能登半島地震からもうすぐ1年… 「FRECIOUS」の定期防災調査結果を公開 防災グッズ準備率が大幅増加し過去最高を記録!一方で、3人以上の世帯の水備蓄量は不足傾向

~防災収納のプロが“今すぐ使える正しい防災テク”を直伝~

富士山の銘水株式会社

 ウォーターサーバーによる宅配水サービス「FRECIOUS(フレシャス)」を提供する富士山の銘水株式会社(本店・工場:山梨県富士吉田市、代表取締役社長:粟井英朗)は、FRECIOUS利用者を対象に「防災に関する意識調査」を実施しました。

【調査背景】

 2024年は、1月1日「令和6年能登半島地震」が発生し、最大震度7の強い揺れや土砂災害による被害がありました。さらに、8月8日日向灘の地震に基づき、政府は「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表。メディアやSNSを中心に、日頃からの地震への備えを呼びかける内容や、おすすめの防災グッズや被災時の便利アイテムを紹介する投稿が飛び交いました。今後も起こり得る自然災害に対して、防災への意識は高まっていると考えられます。

 そんな中、変化した災害意識や、実践的な対策ローリングストック法の認知度、そして最も重要なライフラインの一つである「水」の備えに着目し、3,360名のFRECIOUSユーザーにアンケートを実施し調査を行いました。なおこの意識調査は2018年から行っており、今年で6回目となります。

【調査サマリー】

◆防災グッズの準備率は約8割!調査開始以降過去最多に。

 準備率は前回調査より9%上昇。特に子どもがいる世帯は全体集計と比べても高水準の結果。

◆“ローリングストック法”認知/実践ともに過去最多の6割超!

  なかでもトップは「飲料水」の備蓄。しかし、3人以上の世帯は「11~20L前後」と不足傾向。

◆今後の災害に対して93%が不安を持っていると回答。特に、停電、断水などライフラインへの不安感が上位に挙がる。

◆ 防災情報の収集率は94.6%と過去最多!SNSやラジオを利用する傾向。投稿機能の活用などにより能動的に情報収集。

■防災収納のプロが調査結果を受け、今すぐ自宅で実践できる防災のコツをアドバイス

 今回の調査結果を整理収納コンサルタントとして活躍する松永さんにいち早く見てもらい、調査で集まった防災への課題に対して気を付けてほしい点や、ご自宅でも今すぐに使える防災収納テクニックを教えてもらいました。

【防災収納インストラクター 松永りえさん】

2016年4月の熊本地震を機に「災害に強い収納(防災収納)」の重要性を痛感。SNSや書籍、セミナーなどを通じ、積極的に情報発信を行う。

◆HP:https://mujikko.net

◆Instagram:https://www.instagram.com/mujikko_rie

被災時に最も重要なことは、最低限“命を守ること”。命を守るためには、ケガをしないことが重要な要素の1つになります。そのためには、家の中が真っ暗な状態でも避難できるつくりにしなくてはなりません。

意識するのは、落ちない・倒れない・移動しない。揺れても避難ルートが確保できるよう、まずは余分な物を置かない=物を減らすことから始めましょう。

災害が多かった2024年は、多くの方に「何を備蓄すればいいですか?」という質問をもらいました。実は日常生活の延長線上でできることもたくさんあるんです!是非皆さんもお試しください。

■防災グッズの準備率は過去最高の79%!子どもがいる世帯では準備していないが2割以下に。

 今回の調査では、防災グッズを「準備している」、または「少し準備している」と答えた割合は、79 %という結果になりました。2018年より微増傾向にあったものの、前回調査(2022年実施)時からは9ポイント増加と、大幅上昇となりました。(図1)

 能登半島地震はじめ大規模災害が続いたことにより、人々の防災意識が強まり、防災グッズの準備率も増加したことが推察されます。

 世帯別に見ていくと、年代を問わず“未就学児と同居している世帯”の防災グッズの準備に関して、「まったく準備していない」が17%に留まり、前年と比べても9ポイント減少の結果となりました。 (図2)

 同居していない世帯でも「まったく準備していない」と回答する人は減少傾向にあるものの、特に子育て中の被災は、大人と比べてもケアすべきことや必要アイテムが多いことから、日頃から災害に備えた準備を行っているとわかりました。

(図1)
(図2)

■防災グッズを見直す人も大幅に増加。直近3カ月以内の見直し率は3割超え!

