AIスタートアップのRecursive、OpenAIとともにAIモデルを用いたソリューションを開発
Recursiveが、OpenAIの最新AIモデルを活用したソリューション開発を推進。最先端AI技術のビジネス現場での実用化を促進、事業変革の加速化を目指す

AIソリューションの開発で各社の事業変革を支援する株式会社Recursive(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO:ティアゴ・ラマル、日本語:リカーシブ、以下「Recursive」)は、AIの研究と展開を行うOpenAI, Inc. (本社:米国カリフォルニア州サンフランシスコ、CEO:サム・アルトマン、以下「OpenAI」)と、最新のAIモデルを活用したソリューション開発と提供に向けた技術的連携を開始することをお知らせいたします。この取り組みは、OpenAIが提供するAIモデルのAPIを基盤に、Recursiveが企業や組織向けにソリューションの開発および提供を担うことで、最先端のAI技術の導入をより容易かつ迅速にし、事業におけるイノベーションを促進することを目的としています。
【概要と各社の役割】
最先端のAIモデルの研究・開発でAI業界をけん引するOpenAIと、高品質なAIソリューション開発と実装に強みをもつRecursiveが技術的連携することにより、企業や組織が最先端のAIモデルを用いて実験段階から本番運用へ迅速かつ効果的に移行できるようにします。これにより、ビジネス課題の解決のみならず、組織の持続的な成長にもつながる、価値ある成果の創出が期待できます。
本協業における各社の役割は、以下の通りです:
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OpenAI:
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業界最前線の研究やAIモデル開発に関する知見や、OpenAI独自のAIモデルの性能を最大限に引き出し、ビジネスへのインパクトを最大化するための戦略的かつ専門的なノウハウをRecursiveに提供
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自社が提供する最新のAIモデル、ツールおよび機能へのアクセスを、Recursiveに提供
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Recursive:
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OpenAIから提供される最新のAIモデル・ツール・機能へのアクセスを活用し、顧客の課題やニーズに応じた迅速なAIソリューションの開発
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2社間で開発したAIソリューションの顧客への提供・販売
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今回の連携に際し、OpenAI Japan 合同会社パートナー事業責任者、水嶋 ディノ氏は次のように述べています。
「Recursiveとの連携により、OpenAIの技術やモデルがより多くのビジネス現場で広く活用され、事業変革やあらゆる成果へとつながる機会が拡大することを嬉しく思います。これまで様々な業界やニーズに対応してきた、Recursiveの卓越した技術力と柔軟なカスタマイズ力は、OpenAIのモデルがもつ可能性を最大限に引き出し、導入企業に対し実用的な価値創出をさらに加速すると確信しています」
これまでRecursiveは、各業界を代表する企業を顧客に20件以上のプロジェクトを推進し、多様なAIソリューションを提供してまいりました。本連携においても既に、株式会社トラストバンクが提供する国内最大級(※1)のふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」において、返礼品を推奨するチャットボット・AIエージェントのソリューション開発にOpenAIのモデルを活用し、導入を手がけた実績があります。
【今後の展望】
株式会社Recursive 共同創業者 兼 代表取締役CEOのティアゴ・ラマルは、次のように述べています。
「Recursiveは、今後すべてのビジネスがAIを前提として設計される『AIファースト』の時代が到来すると考えています。OpenAIとの連携を通じて、日本をはじめ世界各国の産業に不可欠となるこの転換をさらに加速させ、力強い経済成長と持続可能な事業発展の実現に貢献してまいります」
Recursiveは今後OpenAIとともに、あらゆるビジネス現場にAIがもたらす真の可能性と恩恵を届けるため、業務効率化にとどまらず、各社が抱える根本的な課題の解決に資するAIソリューションの開発と提供を目指してまいります。
※1 出典:株式会社トラストバンクのホームページ「事業内容」内「ふるさと納税事業」https://www.trustbank.co.jp/ourservice/#sec01(参照日:2025年7月11日)
【参考資料】
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Recursiveがトラストバンク向けに開発した、「ふるさとチョイス」用の返礼品推奨型チャットボット・AIエージェントについて:
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プレスリリース:『トラストバンクとAIスタートアップのRecursive、AIを活用した地域創生の協業に関する基本合意を締結』(2025年2月18日付)、https://recursiveai.co.jp/ja/news/20250218/
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活用事例の紹介:『ふるさと納税にAIを活用ー地域創生を促進』、https://recursiveai.co.jp/ja/case-studies/promoting-regional-development-with-ai-powered-gift-suggestions/
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〈同時配布先:総務省記者クラブ、経済産業記者会〉
【株式会社Recursiveについて】
Recursiveは、AIソリューションで企業や組織の事業変革を支援し、持続可能な未来の構築を目指すAI開発企業です。環境、エネルギー、医療、製薬、食品、小売など多岐にわたる業界の知見と高度なAI技術や専門知識を組み合わせ、システム開発やコンサルテーション・サービスを提供しています。
世界標準のテクノロジーで、次世代のためにより良い地球環境と社会の実現をリードします。
会社名: 株式会社Recursive (英語名称:Recursive Inc.)
本社所在地:東京都渋谷区渋谷一丁目7番1号 渋谷S-6ビル 6階
設立: 2020年8月
代表者: ティアゴ・ラマル(共同創業者 兼 代表取締役CEO)、 山田 勝俊(共同創業者 兼 代表取締役会長)
従業員数: 49名(2025年6月末時点)
事業内容: AIの研究開発およびサステナビリティに関連するソリューションの提供
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