ゴールボール日本代表（愛称：オリオンJAPAN）をけん引する高橋利恵子選手と宮食行次選手のインタビューを公開

8月18日（金）から英国・バーミンガムで開催される2023 IBSA World Gamesを前に日本代表選手のライフストーリーやゴールボール競技の魅力について聞きました

2024年に活動開始から30周年を迎える一般社団法人日本ゴールボール協会（東京都足立区、会長：梶本美智子）は、ゴールボール日本代表「オリオンJAPAN」の高橋利恵子選手と宮食行次選手のインタビューを公開いたしましたので、お知らせいたします。インタビューでは、選手のライフストーリーや転機、ゴールボール競技の魅力などを幅広く聞きました。ぜひご覧ください。

高橋利恵子選手インタビュー

「今、とても幸せ。でも、もっと嬉しいことを探していきたい。仲間たちと一緒に。」

https://jgba.or.jp/representative/players-staffs/takahashi/

＜高橋利恵子選手プロフィール＞

1998年3月20日、広島県広島市生まれ。先天性の網膜黄斑変性により、幼い頃から視覚障害がある。ゴールボールには高校2年生だった2014年に出合い、筑波大学進学後の2017年、日本代表強化選手に。2018年、世界選手権（スウェーデン）で初の日本代表入り。2021年には東京2020パラリンピックに初出場し銅メダル獲得。2023年から女子日本代表キャプテンに就任し、パリパラリンピック出場を目指している。

宮食行次選手インタビュー

「見えた！世界の頂点への道筋。『もう、チャレンジャーじゃない』」

https://jgba.or.jp/representative/players-staffs/miyajiki/

＜宮食行次選手プロフィール＞

1995年3月20日、大阪府吹田市生まれ。小学校から野球をはじめ、5年生のとき網膜色素変性症と診断されたが、見えにくさを自覚したのは中学時代から。大阪府立大阪北視覚特別支援学校の理療科在学中だった2017年、競技を始める。2018年には日本代表強化指定選手に選出され、さらに力を伸ばす。2021年、東京2020パラリンピックではチーム最多の13得点。パリパラリンピック出場を目指し、練習に励んでいる。

 

高橋・宮食両選手ともに2023 IBSA World Gamesの日本代表に選出

両選手とも、英国・バーミンガムで8月18日（金）から8月27日（日）にかけて開催される「2023 IBSA World Games」のゴールボール日本代表に選出されています。

 

2023 IBSA World Games に派遣するゴールボール日本代表について

https://jgba.or.jp/2023/07/07/2023-ibsa-world-games-players/

 

この「2023 IBSA World Games」は、IBSA Paralympic Qualification Ranking Tournamentとして開催されます。本大会で、すでにパリパラリンピックの出場権を獲得していない国の中で1位になった国がパリパラリンピック競技大会の出場権を獲得します。IBSA Asia/Pacific Championships（11月／中国・杭州で開催予定）を含む大陸予選が終わっていない中で確実に出場権を獲得するためには優勝が求められます。

なお、予選のプール分けが発表されています。女子日本代表は、イスラエル、中国、オーストラリア、イギリス、ギリシャと同組、男子日本代表はリトアニア、ドイツ、フィンランド、韓国、エジプト、イギリスと同組となっています。

 

参考：ゴールボールとは

ゴールボールは、1946年に第二次世界大戦の元兵士のリハビリテーションのために開発されたブラインドスポーツ（視覚障害者スポーツ）で、現在では100カ国以上の国で男女が競技としてプレーしていると言われています。3人対3人の対戦型球技で、重さ1.25㎏の鈴の入ったボールを交互に転がし合い相手のゴールにボールを入れて得点を競います。「音の騙し合い」や「静寂の中の格闘技」とも言われ、スピード感あふれる頭脳的で激しいパラスポーツです。パラリンピック競技の中では、健常者・晴眼者が行う競技をアレンジしたものではないという独自性の高い競技です。視覚障害の程度による不公平をなくすために選手全員がアイシェード（目隠し）を着用してプレーします。

 

【一般の方からのお問い合わせ先】

一般社団法人日本ゴールボール協会

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