入後の成果

  • 業務フロー図の作成工数を6〜7割削減

    議事録やヒアリング内容のテキストをAcsimに取り込むだけで、「As-Is(現状)」と「To-Be(あるべき姿)」の業務フローを自動で構造化・可視化。これまでFigmaやExcelを用いて手作業で行っていた業務整理の工程が大幅に効率化されました。

  • 関係者との認識ズレが解消し、合意形成のスピードが向上

    テキスト情報が業務フロー図として自動で構造化・ビジュアル化されることで、関係者間の共通理解がスムーズに。要件の抜け漏れや認識のズレが減り、意思決定までの時間を短縮できました。

  • PM1人あたりの案件並行数が最大2倍に

    Acsimの活用によって作業工数が削減されたことで、1人あたりの担当可能プロジェクト数が約1.5〜2倍に拡大しました。人員を増やさずより多くのプロジェクトを進行できるようになり、売上拡大への期待が高まっています。

  • 属人性の高い要件定義業務を標準化・再現可能に

    Acsimによってドキュメントのフォーマットや粒度が揃い、担当者のスキルに依存することなく、誰が作成しても一定水準のアウトプットが可能となりました。

  • 教育補助ツールとしても効果を発揮

    経験の浅いメンバーでも、Acsimが提示する論点や業務フローの構造をベースに要件定義を進められるため、育成ハードルが下がりました。従来は即戦力人材に限定していた採用の幅が広がり、未経験者の育成やジュニア層の活躍も視野に入れています。

◼️合同会社PLANET 代表 寺井さま コメント

当社は『属人化しない組織運営』を大きな方針に掲げていますが、要件定義という工程は個人の経験やスキルに依存しやすく、ドキュメントの品質にばらつきが出ることが課題でした。

Acsimを導入して一番実感しているのは、要件定義という属人化しやすい工程を“構造化”できるようになったことです。議事録などのテキストをもとに業務フロー図を自動で可視化できる点は非常に有用で、従来に比べて6〜7割の工数削減につながっています。

今後は、要件定義の高速化を武器に新規案件の受注を拡大しながら、教育にも活用してジュニアメンバーの育成も積極的に進めていきたいと考えています。

◼️導入事例 全文

PLANETの詳しい導入事例インタビューは以下のURLよりご覧いただけます。

https://ai.acsim.app/interview/planet-interview-2025

◼️Acsimについて

Acsim(アクシム)は、属人化しやすい要件定義において、AIが推進者の思考を補完・強化し、誰もが要件定義ができる世界を実現する生成AIプラットフォームです。現状把握や課題抽出、改善方針提示、本格的なプロトタイプ構築、稟議支援、設計書の自動出力まで、要件定義に必要なプロセスを一貫して支援します。生成された設計情報は構造化データとして蓄積され、実装・テストといった後続工程でも活用可能。開発全体の品質を高め、意思決定の精度とスピードを飛躍的に向上させます。

「Acsim」サービスサイト:https://ai.acsim.app

◼️ROUTE06について

ROUTE06は、人とAIの協創によってプロダクト開発を再定義するスタートアップです。自然言語による対話と直感的なノードUIを融合したユーザー体験を軸に、要件設計「Acsim」、AIエージェント構築「Giselle」、データベース設計「Liam」などのAI駆動開発プラットフォームを提供。設計・実装・運用の全工程に対応し、開発のスピードと品質を革新します。大手企業向けシステム開発の実績とモダンなプロダクト開発の知見を活かし、大手システムインテグレーターからスタートアップまで、すべてのプロダクトビルダーが自由にアイデアを形にできる未来を目指します。

所在地 :〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-5 丸の内北口ビルディング9F

設立  :2020年1月24日

代表者 :代表取締役 遠藤 崇史

事業内容:AI駆動開発プラットフォーム、AI導入・活用支援、システム開発・コンサルティング

URL:https://route06.com/jp

◼️お問い合わせ先

株式会社ROUTE06 広報担当

Email:acsim-marketing@route06.co.jp

Tel:050-1741-2091

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会社概要

株式会社ROUTE06

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URL
https://route06.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区丸の内一丁目6-5 丸の内北口ビルディング 9F
電話番号
-
代表者名
遠藤 崇史
上場
未上場
資本金
8億5620万円
設立
2020年01月