PC・Web特化型 就労継続支援B型事業所「Study Hub」、神奈川県に初進出、4拠点目を開設 — 川崎オフィスを12月1日よりOPEN

〜 デジタル時代に対応した障害者支援モデルの確立と、夢ある人が活躍できる社会の実現へ 〜

日本介護事業株式会社

ロハスグループ 日本介護事業株式会社(本社:東京都墨田区、代表取締役社長:西村 茂、事業統括部長:前田 崇宏)は、2025年12月1日、神奈川県川崎市幸区において、4拠点目となる就労継続支援B型事業所「Study Hub 川崎」を新たに開設いたします。

本事業所は、障害のある方々の「学びたい」「働きたい」「就職したい」という多様なニーズに寄り添い、IT・Web分野に特化した業務機会を提供することで、スキル習得から就職支援までを一貫して行う、これまでにない「新しい形の就労継続支援B型」を実現しております。

オフィス内装①
オフィス内装②
オフィス内装③
オフィス内装④

■ Study Hub 川崎 事業所概要

事業所名称:Study Hub 川崎

開設日:2025年12月1日

所在地:〒212-0013 神奈川県川崎市幸区堀川町580 ソリッドスクエア 西館 3階 

アクセス:JR東海道線・京浜東北線・南武線「川崎駅」北口 徒歩3分 京浜急行電鉄「京急川崎駅」西口 徒歩5分

運営法人:日本介護事業株式会社(ロハスグループ)

■ 神奈川県への拠点拡大の背景

Study Hubが神奈川県に新拠点を開設する背景には、「デジタルスキルを通じた就労支援を、より多くの地域へ広げたい」という強い想いがあります。首都圏でも特に川崎エリアは、東京都心と横浜の中間に位置し、交通利便性が高く、若年層からシニア層まで多様な人々が生活する地域であるため、障害者の就労支援ニーズは年々高まっています。

一方、川崎市内にある約80か所の就労継続支援B型事業所のうち、「PCスキルを中心とした生産活動」を行う事業所は約8か所にとどまっています。さらにその多くは、アニメーションやデジタルアート制作などのクリエイティブ分野に特化しており、事務作業やITツールの活用、ビジネスマナーの習得など、一般企業就労(特に大手特例子会社等)に直結するスキルの訓練ができる事業所は限られているのが現状です。

このような背景のもと、「事務系スキルを高めたい」「PCを使った業務で社会復帰を目指したい」といった希望を持つ障害のある方々に対し、より多様な選択肢を提供することが本事業所の目的の一つです。

また、川崎市は都内および横浜市などへのアクセスも良好で、将来的に広域就労を目指す利用者にとって通勤圏内での訓練が可能な立地環境であることも、大きな利点と捉えています。特に精神障害や発達障害を抱える方にとっては、「安心して通所できる距離感」や「都心の就労環境に慣れるステップ」としての役割が重要であり、川崎市の地理的特性はその支援に資すると考えています。

こうした観点から、川崎市においてStudy Hubのような成果志向型のB型事業所を設置することは、地域における障害者就労支援の選択肢拡充に寄与し、利用者一人ひとりの自立的なキャリア形成を支える社会的意義のある取り組みであると考えています。

■ 就労支援業界における構造的課題

障害者の就労支援制度には、就労継続支援B型のほか、「就労移行支援」「就労継続支援A型」といった福祉サービスがあります。これらは就職活動に向けた訓練や支援を行う仕組みですが、それぞれ以下のような制約が存在しています。

【就労移行支援事業所の課題】 

  • アルバイト等の有償労働を並行して行うことが難しく、収入を得ながらサービスを利用することが現実的ではない

  • 原則として最大2年間の利用期限があり、限られた時間の中で就職活動を完遂しなければならない

特に精神障害のある方にとっては、無収入の状態で時間に追われることが精神的な負担となり、本来の能力を発揮しづらい状況を生んでいます。

 【就労継続支援A型の課題】 

  • 週20時間以上の勤務といった体力的・通所的条件を求められる場合があり、利用ハードルが高い

  • 軽作業中心の事業所が多く、ITスキルを活かせる場が限られる

これにより、「スキルを活かして働きたい」「在宅勤務を視野に入れたい」といったニーズに十分対応できていないのが現状です。

■「稼ぎながら就職を目指せる」就労継続支援B型の可能性

こうした課題を解決する手段として、Study Hubは就労継続支援B型の仕組みを活用しています。

B型では、利用者は企業から受託した業務(生産活動)を行い、成果に応じた「工賃」が毎月支払われます。就労移行支援と異なり、利用期限の制限がなく、自分のペースで働けるのが大きな特徴です。

「収入を得ながら、就職に必要なスキルをじっくり身につける」ことで、より現実的かつ継続可能なキャリア形成が可能となります。

■ 就職実績のある「成果志向型」B型支援事業所として

就労継続支援B型は、本来「一般就労が困難な方」を対象とする制度であり、全国的にも就職実績のある事業所はごく限られています

しかし、Study Hubでは、就職サポートに特化したスタッフ、ロハスグループ本部との連携を通じた就職支援など、豊富な就職サポートを完備し、2024年度4名、2025年度上半期10名、累計就職者14名の就職実績を生み出しています。

単なる“作業の場”に留まらず、本気で就職を目指す方に向けた成果志向型の支援機関として、多くの利用者から高い評価をいただいています。

■ Study Hubについて

Study Hubは、「学びたい」「働きたい」「就職したい」という意欲あるすべての方へ、「夢ある人へ“きっかけ”を」という理念のもと、
IT・PC業務に特化した支援を通じて、障害のある方々のキャリア形成を支援しています。

サービスの詳細やご利用のご相談は、以下よりご確認ください。

公式サイトhttps://studyhub.co.jp/

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福祉・介護・リハビリ
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会社概要

日本介護事業株式会社

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URL
https://www.lohasmission.jp/
業種
医療・福祉
本社所在地
東京都墨田区横網1-2-28
電話番号
03-5608-3636
代表者名
西村茂
上場
未上場
資本金
1000万円
設立
1989年10月