 防災グッズを「準備している」「少し準備している」と回答した人に、防災グッズの見直しについて質問。回答時(2024年10月)から3カ月以内に見直しをした人は、全体の37%となりました。今夏の南海トラフ地震、臨時情報発信が3カ月以内の見直し率上昇に影響を与えたのではないでしょうか。

 さらに、1か月以内に見直しをした人も、前回調査時から約8ポイント増加しています。このことから、定期的に見直しをする習慣を持つ人も増加傾向にあると考えられます。

 フリー回答の中には、「春休み、夏休み、冬休みに防災バックの中身を確認して、新しいものと入れ替えています」という声がありました。季節ごとに必要な防災用品も変わってくるため、定期的に見直しを行い、中身を入れ替えることは大切なのかもしれません。

■“ローリングストック法”の実践度は半数超えも、備蓄水量は不足傾向。

 ローリングストック法は、日常生活で消費しながら常に一定量の食料や生活用品などを家に備蓄して災害に備える方法です。今年は、ローリングストック法の認知度・実践度ともに過去最高を達し、実践度は半数を超える結果となりました。(図1)

 ローリングストック法を実践しているものを質問したところ、約9割が「飲料水」と回答。次いで食料、ウェットタオル、カセットボンベなどが挙がりました。世帯数別で飲料水の備蓄水量を聞いたところ、3人以上の世帯が「11~20L前後」と回答。(図2)

 防災への意識が高まり、ローリングストック法に関しても実践度が高まっているにも関わらず、最低備蓄水量と言われる1日3L×1週間分を蓄えられている人は、限られていることがわかりました。そのため、今後は正しい水の備蓄量を広めていく必要があります。

(図1)
(図2)

防災収納のプロ・松永さんに聞く! 水の備蓄にはウォーターサーバーが最強!

▶水の備蓄量が足りていない?!

ローリングストック法への実践度が増えていることは嬉しくあるものの、十分な量をストックできている人は限られているようです。

水に関しては、最低でも大人1人あたり1日3L×1週間分が必要とされます。単純計算でも3人家族なら63L、4人家族なら84Lもの量となります。この計算で考えると、15L前後は2日間程度しか持たず足りなくなる量と言えるでしょう。

▶給水所の活用が困難な方は、追加の備蓄を。

水が不足したときは、地域の給水所が助け舟となりますが、高層マンションにお住いの方や高齢者は、地域の給水所への往復が困難になると考えられます。心配な方は多めに備えておくようにしましょう!

▶フレシャスなら自然と“ローリングストック法”を実践!

ウォーターサーバーの利用者は、常に水ボトル・水パックのストックがあるのではないでしょうか?実は、世帯人数に合わせて少し多めにストックしておくだけで防災への備えができていることになります。

フレシャスは定期的に水ボトル・水パックが配達され、どちらも簡単に飲料水として注水することができます。

普段から少し多めの量を備えることで、無理せず生活の延長線上で防災ができます。

ウォーターサーバー最強説!

水ボトルの青いキャップは、片手で簡単に外すことができ、そのまま水を注げます!

水パックは角をハサミでカットすることで、すぐに飲料水として使用できるので、とても便利です♪

■備蓄品はよく使うスペースへの保管が一般的に。効果的な収納法の実践率は低調気味。

 ローリングストック法を実践していると答えた人に、備蓄品の収納場所を質問したところ、1位はパントリー(キッチン)。次いで玄関、納戸、リビングなどが挙がりました。飲食物を保管する場所や、すぐに取り出しやすい場所に収納している人が多いことがわかりました。(図1)日常生活と備蓄に壁を作らない防災法だからこそ、身近な場所に置く意識がついているようです。

 一方、備蓄品の収納に工夫していることについて、効果的だとされる“分散される”を実践している人は28%に留まりました。「置き場をフロア毎に分ける」「リュックへひとまとめに」「アプリで賞味期限を管理」など各々模索しながらも生活に合わせた工夫をしていました。(図2)

防災収納のプロ・松永さんに聞く!今すぐ実践できる防災収納って?

▶“ローリングストック法”をおさらい!

ローリングストック法とは、普段の食品を少し多めに買い置きしておき、日常的に消費しながら、消費した分を買い足すことで、常に一定量の食品が備蓄されている状態を保つ方法です。

防災食品をローリングストックしていると認識している方もいますが、正しい方法は、あくまで日常生活で使用しているものが該当します。災害時に普段から食べているものがあると、心身ともに落ち着きますよ。

▶“ローリングストック法”に適しているものは?

