チェンジ、AI対話型トレーニングツール「iRolePlay Lite」を活用した新人育成を本格展開

AIと人が共創する、新時代の人材育成

株式会社チェンジホールディングス(本社:東京都港区、代表取締役兼執行役員社長:福留 大士、以下「チェンジHD」)の子会社である株式会社チェンジ(本社:東京都港区 代表取締役兼執行役員社長:野田 知寛、以下:チェンジ)は本日から、株式会社インタラクティブソリューションズ(本社:東京都千代田区 代表取締役:関根 潔、以下、インタラクティブソリューションズ)が提供する、AI対話型トレーニングツールiRolePlayシリーズを活用した新人育成支援を本格的に展開いたします。

本取り組みにより、チェンジはインタラクティブソリューションズとの協業体制をさらに強化し、AIと人が役割分担しながら共に育てる次世代型育成ソリューションの提供を通じて、企業の人材育成の質と実効性を飛躍的に向上させることを目指します。

■従来型の人材育成と当社の育成アプローチ

従来の新人研修は、学生から社会人へのマインドセットを目的に、全新入社員に画一的な教育を施すことが一般的でした。これは、個々の習熟度に応じたOff-JTが現実的に困難とされていたこと、そして最低限の業務遂行レベルまでスキルを引き上げておけば大きな支障がないという前提があったためです。その中で、企業の第一線で活躍してきた人材の能力を言語化し、成果に直結する要素を体系的にインプットすることは、これまでの育成において価値のある取り組みでした。

しかしながら、知識のインプットだけでは「できる」には繋がりません。Doing(できること)とKnowing(知っていること)は本質的に異なり、そのギャップを研修期間中にいかに埋めるかが、現場での成果発揮に直結します。チェンジはこの課題に対して、業界特性に即した場面設定でアウトプットすることを重視したトレーニングを展開することで、受講者が「知っている」から「できる」へと変化する仕組みを構築し、実践力を養う育成支援を提供してまいりました。

■生成AIの登場と求められるスキル

昨今のテクノロジーの進化、特に生成AIの急速な発展により、従来の育成手法だけでは対応しきれない状況が生まれています。知識は誰でも容易に取得できる時代となり、育成担当者がAIを活用して短期間で高品質な研修コンテンツを内製することも可能になりました。もはや「知っている」だけでは価値にならず、業務の複雑化に伴い、状況に応じて自ら考え、関係者と対話しながら物事を前に進める力が、これまで以上に求められています。たとえば、相手の意図を汲み取りながら調整し、立場の異なる人と交渉し、関係性を築きながら合意形成を図る——こうした“人と人の間をつなぐ力”は、今や業務成果を左右する重要なスキルです。こうした対話力は、単なるコミュニケーションではなく、課題の本質を引き出し、相手の不安に寄り添い、共に解決へと導くためのスキルであり、個々の課題や習熟度に応じて、実践的な場面で試行錯誤を重ねながら育成する必要があります。しかし、現場の育成担当者が限られた時間とリソースの中で個別対応を行うには限界があるのが現状です。

こうした状況を踏まえ、チェンジは人材育成事業者として、AIを活用した個別対応の仕組みを提供し、一律教育では届かなかった「“できる”を、確実に育てる」育成を実現してまいります。AIは育成の「代替」ではなく「共創」のパートナーです。AIが知識の整理・分析を担い、人が分析結果から得た示唆に基づいて受講者の内面に働きかけ、育成方針を策定する——この役割分担こそが、これからの育成のスタンダードになると考えています。

■チェンジ×インタラクティブソリューションズが提供する価値

チェンジはインタラクティブソリューションズとの協業体制をさらに強化し、AI対話型トレーニングツールiRolePlayシリーズを活用した新人育成支援を本格的に展開いたします。AIの力を活用することで、従来の一律教育から脱却し、一人ひとりの課題や習熟度に応じた個別対応が可能になることはもちろん、受講者の対話ログをもとに、従来の「経験則」に頼った育成から、データに基づく育成への変革が可能です。

これまで育成の成果は、育成者の経験や直感に頼る部分が多くを占めていました。しかし現在では、AIによる対話ログの取得と分析により、育成効果を定量的に測定することが可能となっています。研修の成果が「なんとなく良かった」ではなく、「どのスキルがどの程度向上したか」を明確に把握できる時代が到来しつつあります。こうした変化は、企業が人材育成においてより戦略的な判断を行うための新たな基盤となりつつあり、育成の在り方そのものを見直す契機となっています。

チェンジは、「Change People, Change Business, Change Japan」というミッションのもと、日本の人材育成の在り方そのものを変革することを目指しています。単なるツールの導入にとどまらず、テクノロジーを活用して人材が成長する仕組みを提供し、企業の競争力を高めることに貢献します。今後は、インタラクティブソリューションズと共に、AIと人が協働して人材を育成する新しい社会の実現に取り組んでまいります。

■会社概要

【株式会社チェンジ】

株式会社チェンジは、チェンジグループにおいて、人(人財育成)と技術(New-IT)により、あらゆる組織のビジネス・業務に革新をもたらす企業です。「Change People, Change Business, Change Japan」をミッションに掲げ、「生産性をCHANGEする」というビジョンのもと、人材育成支援と業務プロセスの革新およびデジタル化を担うNEW-ITトランスフォーメーション事業を推進しています。

会社概要はhttps://www.change-jp.com/ をご覧ください。

【株式会社インタラクティブソリューションズ】

インタラクティブソリューションズは、「ITでフィールドの力を最大化する研究開発型企業」をビジョンに掲げ、使いやすさと効果にこだわったソリューション開発により、「3歩先」の課題を先取りした問題解決を目指しています。会話解析、会話支援、会話評価、質疑応答の自動作成など、国内外で140件以上の特許を有する技術力をもとに、常に最先端の技術を取り入れた革新的なソリューションを提供しています。

会社概要はhttps://www.interactive-solutions.co.jp/ をご覧ください。

■iRolePlayシリーズの特徴

「iRolePlay」は、生成AIとのロールプレイを通じて、説明力・質問力・提案力などの対話スキルを養成するトレーニングツールです。ユーザーはAI顧客との対話を繰り返すことで、実践的なスキルを短期間で習得できます。

今回新たに提供が開始された「iRolePlay Lite」は、iRolePlayの基本的機能を備えつつ、より簡単に導入・運用できるモバイル版アプリになります。企業契約のもと、IDとパスワードを受け取ることで利用でき、1台の端末を複数人で交代しながら活用できるため、従来よりも柔軟かつ効率的な運用が可能です。

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会社概要

URL
https://www.change-jp.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門三丁目17番1号 TOKYU REIT 虎ノ門ビル6階
電話番号
03-6435-7340
代表者名
福留 大士
上場
東証プライム
資本金
10億237万円
設立
2003年04月