連結子会社Aviation Capital Group によるエアバス機体60 機の発注決定について

東京センチュリー株式会社

東京センチュリー株式会社(代表取締役社長:野上 誠、以下「東京センチュリー」)の連結子会社であるAviation Capital Group LLC(米国・カルフォルニア州 以下「ACG」)は、米国時間の2021 年12 月30 日(木)(日本時間の2021 年12 月31 日(金))に、エアバス社に対しA220 Family 20 機、A320 neo Family 40機の計60 機を発注することを決議いたしました。なお、本件発注する機体は、2024 年から2028 年の間に納入される予定であります。
  • 取得の理由
ACG は1989 年創業の大手航空機リース会社であり、2017 年12 月に東京センチュリーがACG の持分20%を取得後、2019 年12 月に同社を完全子会社化いたしました。現在リース機体280 機、管理機体68 機の合計348 機を保有・管理しており、航空機メーカーに発注している機体数等も含めると合計404 機となります(2021 年9 月末時点)。ACG は、全体の96%を占める流動性の高いナローボディ機を中心に、平均機齢5.6 年の若齢機からなるポートフォリオを有しており、この堅実な運営方針のもと、市況変動リスクをはじめとした各種リスクに対応するため機動的なポートフォリオマネジメントを行っております。
今回発注するA220 は、大型ナローボディ機とリージョナルジェット機の中間となる100~150 席クラスの機体で、前世代機に比べて燃料消費量を25%削減できる他、運航コストにも優れ、短い滑走路でも離陸が可能であるという利点を活かして、ハブ空港のみならず地域空港にも路線網を拡大できる機体として活用されております。またA320 neo は、同じく前世代機に比べ燃料消費量を20%削減できるなど、既に世界中で利用されている最新鋭の人気機種で、今後の航空機市場拡大を牽引する機体として評価されております。
今後も、LCC の成⾧をはじめとする短・中距離路線の増加を背景にナローボディ機の需要拡大が見込めることから、本件発注を通じてACG 自身の基盤強化を図りつつ、このような顧客需要に応え、燃費効率の高い次世代機への更新を推進することにより、航空業界のさらなる発展ならびに世界のCO2 排出量削減にも貢献してまいります。
 
  • 当該連結子会社の概要
 
 名称 Aviation Capital Group LLC
所在地 840 Newport Center Drive, Suite 300, Newport Beach, CA USA
CEO and President Thomas G. Baker
事業内容 航空機リース事業
※ 資本金につきましては、当該連結子会社が米国法上のLimited Liability Company であり、資本金の概念と正確に一致するものがないことから、記載しておりません。
 
  • 取得するA220 Family の内容
 
航空機  A220 Family
機体数 20 機
機体モデル A220-300×20
※発注にかかる基本合意書を締結しております。
※購入先との取り決めにより、実際の取得価額につきましては、公表を控えさせていただきます。
 
  • 取得するA320 neo Family の内容

 

航空機 A320 neo Family
機体数 40 機
機体モデル A320neo×15
A321neo×20
A321XLR×5

※発注にかかる契約書を締結しております。
※購入先との取り決めにより、実際の取得価額につきましては、公表を控えさせていただきます。
※なお、ACG は本件発注契約も含めて、ボーイング社、エアバス社およびエアライン等から航空機を購入する契約を有しており、2021 年12 月30 日時点における航空機の購入に係る支払予定額の合計概算額は582,604 百万円となります。

 
  • 購入先の概要

 

 

※1ユーロあたり130.52 円(2021 年12 月30 日)で換算しております。

 
  • スケジュール

 

子会社の取締役会決議日 米国時間 2021 年12 月30 日(日本時間 2021 年12 月31 日)
合意・契約締結日 米国時間 2021 年12 月30 日(日本時間 2021 年12 月31 日)
引渡し予定日 2024 年~2028 年(予定)

 

  • 今後の見通し
本件機体の購入につきましては、引渡しが2024 年以降となることからも、2022 年3 月期における連結業績への影響は軽微であります。

【本件に関するお問い合わせ先】
東京センチュリー 広報IR部
tel 03-5209-6710

【東京センチュリーについて】
東京センチュリーは、リースを祖業とし、国内外のパートナー企業との共創による「金融×サービス×事業」を融合したビジネスモデルを展開する業界トップクラスの金融・サービス企業です。
広範な顧客基盤を有する「国内リース事業分野」、法人・個人向けオートリースにレンタカーを加えた「国内オート事業分野」、航空機や不動産を中心に成長を牽引する「スペシャルティ事業分野」、世界30以上の国と地域に拠点網を有する「国際事業分野」の4つの分野で事業を展開。幅広い事業領域で社会課題の解決に貢献する独自の金融・サービスを提供しております。


 

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会社概要

東京センチュリー株式会社

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URL
https://www.tokyocentury.co.jp/jp/
業種
金融・保険業
本社所在地
東京都千代田区神田練塀町3 富士ソフトビル
電話番号
03-5209-6710
代表者名
馬場 高一
上場
東証プライム
資本金
811億2900万円
設立
1969年07月