お水、フリーズドライのスープや麺類、お米は、定期的に消費するものなのでローリングストックをするのにもってこいです。

カセットコンロとガスボンベがあれば、熱湯を使って温かい食事を食べられます。万が一に備えて、常温水で調理できるものがあるとさらに安心です。

▶備蓄品の収納には分散が鉄則!

ローリングストック法はよく使う場所であるキッチン周辺への収納が基本。一方、長期備蓄をする防災アイテムは各部屋へ分散収納をしましょう。

棚の横やベッドの下などデッドスペースでOK!1つでも多く備える意識が大切です。

▶箱に直書きで管理が簡単に。

備蓄用品を入れた段ボール箱の外側に大きく賞味期限を書いておきましょう。

箱を取り出さずとも交換目途がわかるので、ずぼらさんにもおすすめです。

©Illustration:Tokuhiro Kanoh

■今後の災害へ不安感を持つと93%が回答。停電・断水などライフラインへの不安が上位。

 今後起こり得る災害に対して不安感があると回答した人は93%。今年は特に日本国内での災害が続

いたこともあり、多くの人が今後起こりうる災害に対しても不安感を持っているようです。(図1)

 具体的に何が不安かという質問には、「停電で電気が使えないこと」「断水で水道水が使えないこ と」という回答が出てきました。被災した状態での避難生活がどこまで続くのかすらわからない中で、電気・水といったライフラインが断たれることは心身のストレスにも繋がります。日頃から備蓄を実 践していくことが、災害への不安軽減にもなると考えられます。(図2)

(図1)
(図2)

防災収納のプロ・松永さんに聞く! 備蓄の最重要項目“水”を備えるためには?

▶まずは近所の給水源をチェック

水は、飲料水・料理に使う水・手を洗う以外にも、トイレ やお風呂、お皿洗いなど様々な場面で欠かせない存在です。断水時、わずかな水のストックがなくなっていくと、ものすごく不安になります。近所の給水所がどこにあるのか把 握しておきましょう。

もちろん日頃からの備蓄が前提。1人1日3L×1週間は欲しいですよね。水がギリギリになると精神的にも不安定になるので余裕をもった備えが大切です。

また、最大限水を活用できるように、非常用トイレやボディシートなど、代替できるものを準備するのも◎。

▶日頃からの備蓄にはウォーターサーバーがおすすめ!

前述からもあるように、ウォーターサーバーは自然にローリングストック法が叶うのでおすすめしたい防災方法です。

災害時は、普段の水パックを鍋やコップに移し替えて使います。フレシャスのBIB(バッグインボックス)は段ボールから注水できるのでいざという時にはとても有難い存在です。

 FRECIOUSユーザーに、フレシャスの水パックや水ボトルをどのように活用していますか?と聞

いたところ、実際の災害時で利用した人からも多く声が集まりました。

数年前、台風が来る時期に、フレシャスBIBを購入していたのですが、水道が1日止まった時にフレシャスBIBが活躍しました。子供でも注ぎやすいのがよかったです。(30代・女性)


水パックの一部を切って、そこから鍋やボウルに水を移して料理、洗い物、手洗いなどに使いました。(40代・女性)

大規模の医療機関に勤務していて、かつて地震による道内一帯ブラックアウトを経験。数日間、停電断水となり、職場も稼働困難な状況でした。自宅にあったフレシャスのストックを、職場へ箱ごと持っていき、非常に助かりました!(30代・女性)

■防災情報の収集率は大幅アップ。防災アプリやSNSの浸透で情報交換も活発化。

 防災情報の収集をしているかという問いには「している」という回答が94.6%となりました。前回調査時までは例年大きな変化が見られなった調査項目であり、この2年間で防災情報を収集する人が急増したことがわかりました。

 防災情報の収集方法は以前と変わらず「TV」「インターネット」から得ているほか、SNSや防災アプリが挙がりました。スマートフォンを通して常時情報を収集する環境を持てる環境にあることが起因していると考えられます。以前より気軽に情報交換できるようになった今だからこそ、被災時の情報の見極めが求められることでしょう。

松永りえさん:災害が起こると情報が錯綜し、特にSNSでは様々な声が飛び交います。しかし、SNSに投稿されるコメントには根拠のない情報も入り混じっています。政府から発表される公的な情報を中心にチェックするようにしましょう。

