石黒亜矢子が描く、子ども版「百鬼夜行」。ポップでキュートな妖怪絵本『おろろん おろろん』、ヒグチユウコのギャラリー・ボリス雑貨店で原画展も開催!
子どもたちの、子どもたちによる、子どもたちのための百鬼夜行を、愛らしく、ユーモアたっぷりに描きます。
株式会社偕成社(出版社 本社:東京都新宿区 代表取締役社長:今村正樹)は、人気絵本作家の石黒亜矢子さんによる『おろろん おろろん』を2019年7月中旬に刊行します。刊行に合わせ、原画展も開催。オリジナルグッズも登場します。
- 大人の妖怪のまねをして、子どもだけで「おろろん」しよう!
「こよいは おろろんじゃ」「こどもは だめだめ なかよく るすばんしてるんだどう」
大人の妖怪たちが、深夜あたりを行進する百鬼夜行“おろろん”に出かけ、置いていかれた子どもたち。自分たちも“おろろん”したい! と、仲間の妖怪を集め、子どもたちだけで出かけることにします。
「おおごえだし隊」「びっくりさせ隊」「音ならし隊」……妖怪たちは、やりたいこと別にグループを組んで、ぞろぞろお出かけ。好き放題はしゃいで回りますが、ふと気づくと帰り道がわからなくなってしまいました。
でも、最後は大人の妖怪たちがみつけてくれ、夜明け前にそれぞれの居場所へと帰っていきます。
- さまざまな妖怪たちに注目! 子どもらしい丸みのあるフォルムも愛らしい。
●醜女(しこめ)の子ども
なんともひどい名前ですが、百鬼夜行にはたびたび登場する妖怪のひとり。大人になるとお歯黒をつけたり眉毛をかいたりして、迫力が増します。
●猫又(ねこまた)の子ども
しっぽがふたつにわかれている、ご存知「猫又」。石黒さんが描く猫又は、石黒さんの家の猫、てんまるがモデルになっています。
●水虎(すいこ)の子ども
水虎は河童によく似た妖怪、または河童の一種とされています。中国の古書に記されていたものが日本に伝わったとされています。
●髪切り(かみきり)の子ども
読んで字のごとく、人間の髪の毛をひそかに切るといわれている妖怪。石黒さんの飼っているヤモリ、タブローをすこしモデルにしているそうです。
- 7月13日(土)〜8月13日(火)、渋谷・ボリス雑貨店で原画展も開催!
会期:7月13日(土)〜8月13日(火)
会場:ボリス雑貨店
住所:東京都渋谷区神宮前4-16-2
営業時間:11:00~19:00
定休日:毎週水曜日
原画展に合わせ、同ギャラリーで、石黒亜矢子さん作品のオリジナルグッズも販売されます。『おろろん おろろん』も、手ぬぐいになって登場します。
人気絵本作家による、ポップでキュートなあたらしい妖怪絵本。夏にもぴったりのテーマです。ぜひ貴媒体でご紹介ください。
- 書籍概要
【著者紹介】
作:石黒亜矢子(いしぐろあやこ)
1973年、千葉県生まれ。絵描き。妖怪や創造の生き物、動物を好んで描く。著書に『とうふこぞう』京極夏彦/作、『ばけねこぞろぞろ』、『いもうとかいぎ』、『おおきなねことちいさなねこ』、『えとえとがっせん』、『どっせい! ねこまたずもう』など、作品集に『石黒亜矢子作品集』がある。『現代版 絵本御伽草子 付喪神』町田康/文など、挿絵・装画も数多く手がけ、国内外での個展も精力的に開催している。
Twitterアカウント:https://twitter.com/ishiguroayako
【書籍詳細】
書名:おろろん おろろん
作:石黒亜矢子
定価:1,300円+ 税
対象:3歳から
サイズ:19cm×25cm
ページ数:32ページ
ISBN コード:978-4-03-352080-3
発売時期:2019年7月17日
◎偕成社HP書誌情報:https://www.kaiseisha.co.jp/books/9784033520803
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