寝ながらできるはたらく相談・若者向けオンライン就労⽀援プログラム「アトオシ・オンライン」がソーシャルプロダクツ・アワードでソーシャルプロダクツ賞を受賞
「若者と社会をつなぐ」をミッションに⼦ども・若者を⽀える認定NPO法⼈育て上げネット(東京都⽴川市、理事⻑:⼯藤啓)は、若者向けオンライン就労⽀援プログラム「アトオシ・オンライン」を展開しています。この度同プログラムは、⼀般社団法⼈ソーシャルプロダクツ普及推進協会が主催する「ソーシャルプロダクツ・アワード 2023」において、ソーシャルプロダクツ賞を受賞いたしました。
ソーシャルプロダクツ・アワードは、持続可能な社会の実現につながる優れた「ソーシャルプロダクツ」に光をあて、社会性と商品性の両⾯を評価する⽇本ではじめての表彰制度です。2012年に始まり、今回で10回⽬を迎えます。 https://www.apsp.or.jp/socialproductsaward/
アトオシ・オンラインとは
アトオシ・オンラインは、全世界で若者の雇⽤機会創出を⽬指して職業能⼒開発に取り組むシティとシティ・ファウンデーションのプログラム「パスウェイ・トゥ・プログレス」の枠組みで2020年11⽉にスタートしました。15 歳から 29 歳の学⽣・無業者・不安定な就労状況にある若者を対象に、就労伴⾛⽀援を無償で提供しています。事業開始から2023年2⽉末までに、25都道府県において、300名以上の若者に対して⽀援を⾏いました。 https://atooshi.online/
シティは、世界約160の国と地域において、個⼈、法⼈、政府機関などのお客様に、幅広い⾦融商品とサービスを提供している金融機関です。また、シティの慈善基金であるシティ・ファウンデーションは、経済的困難に直⾯する世界中の⼈々の⽣活の質の向上をミッションとして、ファイナンシャル・インクルージョン、若い世代の雇⽤、健全で活⼒に富む社会の実現などの取り組みに投資をしています。アトオシ・オンラインでは、育て上げネットとともに、シティの持つノウハウや社員のボランティア参加をフルに⽣かした支援を行っています。
就労⽀援プログラムは対⾯を前提とした⽀援が展開されてきましたが、新型コロナウイルスの影響を受け既存の⽀援のほとんどが⾃粛を余儀なくされる最中、アトオシ・オンラインは就労⽀援におけるオンライン形式の⽀援を確⽴してきました。現在は、対⾯⽀援にハードルを感じていた⽅でも参加しやすい相談窓⼝として若者のニーズに応えています。
育て上げネットは社会的な孤⽴状態にある若者が、本⼈の望む社会とつながって⽣活を送っていくことができるよう、多様な形で⽀援を展開しています。アトオシ・オンラインは「寝ながらできるはたらく相談」をキャッチコピーに、参加ハードルの低い⽀援の存在をより多くの⽅に知っていただきたいと考えています。
【審査員からの評価コメント】
社会的課題としての認知度が⾼いとは⾔えない「若者⽀援」の問題に向き合う、優良な取り組み。インターネットを通じて繋がるコミュニティを作り、働く事に向けて「アトオシ」をするというサービスは、若者世代の⾏動特性に⾒合ったものといえる。また、これまでの活動実績や経験などをもとに、デジタルとアナログを組み合わせて取り組むことによって、ターゲットに寄り添ったアプローチを構築することが出来ており、採⽤実績に繋がっている点も⾼く評価できる。包摂的な社会づくりに繋がる次の⼀⼿に期待したい。
育て上げネットについて
育て上げネットは、すべての若者が社会的所属を獲得し、「働く」と「働き続ける」を実現できる社会を⽬指し、若者と
社会をつなぐ活動を⾏う認定特定⾮営利活動法⼈です。若者⽀援を「社会投資」ととらえ、無業の状態にある若者の就労基礎訓練プログラム「ジョブトレ」や、その保護者の⽀援、学校やコミュニティ向けの教育⽀援プログラムを実施しています。また当事者だけでなく、地域社会・⾏政・企業と連携した⽀援者の育成など、多岐に渡る活動を展開し社会全体で若者を⽀援する⼟壌を創っています。
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