アイシンの放課後児童クラブ向け「めしクルーKids」が西尾市でも実証実験開始

―市内小学校における長期連休期間のお弁当問題を解決―

株式会社アイシン

2023年11月27日 12時50分

　株式会社アイシン（本社：愛知県刈谷市　社長：吉田守孝）は、放課後児童クラブ向けにお弁当を配達する「めしクルーKids」の社会実装をめざし、愛知県西尾市と実証実験を行います。

　今回の実証実験は、西尾市の官民連携事業の一環として開始し、子育て世帯の支援を目的としています。小学校の冬休みにあたる期間に市内一部の放課後児童クラブが対象となり、事前に専用サイトで保護者から申し込みがあった児童に、昼食として出来たてのお弁当を配達します。お弁当は市内の「配食のふれ愛西尾店風雅」が提供する日替わりのメニューで、アレルギー表示を見て日単位で注文の要否を判断できます。

　当社は、カーナビ技術をシステムに活用したフードデリバリーサービス「めしクルー」を事業展開しており、そのシステムを応用したのが「めしクルーKids」です。仕事と子育てを両立する保護者や家族など、誰もが過ごしやすいまちづくりに貢献したいという思いから生まれました。

　「めしクルーKids」は、既に他自治体で実証実験を行っており、参加した保護者からは「お弁当を作らなくても良いと気持ちが楽だった」「温かいお弁当に子どもが喜んでいた」「今後も利用したい」といった反響がありました。

　西尾市では、現在「めしクルー」の社会実装はされていませんが、地元の弁当事業者が「めしクルーKids」専用システムを使用し、配達まで包括して担当します。地域ごとのニーズや課題の把握することで、「めしクルー」が導入されていない地域でも「めしクルーKids」の社会実装をめざします。

　アイシンはこれからも、人々や社会のニーズに寄り添い、未来に笑顔を与える新たな価値を提供していきます。