【職場の居心地WEB調査】オフィスの座席に求めるのは「〇〇せずに済むこと」82.6%!

座席を決めるタイミングは「当日決める」が57%、「前日までに決める」31.4%

プラス株式会社

プラス株式会社ファニチャーカンパニー(東京都渋谷区)は、『職場の居心地WEB調査』と題し、フリーアドレスオフィスでの勤務経験のある会社員500名を対象に「座席選び」についてのWEB調査を実施いたしました。その調査結果を発表いたします。

「これってうちの会社だけ?」「他社は何か工夫してる?」
他社の状況を知れば、自社の改善ポイントが見えてくる。
『職場の居心地WEB調査』では、職場の居心地に関連する身近なテーマでウェブ調査を行い、
その結果をレポートしていきます。

今回の調査テーマは……
【フリアドオフィス、席選びの条件は?】

窓際の席、静かな席、机上面が広い席……皆さんは、フリーアドレスオフィスで座席を自由に選べるとしたら、どんな座席を選びますか?

コロナ禍を契機にフリーアドレス制の導入が進み、選べる座席の自由度が上がった一方で、人気の席はすぐに埋まってしまう……など、座席選びに苦戦している方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、フリーアドレスオフィスでの勤務経験がある会社員500名を対象に、「フリーアドレスオフィスの座席選びの条件」や、「座席を決めるタイミング」などを尋ねるアンケート調査を実施しました。

◆記事ページはこちら(プラスファニチャーカンパニー公式ウェブサイト)

https://kagu.plus.co.jp/4003/

【調査結果サマリー】

■座席運用について尋ねたところ、全席予約不要のオフィスで働いている人が50%全席もしくは一部で予約制が導入されているオフィスで働いている人が50%と半々の結果。

■座席を決めるタイミングは「当日決める」が57%、「前日までに決める」31.4%

■「当日決める」理由は「完全フリーなので当日決めるしかない」「周囲の人を見てから決めたい」など。

■「前日までに決める」理由は「良い席が取られてしまうので早めに予約する」など。

■席選びの条件として長時間座っても疲れない椅子と机があり、デスクの面積が広く、荷物を床置きせずに済むことなどが上位として挙がった。

[アンケート実施情報]

方法:インターネット調査

回収日: 2024年12月26日

対象:従業員数100名以上の職場で働く、フリーアドレスオフィスでの勤務経験があるデスクワーク中心の会社員

サンプル数:500人

Q1. あなたのオフィスの座席は、「予約制」ですか。

はじめに、フリーアドレス勤務者500人を対象に、オフィスの座席運用が予約制かどうかを尋ねました。

結果、「全席予約不要」が50%と最も多く、次に「予約制の席と予約なしで座れる席の両方がある」が35%、「全席予約制」が15%となりました。

全席予約不要のオフィスで働いている人が50%全席もしくは一部で予約制が導入されているオフィスで働いている人が50%と半々の結果になりました。

Q2. あなたは、「その日座る席」を、どのタイミングで決めることが多いですか。

次に、その日に座る座席を決めるタイミングを尋ねたところ、「当日、会社に着いてから決める」「当日、通勤中に決める」の合計が57%、「前日までに決める」「2~3日前くらいに決める」「一週間前くらいに決める」「もっと早く決めている」の合計が31.4%となりました。

【理由コメント】

■「当日決める」人からのコメント

席数に余裕があり、事前に予約する必要がない」

完全フリーで、早い者勝ち‥‥複数人と話しながらの作業が有る場合は、その時に場所を調整する」

完全フリーですし、当日自由で十分、気兼ねなく使用出来ます。仮に少し苦手な人物が近くの場合は、退席して、自分専用のブースに戻ります」

「会社への到着順に空いている席に座っていくので、出社してみないと空いている席がわからない

その日の気分で決めるが、会社に着く前にだいたいの当たりは付けておく」

周りに人が少ない席に座りたいので、当日出社してオフィスを見てから決めている」

■「前日までに決める」人からのコメント

すぐに席を取られるので、早い段階で予約している」

良い席からなくなるので、このタイミングで取るようにしている」

前日に空き状況を見て出社を決めるから」

「次の日に仕事をする場所を、ある程度決めておくと、気分が楽なので」

できるだけ良い席をとるように二三日前に予約する」

「フリーアドレスであるが実質固定席化しているから」

前問で「全席予約不要(フリー)」と回答した人が50%だったことを考えると納得の割合ですね。「当日決める」と回答した人からは「完全フリーなので当日決めるしかない」という声や、「席数が潤沢なので事前に予約する必要がない」「周囲の人を見てから決めたい」という声が寄せられました。

 一方、「前日までに決める」と回答した人からは、「良い席が取られてしまうので早めに予約する」という声が多く寄せられました。

Q3. フリーアドレスオフィスで、座席を選ぶときに重要視するポイントについてお伺いします。以下それぞれの項目について、「とてもそう思う」~「全くそう思わない」のいずれかでお答えください。

次に、Q2で「自分で席を決めることはできない」以外を選択した442人に対し、座席を選ぶとき重要視するポイントについて尋ねました。

「とてもそう思う」と「そう思う」の合計値が高かった上位3つは「長時間座っても疲れない椅子や机が良い」「荷物の置き場がある(荷物を床置きせずに済む)席が良い」「デスクの面積が広い席を選びたい」となりました。

