学術領域の専門家による技術スポットコンサルサービス『Acaview』の事前登録開始
学術領域の専門家による技術スポットコンサルサービス始動
■サービスの概要
『Acaview』は、技術領域で課題を抱えている企業担当者が、簡単に隙間時間で学術領域の専門家に相談をできるサービスです。弊社の担当者が利用者の案件内容をヒアリングした上で、1万件以上の研究者情報が蓄積された『LabBase X』のデータベースからその案件に合う専門家をご紹介し、最適な専門家とのマッチングご提供いたします。
■本サービスをリリースする背景
昨今、オープンイノベーションによる事業創出の可能性が広く認知されつつあり、特に外部との連携によるソリューションの開発が注目されています。連携候補先として、研究室への注目度も高まっており、事実、 大学と企業との共同研究の件数が年々増加しています 。
企業の事業への活用を見据えた科学技術の探索や導入においては、科学技術領域の目利き・理解が必要不可欠です。しかし、企業の担当者が新たな技術領域の理解に長けているケースは多くはなく、技術理解にも時間がかかります。実際に当社にも、上記のような課題を持たれた企業担当者の方から「研究者や博士の方へ技術相談ができないか」とのご要望も寄せられています。『Acaview』は企業の皆様に「アカデミア:学術」の知見を「ビュー(参照する)」場を提供したいという思いから誕生しました。
また、『Acaview』発足の背景として、学術領域においても、研究費不足が叫ばれる中、研究者がより手軽に企業から資金を獲得できるようにしたい、という思いもあります。研究者の方に企業様と接点を身近に持っていただく、新たな産学連携の形を提案したい考えています。
■サービスの特徴
①相談の手軽さ
1時間から空いた時間で簡単に相談を依頼することができます。
②事務処理の簡便さ
『Acaview』が仲介に入り、決済・時間の管理をさせていただきます。
③学術的専門性
学術領域に⻑けた専門家からニーズに合致する方をAcaviewがお探ししてお繋ぎします。
④柔軟な相談形式
対面でも電話でも、相談者に合わせて相談することができます。
■ご相談案件の例
《情報技術を使って、教育の質を上げたい》
心理アンケートから得た情報をAIで分析し、個人に最適化した方法で、意欲を引き出すには。
《ナノ構造体についての知見を学びたい》
「計算機上のナノ構想体設計」は企業にとって、どれほど価値があるのか。どのような実現可能性があるのか。どのようなブレークスルーに繋げられるのか。
《エネルギーの再利用について知りたい》
燃料電池の応用事例や、CO2排ガスの資源化を実現することができないか。触媒により、CO2を新しい資源にする方法について。
《がん治療薬についてもっと学びたい》
従来のがん治療法としては、外科手術、放射線治療法、化学療法の他、免疫療法が注目されているが、高額な医療費や効果の範囲が限られたり等、問題がある中、抗がん剤の新たなものはないかということについて。
■サービス事前登録者の募集を開始
共同研究を考えているが、まずは入り口として、気軽に研究者様とお話をしてみたいという企業担当者様にもお使いいただけるようなサービスでございます。
ご登録はこちらのフォームから
https://material.labbase.jp/x/acaview/
□LabBase Xについて
『LabBase X』は、国内1万件の研究者情報や技術シーズのデータベース、および400名の博士人材による技術探索により、企業と研究者をマッチングするサービスです。自分の研究をPRする機会や研究資金に恵まれなかった研究者と、研究者の探索に苦労していた企業が、共同研究のパートナーとして出会うことができます。
『LabBase X(ラボベースクロス)』:https://material.labbase.jp/x/business/main/
□会社概要
会社名 :株式会社POL
代表者 :代表取締役CEO 加茂倫明
設 立 :2016年9月23日
資本金 :518,130,500円 (資本準備金含む)
所在地 :〒100-0004 東京都千代田区大手町一丁目6番1号大手町ビル9階
コーポレートサイト:https://pol.co.jp/
□代表プロフィール
代表取締役CEO 加茂 倫明(かも みちあき)
灘中学校灘高等学校卒業。東京大学工学部3年休学中。
高校時代から起業を志し、国内外3社での長期インターンを経て、2016年9月にPOLを創業。
LabTech(研究×Technology)領域で研究者や理系学生の課題を解決して科学と社会の発展を加速すべく、研究内容をもとに優秀な理系学生をスカウトできる新卒採用サービスの『LabBase』、産学連携を加速する研究者データベース『LabBase X』、研究の未来をデザインするメディア『Lab-On』などを運営している。
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