竹内 薫氏 監修*SDGsビジュアルブック『気温が1度上がると、どうなるの? -気候変動のしくみ-』1/29発売!
オールカラーの豊富なイラストでわかりやすく解説。
産業革命以降の150年間で、地球の気温は平均で1度上がりました。
地球45億年の歴史の中では“短期間”にあたる、この急激な「気候変動」の影響で、
極端な気象変化による自然災害の発生や海面上昇などが深刻な出来事として世界で問題になっています。
本書は、まず「気候変動とはなにか」を知ることから始め、
持続可能な社会をめざして、わたしたちが身近なことからできる行動へのヒントをくれる科学絵本です。
前半では、「天気」と「気候」の違いや地球上にあるいろいろな気候帯について、また、過去に起こった気候変動や「温室効果」などについて説明します。
後半では、わたしたち人間の進歩の過程で産業革命がおこり、経済や生活のありかたに急速な変化が生じたことで、自然環境にどのような影響が出ているのかを幅広い視点でとらえ、解説します。
国連で採択された「パリ協定」で1.5度目標が掲げられているいま、
グレタ・トゥーンベリさんをはじめ世界中の若者たちが危機感をあらわにしています。
こうした状況に対してなにができるでしょうか。
わたしたちの未来と地球を守ることについて考えます。
◇読者対象:小学校高学年以上(常用漢字使用 。小学5年以上の漢字にふりがな)
【サンプルページ】
- 主な内容・・・この150年で地球はどう変わったの?/太陽がもたらす気候と温室効果/暖かい時期と寒い時期/最後の氷期に起こったこと/なぜ気候は変動するの?/人間の暮らしが生み出す温室効果ガス/多くのエネルギーを要した産業革命/人口増加が気候におよぼす影響/気候変動をおさえる方法は?/再生可能エネルギーを使うメリット/環境を守るためのこれからの生活様式 など
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【 著者/監修者/訳者 プロフィール 】
文●クリスティーナ・シャルマッハー・シュライバー
ドイツのミュンスターとイタリアのベルガモでドイツ文学を学びながら、さまざまな新聞に寄稿。その後、各地のオペラハウスで仕事をする。2016年からフリーの作家兼翻訳家となり、児童向けノンフィクションを何冊も出版している。
絵●シュテファニー・マリアン
フリーのイラストレーター兼作家。ドイツのミュンスターのデザイン学校でイラストレーションを学ぶ。在学中から作品を出版し、何冊もの絵本の出版のほか、雑誌にもイラストを提供している。ブラウンシュヴァイク近郊在住。
監修●竹内 薫(たけうち かおる)
1960年東京生まれ。猫好きサイエンス作家。YES International School校長。主な著書に『99.9%は仮説』(光文社)、『宇宙のかけら』(講談社)など。地球環境問題や犬猫の殺処分問題などでも積極的に発言している。趣味は野鳥撮影、カポエイラ、ルービックキューブ。妻子と猫たちと裏横浜に在住。
訳●松永美穂(まつなが みほ)
早稲田大学文学学術院教授。専門はドイツ語圏の現代文学と翻訳論。訳書にベルンハルト・シュリンク『朗読者』(新潮社、第54回毎日出版文化賞特別賞受賞)、カトリーン・シェーラー『ヨハンナの電車のたび』(西村書店、第20回日本絵本大賞翻訳絵本賞受賞)など。
【 書 誌 情 報 】
■『〈地球の未来を考える〉気温が1度上がると、どうなるの? ~気候変動のしくみ~』
■2021年1月29日発売/2021年2月5日刊行
■ISBN 978-4-86706-017-9 ■定価:本体1900円+税
■K・S・シュライバー 文 S・マリアン 絵 竹内 薫 監修 松永美穂 訳
■A5変型・上製・93ページ ★オールカラー/常用漢字使用/小学5年以上の漢字にふりがな
■発行・発売:西村書店 http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/16540
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●好評既刊●
『グレタのねがい 地球をまもり 未来に生きる』
ヴァレンティナ・キャメリニ 著 杉田七重 訳 増田ユリヤ 解説
http://www.nishimurashoten.co.jp/book/archives/14575
●ひとりで学校ストライキを始めた経緯から、世界中の若者たちへの活動の拡大、国際会議でのスピーチ、2019年ノーベル平和賞ノミネートまで、
未来を守ろうと立ち上がったグレタの行動と思いを描く。巻末には地球温暖化についての解説や、気候変動のキーワード、トピックなども掲載。
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