「deleteC 2024 -HOPE-」にて新たながん治療研究の応援先を発表!『日本のドラッグロスを解消する仕組みづくり』・『細胞の抗体の可能性を探る』2つの研究を寄付・啓発

〈支援先計10研究に/累計寄付総額4,000万円を突破〉https://www.delete-c.com/hope

特定非営利活動法人deleteC

 認定NPO法人deleteC(デリート・シー/代表理事:小国士朗)は、2月4日のワールドキャンサーデーに、新たな寄付先となるがん治療研究を発表する「deleteC 2024 -HOPE-」を六本木ヒルズアカデミーにて開催しました。

 今年で5回目となる「deleteC 2024 -HOPE-」では、がん治療研究が「希望の種」であることを伝え、毎年2名の医師・研究者に総額 1,000 万円の寄付をお渡し、寄付と受賞式・啓発イベントにて支援します。


 新たな支援先には、「日本のドラッグロスを解消する仕組みづくり」と「細胞の抗体の可能性を探る」をテーマとした2研究が選出されました。


 授賞式では、俳優の宮地真緒さん、元・ラグビー日本代表キャプテン・株式会社HiRAKU代表取締役 CEO の廣瀬俊朗さんがプレゼンターを務め、第2部においては、世代・業界を越えてカタチにしたいエソラゴトを描くピッチ大会「deleteC Pitch - デリピッ !! -」を実施し、がん治療研究を応援するアイデアを共有しました。


 会場には受賞者のほか、公募・選考に関わった医療者選考委員、企業選考委員、市民選考委員も参加、さらに、学生や企業担当者、がん当事者、スポーツ選手、俳優、個人など、deleteC のカジュアルソーシャルアクション(自分にできることからはじめる軽やかなアクション)に参加する多種多様なステークホルダーが駆けつけ、がん治療研究を推し進める医師・研究者に対してエールを送りました。


 さらに、2月4日のワールドキャンサーデーを皮切りに、企業とコラボした+deleteCの商品やサービスも提供しています。


 deleteCでは、小児がんをはじめ、子宮頸がん、肺がん等のほか、臨床研究に関わる看護師やリモート治験など8研究に、今回新たに2研究が加わり、支援先は計10研究となります。


 支援先となる研究は、毎年約半年間かけて実施する「deleteCがん治療研究公募・選考会」にて、科学的知見を有する医療者選考委員のほか、一般市民・社会的な視点をもつ企業やdeleteC選考メンバーが参加し、公平な選考プロセスのもと、deleteCが今、もっとも応援したい2つの研究を選び決定しています。


【「deleteC 2024 -HOPE-」2023年度寄付先】


愛知県がんセンター  ゲノム医療センター がんゲノム医療室・乳腺科 医長 能澤 一樹さん

【研究テーマ】

日本のドラッグロスをなくす!周術期乳癌を対象とした新規薬剤開発に関する持続可能なプラットフォーム試験


deleteCによる選出理由:世界で新しく開発されるがんの新薬が、日本で開発される機会を失ってしまうドラッグロスという大きな問題が、今、生じています。能澤さんは、この大きな問題の解決のために、新しい臨床試験の仕組みを導入し、医療者・研究者・開発企業による効率的な新薬開発を可能にしようとしています。日本のがん治療研究の推進を図るプロジェクトの重要性、アプローチの新規性から今回の選考対象となりました。


・寄付金額:500万円

・研究紹介動画:https://youtu.be/TG1z7TLEOHw?feature=shared


能澤 一樹 さん 受賞コメント:

 プラットフォーム試験というシステムの構築は私が一人でできることではなく、これまで多くの仲間に助けてもらって進めることが出来ました。それが、今日は規模が拡大して医療従事者以外の方々が、ドラッグロスという問題を知り、助けてくれています。このことは明日からの研究の大きな励みになります。ドラッグロスは大きな問題で医療従事者だけでは解決できない問題かもしれません。多くの人、社会を巻き込んでこの問題の解決に向かって研究を進めることが出来ればと思います。


東京大学 大学院医学系研究科 衛生学 准教授 加藤 洋人 さん

【研究テーマ】

がん組織からがん治療抗体を見つける!

〜がん患者から未来の臨床応用までバトンを繋ぐ〜


deleteCによる選出理由:がん組織の中で、戦う自己の免疫細胞であるB細胞が作る抗体に着目して、加藤先生は研究を進めています。新しい視点から、がん治療法の開発に取り組む研究の独創性と、今後、様々ながんの治療法の開発に、その技術が応用できる可能性が評価されて、今回の選考対象となりました。


・寄付金額:500万円

・研究紹介動画:https://youtu.be/A5XhJ3yWSA4?feature=shared


加藤 洋人 さん 受賞コメント:

 がんの研究には色々なステージがあり、がんの研究の入口と出口でいえば、私が行っているのは入口に近いところです。顕微鏡の下で癌細胞を観察し、遺伝子を調べるといった細かなことを行っていて、治療につながる出口からはまだまだ遠い段階です。こういった基礎研究、チャレンジングな研究を今回の寄付の対象に選択してくださり、ありがとうございます。色々な人の想いが詰まった資金なので、1円も無駄にすることなく有意義に研究のために使います。私の行っている研究は明日の治療が変わるというものではありませんが、ここに参加している高校生が社会人になったときに、この研究から生まれた薬が治療に使えるようになったことを報告できるようにしたいと思います。


