ヤマガタデザインアグリ 自社開発の土壌改良材と汚泥肥料の販売開始

化成肥料が高騰する中でコスト削減を行いながら、環境にも優しい資材を提供

地域の有機物を活用した農業生産や販売に取り組むヤマガタデザインアグリ株式会社(山形県鶴岡市　代表取締役：山中大介)は、初めてとなる農業用資材を開発し、販売を開始いたしました。

 

 

 

 

 

 販売を開始したのは土壌改良材（土壌改良資材入り指定混合肥料）の「YFFプレミアム１号」と汚泥肥料の「ウルトラ・エックス YP（登録番号：生第107883号）」の2つです。

YFFプレミアム1号は、県内のきのこ廃菌床をベースに、昨年、連携協定を締結し、資材開発で連携するバイオシードテクノロジーズ株式会社（本社：東京都港区　代表取締役 広瀬陽一郎、以下BST）の菌根菌（マイコス）、二価鉄（アイアンケイDUO）等を配合しています。土壌の団粒化を促進し、病害が発生しづらい土壌環境をつくるのに役立ちます。野菜果樹全般の栽培に活用することができます。


 ウルトラ・エックス YPは、BSTが開発した粉状の汚泥肥料を施肥しやすいペレット状に改良し、様々な作物の栽培に使用しやすくしたのが特徴です。この肥料は、国内資源を由来としているため、海外資源由来の化成肥料と比べて価格安定性が高いです。またC/N比が4.6と低く、生育初期から肥効がでるため、化成肥料から切り替えは容易です。汚泥肥料の課題である匂いや重金属の課題もクリアしています。
化成肥料が高騰する中でコスト削減を行いながら、環境にも優しい資材を提供することで、生産者の農業経営をサポートしたいと考えています。既に、販売を開始しており、随時発送をいたします。今後も受注に合わせて生産を拡大していく計画です。

 これまで弊社では、世界情勢の影響を受けた化学肥料の高騰や異常気象の影響による収量減少など全国的に農業を取り巻く状況が悪化していることを受け、その対策につながる化学肥料代替資材、バイオスティミュラント資材等を広く全国の生産者に届ける資材開発・販売事業を昨年9月から行ってきました。特にBST社とは資材の仕入販売、新規資材の共同開発を行ってきました。

 今後とも、弊社では、持続可能な農業の実現に向けて、環境負荷が低く、経済性も高い資材の開発、販売に力をいれていきます。弊社の取り扱い資材について詳しくお知りになりたい場合は、ウェブサイトを御覧ください。

https://www.agri.yamagata-design.com/