ホラー作家 梨×ホラーテクノロジーカンパニー 闇が贈る、地上波テレビ放送とショートドラマアプリ「BUMP」の連動プロジェクト「マルクト情報テレビ」「マルクト ～あなた、誰ですか？～」放送＆配信決定

MBS(毎日放送)にて5/24(土)～放送開始・ショートドラマアプリ「BUMP」にて6/6(金)～配信開始

「その怪文書を読みましたか」「行方不明展」などの展覧会やウェブ連載ホラー「つねにすでに」等で知られる、ホラー作家・梨とホラーテクノロジーカンパニー・闇のタッグが初のドラマ製作プロジェクトを発足。テレビ番組「マルクト情報テレビ」(MBS)と配信ドラマ「マルクト 〜あなた、誰ですか？〜」(BUMP)の放送＆配信が決定しました。

「マルクト情報テレビ」キービジュアル

「マルクト 〜あなた、誰ですか？〜」キービジュアル

物語の中心となる配信ドラマ「マルクト ～あなた、誰ですか？～」は、秘密国家「マルクト」を舞台に、超監視社会によってもたらされる構造や社会そのものへの恐怖を描いたSFドラマ。

配信ドラマに先がけ放送されるテレビ番組「マルクト情報テレビ」は、各回わずか5分。それは本作の世界観を補強し、より深く奇妙な体験をもたらす、“異常な放送”です。

原案と監修を務めるホラー作家・梨の初のテレビ番組化＆ドラマ化であり、放送と配信が連動する“メディア横断型”の実験的な挑戦作です。これは「テレビ」という公共性の高いメディアを使い、「受動的」な視聴スタイルを逆手に取った新感覚のフィクションです。日常の中に異質なものが紛れ込む「異化効果」によって視聴者を強烈な違和感とともに物語へ引き込みます。テレビで断片的に映し出される“異常な放送”の裏で、一体何が起きているのか──？

その答えと物語の深層は、メインストーリーであるショートドラマを通して明らかになり、視聴者自身が体験していくことになります。

ティザー予告

作品概要

「マルクト情報テレビ」

MBS(毎日放送)にて5月24日(土)より毎週土曜26時1分～26時8分放送 全4回　※関西ローカル

放送直後より配信サービスTVer(ティーバー)およびMBS動画イズムにて配信スタート

「マルクト ～あなた、誰ですか？～」

ショートドラマアプリ「BUMP」にて6月6日(金)19時～ 全30話一挙配信スタート

https://lp.bump.studio/dramas

<ショートドラマアプリ「BUMP」について>

「BUMP」はemoleが運営する総ダウンロード数200万回を超える新しいショートドラマアプリです。

ユーザーは、マンガアプリのように『待つと無料』で楽しむことができ、1話97円（税込）の課金や広告視聴でもドラマを楽しむことができます。

出演：中井友望　安部伊織　片田陽依　登坂淳一　青山なぎさ ほか

原案・監修：梨

監督：山口龍大朗

脚本：川原杏奈

企画プロデュース：髙田将志（MBS／闇）

公式HP：https://www.mbs.jp/malkuthal/

X：https://x.com/malkuthal

Instagram：https://www.instagram.com/malkuthal/

TikTok：https://www.tiktok.com/@malkuthal

著作表記：©MBS　©マルクトあなた誰ですか？製作委員会

コメント

原案・監修　梨

他のテレビ番組では見たことないような建付けでかなりトリッキーなことをやっているのが大きな見どころです。ぜひ何も知らずに見て面を食らって欲しいなと思います。テレビって電源つけた段階で、自分が予期しないチャンネルの予期しないCM、もしくは予期しない番組がずっと流され続けている。昔から言われているメディア論的な言い方をすると、受動的なメディアなんですよ。その見させられてるっていう状況をそのままホラーに転換したらこういう番組ができました。

普段見ているものが、それこそ普段何気なくなんか見流している、聞き流しているCMであるとか、バラエティ番組、情報番組とかが突然自分が全く知らないものに変わるっていう恐怖…「異化効果としての恐怖」という言い方がいいかもしれません。

そういう「エンタメとしての怖さ」というものをかなり突き詰めて作っていますので、ホラーが苦手な方でも、ショートドラマに縁がなかった人にも見てもらいたいです。

企画プロデュース　髙田将志

本作は、“5分番組”というごく短い尺から逆算して設計された企画です。

限られた放送時間の中で、どこまでテレビという日常的なメディアに“異質なもの”を紛れ込ませられるか。

その問いから出発し、やがてテレビとショートドラマが連動する、ひとつの壮大な“物語”へとたどり着きました。

テレビだからこそ成立する違和感。日常に忍び込む異物感。そして、物語の核心に迫るショートドラマ。

それぞれの特性を活かしながら、丁寧に編み込むようにして作り上げました。

視聴者の皆さんに新しい体験をお届けできればと思っています。ぜひ、ご覧ください。