長時間座っても疲れない椅子と机があり、デスクの面積が広く、荷物を床置きせずに済むことを重要と捉える人が多いようですね。

質問方法として「上位〇つ」という訊き方ではなく「そう思うかどうか」を尋ねたため、この項目については最低限必要であると考えている人が多かったのかもしれません。

 特に「荷物を床置きせずに済む」という項目は、調査担当者の予想より遥かに上位にあがっていたため驚きました。昨今のフリーアドレスオフィスではサイドキャビネットが置かれないことも多いため、荷物置きの必要性を感じている人が多いのかもしれませんね。

Q4. フリーアドレスオフィスで、あなたがよく座る座席と、その席を選ぶ理由を教えてください。

■窓際の席

「窓面。疲れたら外をみる」

「窓際のソファー席  オンライン商談をすることが多いので、出来るだけ人が周りに少なくて静かな席が良い」

「窓の近く、休憩時に外を見てリフレッシュ

■静かな席/周りの目が気にならない席

「周りに人がいない席。集中して作業したいから」

「仕切りが高くて周りの目を気にしない席に座ると集中力が上がる」

「少し奥まった席を選んでいる。仕事中にあまり話しかけて欲しくないから

周りから画面が見られにくい場所を選ぶ。機微な内容を扱う場合があるため」

■静かすぎない席

「なるべくざわざわしたエリアを選んでいる。電話対応が多く、静かすぎない場所がいいため」

「静かすぎない場所が好きだから」

「静かすぎない、チームの人の近く」

■チームメンバーの近くの席

業務で関係のある人の近くに座りたい。一人でやるときは環境がいいところ」

「チームメンバーと近い席」

■コミュニケーションを取りやすい席

「できるだけいろいろな人も話しやすい席に座りたい」

他部署の情報がさりげなく入手できるところ」

周りとコミュニケーションを取りやすい席。あまり移動せずコミュニケーションを取れて集中できる席が良いから」

他部門の人と接することも可能なエリアを選べる時には率先して選んでいる」

「フリーアドレスオフィスを使う場合は他者と共同作業をする場合が多いので、他者と交流しやすい座席を選んでいます」

■テーブルが広い席

資料等が多く閲覧できる広い机の方が、効率が上がるので、選びたい」

「広いテーブルがある席を選ぶことが多い。作業スペースを取りやすいから」

■業務の都合などでほぼ固定席という声も

「フリーアドレスと言っても何となく大体毎回同じような席に座ってしまう

ほぼほぼ定位置。代表者印を捺す仕事を担当しているので、印箱から余り離れてしまうと不便なので」

出社する時は、紙の書類がある時なので、プリンターが近くて、作業台が大きい場所が良い」

「よく座る席と、その理由」をフリーコメントで尋ねたところ、「静かな席」を好む人もいれば「ざわざわした席」を好む人もいたりと、個人差が大きい結果となりました。

前問で多くの票を集めていた「荷物を床置きせずに済む」に関連したコメントは見受けられなかったため、現在は仕方なく床に置いており、潜在的な課題として抱えている人が多いのではと推測できます。

全体のまとめ

アンケートの結果、全席予約不要のオフィスで働いている人が50%、全席もしくは一部で予約制が導入されているオフィスで働いている人が50%と半々の結果になりました。

座席を決めるタイミングを尋ねたところ、「当日決める」が57%、「前日までに決める」31.4%でした。「当日決める」理由としては「完全フリーなので当日決めるしかない」「周囲の人を見てから決めたい」、「前日までに決める」理由として「良い席が取られてしまうので早めに予約する」といった声が寄せられました。

 席選びの条件としては長時間座っても疲れない椅子と机があり、デスクの面積が広く、荷物を床置きせずに済むことが上位に挙がりました。特に「荷物を床置きせずに済むこと」について、昨今のフリーアドレスオフィスではサイドキャビネットが置かれないことも多いため、荷物置きの必要性を感じている人が多いのではと推察できます。

◆記事ページはこちら(プラス株式会社ファニチャーカンパニー公式ウェブサイト)

https://kagu.plus.co.jp/4003/

プラス株式会社ファニチャーカンパニーについて

プラス株式会社ファニチャーカンパニーは、オフィス家具・オフィスインテリア用品の製造・販売をはじめ、オフィス・ホテル・レジデンスや医療・福祉・教育施設の空間デザインを行っています。

東京・恵比寿ガーデンプレイスに展開する自社オフィス『PLUS DESIGN CROSS(プラスデザインクロス)』では、実際に働く社員の姿や、オフィスづくりの工夫をご覧いただける見学ツアーを実施しています(事前予約制)。詳しくはウェブサイトをご覧ください。

https://kagu.plus.co.jp/designcross/

【調査結果の引用について】

 「プラス『職場の居心地WEB調査』より引用」などと明記いただければ貴社媒体や社内資料等に引用いただいて構いません。

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インテリア・家具・収納
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会社概要

プラス株式会社

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業種
製造業
本社所在地
東京都港区虎ノ門4-1-28 虎ノ門タワーズオフィス12階
電話番号
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代表者名
今泉 忠久
上場
未上場
資本金
-
設立
1948年02月