生理の環境改善に取り組む学生らのスピーチコンテスト「~誰もが快適な生理を~サミット 2025」の受賞者決定
~最高金賞・グランプリを長野県松本県ケ丘高等学校が受賞~
日本らしいフェムテックの創出を目指して活動する「Femtech Japan」(株式会社G-Place、東京支社:東京都中央区、代表取締役社長:綾部英寿)は、11月8月(土)に「~誰もが快適な生理を~サミット2025」を東京都渋谷区で開催いたしました。第一部は、生理を取り巻く環境に関するスピーチや掲示物のコンテスト、第二部は2名の大学教授による生理用品の無料配布の取り組みに関するセミナーを行いました。
コンテストの参加者は、Femtech Japanが行っている「『誰もが快適な生理を』プロジェクト」を活用してトイレに快適な使用感のノンポリマー生理用ナプキンを設置した、もしくは設置を進めている学校・大学および企業・団体が中心で、スピーチと掲示物の両カテゴリー合わせて全7エントリーがありました。最高金賞・グランプリは、生理用ナプキンの常設を目指したトライアル設置およびアンケート調査を高校生がひとりで行った、長野県松本県ケ丘高等学校に贈られました。


▶「~誰もが快適な生理を~ サミット2025」 結果詳細:
https://femtech-japan.com/kaiteki/e2511/
■受賞者コメント
【最高金賞・グランプリ】長野県松本県ケ丘高等学校 代表者
「今回はこのような賞をいただけてとても嬉しいです。一人で進めている活動なので、様々な見方ができる発表会に参加できてとても良かったし、自分ができることがたくさん増えたので、これからも頑張って取り組んでいきたいと思います。」

【銀賞】京都ノートルダム女子大学 代表者
「夏に引き続き今回も賞をいただけて嬉しいです。今回は社会人対象調査の結果を発表しましたが、調査をする中で様々な意見が出ていて、より社会全体の課題だなと実感しました。また、男子学生・男性教員への意識調査とタイとの比較調査では、学校教育の問題も浮かび上がり、解決に向けて今後も継続的にディカッションをしていきたいと思います。」

【銅賞】 東洋大学 Toyo-Mewプロジェクト 代表者
「 このたびは、発表の機会をいただきありがとうございました。学生がやりたいと思ったことを自分たちの力で次々に形にしていけるところが、私たちの団体の強みだと思っています。今回の受賞を励みに、さらに新しいことにチャレンジしていきます。」
■「~誰もが快適な生理を~サミット 2025」概要
【名称】
~誰もが快適な生理を~サミット 2025
【開催日時】
2025年11月8日(土) 14:00~16:30
【参加者(登壇順)】
① 京都ノートルダム女子大学
② 東洋大学 Toyo-MeWプロジェクト
③ 生理の貧困を考える会おきなわ(オンライン登壇)
④ 長野県松本県ヶ丘高等学校
⑤ 国立大学法人岩手大学
⑥ 京都女子大学 Re:bloom (掲示物部門のみエントリー)
⑦ 旭川市立中央中学校 (掲示物部門のみエントリー)
【プログラム】
第一部
スピーチコンテスト、掲出物(ポスター・POP等)コンテスト
第二部
セミナー① 「トイレ内に生理用品がある社会を」
大阪大学 大学院 人間科学研究科 杉田映理教授(オンライン登壇)
セミナー② 「誰もが快適な生理を」京都ノートルダム女子大学での取り組み
京都ノートルダム女子大学 現代人間学部 心理学科 松島るみ教授
【受賞者】
「誰もが快適な生理を」サミット2025
最高金賞・グランプリ:長野県松本県ケ丘高等学校
銀賞:京都ノートルダム女子大学
銅賞:東洋大学 Toyo-Mewプロジェクト
「誰もが快適な生理を」サミット2025 掲示物(ポスター/POP)部門
金賞:京都ノートルダム女子大学
銀賞:旭川市立中央中学校
■「誰でも快適な生理を」プロジェクト
「誰もが快適な生理を」プロジェクトは、学校、企業、団体等が生理用ナプキンをトイレに設置し利用者に提供する取り組みをサポートするため、1カ月のトライアル期間のナプキンを無償提供し、本運用の際にも特別価格で提供するというもので、Femtech Japanが2022年1月から行っています。現在までに、全国50以上の学校法人や企業への導入をサポートしています。
2023年4月からは京都ノートルダム女子大学(学長:中村久美、所在地:京都府京都市左京区)の現代人間学部心理学科と産学連携研究を行っており、様々なアプローチで生理を取り巻く社会課題の解決と知識の共創に取り組んでいます。(2025年11月現在)
またFemtech Japanは、「誰もが快適な生理を」プロジェクトを通じて「生理の貧困」という社会課題解決に貢献するとともに、生理の期間を快適に過ごせる方を増やしたいと考えています。そのため、本プロジェクトでは、生理用品の中でも特に使用感が良いという評価が高い、ノンポリマー(高分子吸収剤不使用)のナプキンを提供しています。
▶「誰もが快適な生理を」プロジェクト: https://femtech-japan.com/kaiteki/

■Femtech Japanについて
女性特有の健康課題をテクノロジーで解決するという考え方が「フェムテック」(female + technology)です。Femtech Japanは、日本に日本らしいフェムテックを広めるため、株式会社G-Placeが2021年1月に立ち上げた取り組みです。現在はイベント・セミナー開催、マーケットリサーチ、フェムテック・フェムケア系ブランド・サービスの販促サポート、施設内トイレへの生理用品設置サポート(「誰でも快適な生理を」プロジェクト)等の活動を行っています。
▶Femtech Japan ウェブサイト: https://femtech-japan.com


■株式会社G-Placeについて
1968年に「日本グリーンパックス」として事業をスタート。2019年5月、創業50周年を機に現社名に変更しました。「アイディアで未来をつくる、創造総合商社」を掲げ、さまざまな分野で独自性のある商品やサービスを提供しています。創業から一貫して、全国自治体のごみ減量を支援する事業を柱にしており、現在では、高所安全対策製品や再生樹脂製品の販売、天然成分由来にこだわったオリジナルの化粧品や雑貨類の企画・販売、海外家電製品の輸入販売なども行っています。海外にも拠点を設け、積極的に事業を展開中です。
2020年からは当社の株の100%を一般財団法人辻・山中財団が保有する体制に移行しており、当社の得た収益の一部は配当金として財団に支払われたのち、社会に対し意義のある事業に寄付される仕組みになっています。 ※辻は「一点しんにょう」が正式表記
株式会社G-Place 公式サイト https://g-place.co.jp
一般財団法人辻󠄀・山中財団 公式サイト https://www.tsuji-yamanaka-zaidan.jp/
【会社概要】
商号:株式会社G-Place (読み:ジープレイス)
所在地:〒617-0835
京都府長岡京市城の里10-9
創業/設立:1968年5月7日/1969年5月16日
代表取締役社長:綾部英寿
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