【「deleteC Pitch - デリピッ !! -」アイデア会議】

 今年初めての試みとなる「deleteC Pitch - デリピッ !! -」は、deleteCの活動を通じて心の底から見てみたいエソラゴト(実現したくてワクワクする夢)を思い切って口にする場です。

 今回は、中学生で京丹後青年会議所の実行委員長を務める櫛田ひなのさん、クラーク記念国際高等学校の学生さんたち、deleteCインターン生たちの3組の登壇者が、「私が2023年できたこと・2024年にカタチにしたいエソラゴト」をテーマに発表しました。

 発表を受けて、会場の参加者もエソラゴトを考えてシェアしました。


【deleteC代表理事 小国士朗コメント】

 ワールドキャンサーデーである2月4日に開催することになった「deleteC 2024-HOPE-」でしたが、今年も素晴らしい2つの研究に対して寄付と想いをお渡しすることができました。

 会場には小学生や中学生もいれば、医療者や企業の方々、アスリートにアーティスト、本当に多様な人たちが集まりました。一人ひとりが自分にできる軽やかなアクションを起こす、それが重なり、広がって、大きなうねりになっていく。そのうねりの先に医療者がいて、さらにその先にはがんを治せる病気にする未来が待っているー。まだまだエソラゴトのような話なのかもしれませんが、会場を埋め尽くしたみなさんの熱量に触れていると、決して夢物語ではないと心から思えてくるのです。

 治療研究は"希望の種"です。これから先も、みんなでその種を育てていけたらと思います。


【+ deleteC 新たな取り組みのご紹介】

ワールドキャンサーデーを皮切りに、ふだんの暮らしの中でがん治療研究を応援できる新しい取り組みもご紹介いたします。



・サントリー食品インターナショナル株式会社様

「C.C.レモン」ブランドより「C.C.」の文字を消したデザインラベルの「C.C.レモンdeleteCラベル」が数量限定で発売中です。今回は新たに、deleteCの公式キャラクター「デデとデシー」が登場しています。

詳細:https://www.delete-c.com/plus/cclemon



・株式会社阪急阪神ホテルズ様

ワールドキャンサーデーの2月4日限定で、阪急阪神ホテルズ直営17ホテルにおいて、宿泊時のチェックイン・チェックアウトやカフェ・レストランのCoffeeが寄付に繋がりました。

詳細:https://www.delete-c.com/plus/hankyuhanshinhotels



・ウエルシア薬局株式会社様

ワールドキャンサーデーに先駆けて、2024年2月1日から、全国2,750店舗において、数量限定にてdeleteCの寄付に繋がる商品を販売中です。売上の一部ががん治療研究への寄付に繋がります。

詳細: https://www.delete-c.com/plus/welcia



【deleteCについて】

 deleteCは、誰もがふだんの暮らしの中でがん治療研究を応援できる仕組みをつくり、がん治療研究への寄付と啓発を通じて、1日でも早く「がんを治せる病気にする日」を手繰り寄せることに貢献することを目的に活動している認定NPO法人です。

 具体的には、プロジェクトに参加する企業・団体が自身のブランドロゴや商品、またはサービス名からCancerの頭文字の「C」の文字を消したオリジナル商品やサービスを制作・販売・提供し、売上の一部をがん治療研究に寄付(※)します。

 毎年秋にはカジュアルソーシャルアクション(自分にもできることからはじめる軽やかなアクション)を掲げ、SNS投稿・拡散が寄付に繋がる「#deleteC大作戦」や「デリシー文化祭」の開催、旅行や音楽、スポーツ、スーパーマーケットとのコラボレーションの他、学校機関や国際学会等でも啓発活動に取り組んでいます。2月4日のワールドキャンサーデーには授賞式「deleteC -HOPE-」を開催し、支援先となるがん治療研究や啓発内容について発表します。

(※)寄付金は、がん治療研究や啓発コンテンツ制作の他、deleteCの活動に充てられます。

deleteC Webサイト:https://www.delete-c.com/


【法人概要】

団体名 : 認定NPO法人deleteC(2022年9月22日交付・認定番号4生都管第703号)

設立 : 2019年9月5日

代表 : 代表理事 小国士朗

事業内容 (1)ロゴ等を活用したがん啓発事業

(2)がん啓発イベント事業

(3)がん医学研究に対する寄付・助成事業

(4)がん医学研究に関する事業提供・啓発事業

(5)その他その目的を達成するために必要な事業

支援の方法:https://www.delete-c.com/support

HP : https://www.delete-c.com/

Twitter :@deleteC_

Instagram:@project_deletec

Facebook :https://www.facebook.com/deleteCproject/

note :https://note.com/deletec/


▼リリース(PDFデータ)はこちら

https://prtimes.jp/a/?f=d65179-43-d575c68f8ec5cf18406882566ed9bb58.pdf

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会社概要

特定非営利活動法人deleteC

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URL
https://www.delete-c.com
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都
電話番号
-
代表者名
小国士朗
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年10月