また、被災時は状況が一刻一刻と変わるため、雨や台風などの天候の変化によって生まれる二次災害にも注意を向ける必要があります。事前に天気アプリを入れておくと、詳細な防災情報を手に入れることができるのでおすすめですよ。

災害時は、公的機関からの注意喚起をなるべく早い段階で認識することが大切です。

【調査概要】

■調査名 :FRECIOUS 防災に関する意識調査

■調査地域:全国

■調査対象:ウォーターサーバーFRECIOUS利用者

■回答者数:3,360名(男性39.3% / 女性60.7%)

■年齢  :20代 54名、30代 334名、40代 763名、50代 1271名、60代 938名

■調査方法:インターネットを利用したクローズ調査

■調査日 :2024年10月12日~20日(9日間)

■調査主体:富士山の銘水

※本資料をご使用になる際は、富士山の銘水“「FRECIOUS」調査”と明記ください。

■監修

監修:防災収納インストラクター 松永りえさん 

暮らしを綴ったブログ『良品生活』をきっかけに書籍を出版、2015年に整理収納コンサルタントとして独立。しかし、2016年4月の熊本地震での被災を機に「安全に片付けないと意味がない! 」と痛感し、防災士、防災共育管理士認定講師などの防災の資格を取得。現在は災害に強い収納(防災収納)を広めるために、セミナー、書籍、コラム、テレビ、雑誌など、幅広く活動している。

◆ HP:https://mujikko.net

◆ Instagram:https://www.instagram.com/mujikko_rie

※取材をご希望の場合は広報事務局までご相談ください。

フレシャス人気製品ラインアップ

◆“ここちよさ”を追求した高機能モデル「FRECIOUS Slat(フレシャス・スラット)

 水交換のストレスを軽減するためボトルをサーバーの下部に収納。すっきりとしたデザインが人気です。給水口が高く、ワイドトレーでさらに便利に。冷水・温水に加えて「常温水」、カップ麺に最適な「高温水」、調乳に便利な「70℃温水」で好みに合わせた温度設定も可能です。

デザイン性と機能性に富んた人気モデル「FRECIOUS dewo (フレシャス・デュオ)

 業界で初めて「グッドデザイン賞」&「キッズデザイン賞」を受賞。

機能的でありながら、お部屋に馴染むシンプルさは幅広い層に支持されています。軽量7.2Lのウォーターパックを採用。使用後は小さく折りたためて家庭用不燃ごみとして捨てられます。

コンパクトな卓上型モデル「FRECIOUS dewo mini(フレシャス・デュオミニ)

 キッチンカウンターなどでも使用できるようコンパクトに進化したウォーターサーバー。4.7Lの軽量ウォーターパックを採用し、一人暮らしにもちょうどよく、女性やシニアでも取り替えが簡単。使いやすさを追求した、ライフスタイルに寄り添うデザインが人気です。

災害時に便利! アウトドアなどの持ち運び用にも使える「BIB(バッグインボックス)

 使い捨て可能なポリエチレン製のバッグが段ボールに入ってご自宅までお届け。フタ の開け閉めもなく段ボールから注水口を引き出すだけで、そのままお使いいただけます。常温のお水がお好みの方はそのままお飲みいただけるのはもちろん、お料理にも便利で す。普段使いから持ち運び用~災害時まで幅広い場面で活躍します。

【フレシャス公式サイト】    :https://www.frecious.jp

【フレシャス公式インスタグラム】:https://www.instagram.com/frecious_official/

天然水へのこだわり

 富士山の銘水では、富士山の開発限界区域である標高1,000m地点の地下で採水したナチュラルミネラルウォーターを使用。徹底した衛生管理と、その品質の高さから食品安全マネジメントシステムの国際規格であるFSSC22000の認証を取得。本認証の取得は、日本国内のウォーターサーバー専業メーカーとして業界初となります。

会社概要

会 社 名:富士山の銘水株式会社 <http://fuji-meisui.co.jp/

代 表 者:代表取締役社長 粟井英朗

所 在 地:山梨県富士吉田市上吉田4961番地1(本店・工場)/東京都中央区銀座1丁目16番1号(東京本社)

主な事業内容:宅配水の製造・販売及び輸出入に附帯又は関連する一切の業務

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会社概要

富士山の銘水株式会社

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URL
http://fuji-meisui.co.jp/
業種
サービス業
本社所在地
山梨県富士吉田市上吉田4961番地1
電話番号
0555-23-3217
代表者名
粟井英朗
上場
未上場
資本金
1億円
設立
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