天草~南島原の周遊旅行を促進する広域・官民連携体制のプロジェクト始動!!
天草~南島原周遊旅行活性化プロジェクト1年目は「天草エアライン×レンタルキャンピングカー」実証など
2023年4月の天草初の車泊2拠点同時オープン「道の駅有明リップルランド」、「天然温泉 愛夢里」に続き、7月は「道の駅 宮地岳かかしの里」への導入も決まり、今後さらに天草~南島原への横展開計画もあることから、各地の事業者と連携して、点ではなく線・周遊ルートとして、天草~南島原の魅力を発信する『天草~南島原周遊旅行活性化プロジェクト』を発足する運びとなりましたのでご報告申し上げます。
[熊本県天草市 馬場市長・天草郡苓北町 山﨑町長、長崎県南島原市 松本市長にプロジェクト計画を説明]
当プロジェクトは「周遊型観光エリアとして地域の魅力を発信、全国からさまざまなモビリティを活用したツーリストを呼び込み、訪れる人・迎える人にとって心地よいもてなしとくらしを両立させる」をビジョンに掲げ、「天草~南島原の魅力を発信し、周遊旅行を促進。周遊観光客数を増やし、地域経済を活性化する」を目的として、民間主導による3年計画プロジェクトを広域・官民連携体制にて2023年7月始動いたします(参照:4.プロジェクト参加企業・連携団体)。
1.天草~南島原バケワーク(バケーション+ワーク ※②)商品化に向けて
プロジェクト1年目は、2つのシェアリングエコノミー実証・モニターツアーを計画しています。
①公共施設等のスペースをシェアリングする「車泊/モビ泊 ※③」の実証実験。
②「天草エアライン×レンタカー(キャンピングカーなど)」と、シェアリングポイントに滞在する「天草~南島原周遊旅行パッケージ」商品化に向けたテストマーケティング。
上記①滞在と②移動のシェアリング・モニターツアーをきっかけに、広域に点在するコンテンツを整理・磨き上げ・開発を促進しながら、陸・海・空の移動経路や、車・フェリー・航空機などの移動手段、周遊期間中の車泊以外の宿泊ポイントや立ち寄りポイント、地域体験コンテンツの利用や旅行消費額などから、周遊旅行の活性化に資するデータを収集・可視化していきます。周遊旅行の実態や、くらし旅、ワーケーションや視察タビ、多拠点生活等、さまざまなニーズを把握するとともに、地域事業者との連携・共創により、新たな事業・サービスを創出して顧客を創造します。
(1) 「車泊/モビ泊」実証実験
もう一歩先へ!新しい発見の旅!!「くまもと天草~ながさき南島原魅力発見モニターツアー」
開始:2023年8月18日~(定員に達し次第終了)
募集:100組(応募・抽選方式)
参加:無料・参加賞付き(参加条件:モニターアンケート)
※マイカーやレンタカー等で天草~南島原までお越し頂きます。
(2)「天草エアライン×レンタカー(車泊仕様車)」モビリティ実証事業
(仮称)天草~南島原周遊旅行パッケージツアー
開始:2023年9月1日~(予定)
参加条件:天草エアラインと車泊仕様レンタカーを使用した2泊3日~4泊5日の旅
車泊ポイント:「天草酒造」、「天草生うに本舗 丸健水産」 ※上図♡マーク
【実証①】旅行パッケージ商品企画造成・販売 [株式会社 カラーズプランニング]
【実証②】One-Way Tripキャンピングカーレンタル [株式会社 オーバーカム]
2.デジタルコンテンツ開発と外部サイト連携
天草市と南島原市は、多くの観光スポット等が広範囲に点在しており、車での移動が不可欠です。またエリアによっては大型車両の離合が困難な道路もあります。
当プロジェクトでは来訪者に周遊旅行を楽しんで頂くための安心・安全な周遊ルートや飲食店等を案内するデジタルマップや、“旅マエ”に食事やレンタル品などの予約手配を可能とするコンテンツ開発を計画しています。モニター参加者にテジタルツールを提供し、“旅ナカ”はチェックインポイントや車泊ポイントで、地元の人とリアルに接する機会をつくります。またデジタルイベントとして、GPSスタンプラリーも同時開催して、特別立ち寄りポイントでも接点をつくります。
