Smart Craft、オムロンベンチャーズより資金調達を実施、あわせてオムロンとの事業連携により製造現場DXを加速

株式会社Smart Craft

製造現場の工程管理・品質管理・在庫管理を一気通貫でデジタル化するクラウド製造実行システム(MES)「Smart Craft」を提供する株式会社Smart Craft(本社:東京都渋谷区、代表取締役:浮部史也、以下「当社」)は、このたびオムロンベンチャーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:神谷直輔、以下「オムロンベンチャーズ」)を引受先とするプレシリーズAのエクステンションラウンドでの出資契約締結を実施いたしました。

これにより、オムロン株式会社(以下、オムロン)との事業連携を通じて、これまで分断されがちだったIT領域(情報管理・分析)とOT領域(設備・制御)をつなぎ、現場から経営までデータが一気通貫でつながる情報基盤の実現に取り組むことで、製造現場のデジタル化を通じたスマートファクトリーへの変革支援と生産性向上の支援を強化してまいります。

製造業では、人手不足や技能継承、生産性向上への対応が重要な経営課題となるなか、現場データの活用や業務プロセスのデジタル化へのニーズが高まっています。当社は今回の資金調達および事業連携を通じて、プロダクト開発と組織体制の強化を進めるとともに、現場のデータを統合管理する当社のクラウド製造実行システム(MES)と、オムロンが有する設備・制御領域の知見・技術を掛け合わせ、現場から経営までデータがつながる基盤づくりを通じて、より多くの製造業のDX推進に貢献してまいります。

■資金調達の背景と目的

製造業を取り巻く市場環境や課題

日本の製造業は、深刻な人手不足や技能継承の難しさ、原価高騰、グローバル競争の激化といった構造的な課題に直面しています。一方で現場の多くは、依然として紙やExcel、また工程・設備ごとに分断されたデータに依存しており、DX・スマートファクトリー化の土台となる「つながったデータ基盤」が十分に整っていないのが実態です。設備からのデータ取得や業務プロセスのデジタル化は、もはや一部の先進企業だけの取り組みではなく、生産性向上と競争力維持に不可欠な前提条件となりつつあります。

Smart Craftの事業状況・成長状況

こうしたニーズの高まりを背景に、当社のクラウド製造実行システム「Smart Craft」は中小から中堅・大手まで幅広い製造業への導入が進み、直近1年間で約230%、2年間で約470%と高い成長を続けています。近年では、複数の事業所・ラインを持つエンタープライズ企業への導入も拡大しており、規模や業種を問わず製造現場のデジタル化を支える基盤として評価をいただいています。

資金調達に至った背景

高まる需要に応え、製造業のDXをより広く・より深く支援していくため、プロダクト開発と組織体制の一層の強化が必要と判断し、今回プレシリーズAのエクステンションラウンドとして資金調達を実施しました。引受先には、製造現場に深い知見を持つオムロングループのCVCであるオムロンベンチャーズを迎えています。

調達資金の主な使途

調達した資金は主に、(1) プロダクトの機能拡張、(2) 組織体制の強化、(3) パートナー連携を通じた提供価値の拡大、に充当します。

当社は、「工程管理」に加えて「品質管理」「在庫管理」へと対応領域を広げ、製造現場のあらゆるデータを一元管理できるSaaS型のMESソリューションへの進化を続けてきました。今回の調達では、これに設備データ連携やAI活用の強化を重ね、より広範な製造業務に対応する「ワンプラットフォーム」、そして製造業の意思決定を支える基盤への進化をさらに推し進めます。組織面では、これらを実現するため、ビジネス・開発・コーポレートの全職種にわたり採用を加速してまいります。

今後の事業展開

今回、オムロングループを引受先かつ事業パートナーに迎えたことは、当社が次に注力する「設備・制御機器(OT)と情報管理・分析(IT)をつなぐデータ基盤の提供」を象徴する一歩です。両社の強みを掛け合わせ、より多くの製造業のDX・スマートファクトリーの実現に貢献してまいります。

■オムロンとの事業連携

連携に至った背景

製造業のDX・スマートファクトリー化を進めるうえで、改善活動・トレーサビリティの確保・AI活用といった取り組みの「土台」として、データ基盤の重要性が急速に高まっています。ここで重要なのは、工程や設備ごとに個別のデータを取得することではなく、データ基盤が構築され、それぞれのデータが横断的につながっていることです。トレーサビリティの確保も、AIの活用も、生産性向上に向けた分析も、一部のデータだけでなく現場全体を包括的に分析できて初めて成立するためです。

しかし実際の製造現場では、基幹システムや管理業務を担うIT領域と、設備・制御機器・センサーといったOT領域が分断され、設備から生まれるデータが管理・分析のレイヤーまでつながっていないケースが少なくありません。人手不足・生産性向上・技術の進化という潮流を踏まえれば、設備からのデータを取得していくことはもはやマストであり、この「つながっていない部分」を埋めるピースが求められています。

今後の展望

当社は、製造現場の工程・品質・在庫データを統合管理する当社のクラウド製造実行システム(MES)「Smart Craft」を保有しており、オムロンは制御機器メーカーとして、製造ラインに数多くのデバイスのラインナップを有していることを強みにしております。両社は今後、IT×OTのデータ連携をさらに高度化し、AIによる予知・最適化など、データ基盤を起点とした新たな価値創出に取り組みます。スマートファクトリーの実現を共通のビジョンとして掲げ、日本の製造業の競争力強化に貢献してまいります。

投資家及び当社コメント

■オムロン株式会社 グローバル戦略本部 コーポレートディベロップメント室長

兼 オムロンベンチャーズ 代表取締役社長 神谷直輔 コメント

オムロンは、昨年11月に中期ロードマップ SF 2nd Stageを公表し、GEMBA DX企業への転換に向けた積極投資を果敢に行っていく成長戦略を掲げました。労働人口の不足や熟練工の不足は、モノづくりの現場における深刻な課題となっております。この顧客の本質的な課題を解決するためには、デバイス、ハードウェアだけではなく、データを活用したサービスが必要だと我々は認識しております。

Smart Craftとは、製造業における課題感や、来るスマートファクトリーの世界観を共有・共感できただけでなく、積極的な連携を通じてより大きなインパクトを創れると思い、出資に至りました。今後、両社の強みを掛け合わせることで、顧客が求める価値創出を加速できることを期待しております。

■株式会社Smart Craft 代表取締役 浮部史也 コメント

このたび、製造現場に深い知見を持つオムロンベンチャーズ社を新たな株主に、オムロン社を事業パートナーにお迎えできたことを、大変光栄に思います。多くの現場に向き合う中で実感してきたのは、人手不足や技能継承、生産性向上といった課題の解決は、現場のデータが個別に管理されるのではなく、シームレスにつながって初めて大きなインパクトを生む、ということです。 製造・品質・在庫を統合管理する当社のMESソリューションと、設備・制御に確かな知見を持つオムロン社が手を組むことで、IT領域とOT領域がつながり、現場から経営までデータが一気通貫でつながる情報基盤を実現できると考えています。今回の調達と事業連携を機にプロダクトと組織を一段と強化し、より多くの製造業のDXに貢献してまいります。

■採用について

Smart Craftでは、製造業の未来を変革する新たな仲間を募集しています。

https://job.smartcraft.jp/

■「Smart Craft」について

Smart Craftは、製造現場の工程管理・品質管理・在庫管理を一気通貫でデジタル化するクラウド製造実行システム(MES)です。 タブレットやスマートフォンなどのモバイル端末を用い、作業指示や生産実績に加え、品質検査記録や在庫データまでを現場で統合的に管理できます。

これまで分断されていた生産・品質・在庫の記録がリアルタイムに連動することで、紙やExcelによるアナログ業務や二重入力を撤廃。蓄積されたデータはAI機能等を通じて高度に活用され、現場のQCD向上だけでなく、工場経営を支える意思決定基盤として製造業のDXを強力に推進します。

サービスサイト:https://smartcraft.jp/

■株式会社Smart Craft 会社概要

株式会社Smart Craftは「モノづくり産業のニュースタンダードを創る」をミッションに、テクノロジーを駆使したスマートなモノづくり・働き方を推進するソリューションを提供しています。経済産業省「2024年版ものづくり白書」掲載。

会社名:株式会社Smart Craft

所在地:東京都渋谷区初台1-51-1 初台センタービル

代表者:代表取締役 浮部 史也

設 立:2021年6月15日

事業内容:クラウド製造実行システム「Smart Craft」の開発・提供

URL:https://corp.smartcraft.jp/

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会社概要

株式会社Smart Craft

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URL
https://corp.smartcraft.jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区初台1-51-1 初台センタービル 312号室
電話番号
03-3527-2464
代表者名
浮部史也
上場
未上場
資本金
8109万円
設立
2021年06月