周遊旅行中の地震や豪雨など万が一の自然災害に備えては、安心・安全な行動をサポートする「スマ保災害時ナビ(三井住友海上火災保険株式会社)」にて、近くの避難所等をルート案内します。
3.プロジェクト発足キックオフ
本プロジェクト発足にあたり、天草~南島原の地域事業者との連携・共創により、地域の魅力を高め活気あるコミュニティを築く一歩を踏み出すためにキックオフを開催いたします。
【プログラム】
天草~南島原周遊旅行プロジェクト発足キックオフ会
開催:2023年7月10日(月)
○視察会
場所:道の駅有明リップルランドの駐車場(RVパークsmart 設置スペース)
・10時~12時 当プロジェクトの実証事業で使用するキャンピングカーを展示
○キックオフ会 ※事前申込制
会場:天草教育会館(住所:熊本県天草市志柿町野添3390-12)
・13時 〜 キックオフ(プロジェクト説明、参画事業者のピッチなど)
・14時半 〜 意見交換会(メディア取材含む)
4.プロジェクト参加企業・連携団体
民間主導にてプロジェクトを推進します。モニターツアー結果(移動・滞在データ)など、プロジェクト関係者と共有しながらPDCAサイクルを回します。
種別 | 企業・団体名 |
【プロジェクト推進】 | トラストパーク株式会社(車泊/モビ泊) |
【プロジェクト推進】 | 株式会社ロジトーイ(DX) |
【プロジェクト推進】 | 合同会社シマノタネ(天草コンテンツ) |
【プロジェクト推進】 | 株式会社ミナサポ(南島原コンテンツ) |
【プロジェクト推進】 | 株式会社ドローンムーブ(宮地岳体験コンテンツ) |
【プロジェクト推進】 | 株式会社オーバーカム(キャンピングカー) |
【モビリティ】 | 天草エアライン |
【モビリティ】 | 島鉄フェリー |
【モビリティ】 | 三和フェリー |
【モビリティ】 | 本渡レンタカー |
【車泊/モビ泊 スポット】 | 道の駅有明リップルランド(天草ありあけ株式会社) |
【車泊/モビ泊 スポット】 | 道の駅 宮地岳かかしの里(株式会社 宮地岳) |
【車泊/モビ泊 スポット】 | 天然温泉 愛夢里(有限会社 愛夢里) |
【車泊/モビ泊 スポット】 | ユメール(株式会社プライマリー) |
【車泊/モビ泊 スポット】 | 天草生うに本舗 丸健水産(株式会社丸健水産) |
【車泊/モビ泊 スポット】 | 富岡海域公園(あまくさ苓北観光協会) |
【車泊/モビ泊 スポット】 | 合名会社 天草酒造 |
【車泊/モビ泊 スポット】 | 江崎汽船株式会社 |
【車泊/モビ泊 スポット】 | 天草西海岸HolidayPark風来望 |
【車泊/モビ泊 スポット】 | 道の駅ひまわり(株式会社 地頭薗) |
【車泊/モビ泊 スポット | 赤い屋根のふるさと交流館(株式会社ミナサポ) |
【観光団体】 | 下田温泉旅館組合 |
【観光団体】 | 天草ほんど観光旅館ホテル組合 |
【観光団体】 | 天草宝島観光協会 |
【観光団体】 | あまくさ苓北観光協会 |
【観光団体】 | 天草四郎観光協会 |
【観光団体】 | 天草西海岸サンセット協議会 |
【地元メディア】 | 天草ケーブルネットワーク株式会社 |
【外部支援 企業・団体】 | 株式会社カラーズプランニング |
【外部支援 企業・団体】 | 株式会社チームふらっと |
【外部支援 企業・団体】 | 株式会社トルビズオン |
【外部支援 企業・団体】 | 株式会社エバーグリーン |
【外部支援 企業・団体】 | くるま旅クラブ株式会社 |
【外部支援 企業・団体】 | 一社)シェアリングエコノミー協会 九州支部 |
【外部支援 企業・団体】 | 一社)日本RV協会 |
【外部支援 企業・団体】 | 一社)日本ワーケーション協会 |
【外部支援 企業・団体】 | 公社)国際観光施設協会 LINKED CITY |
【外部支援 企業・団体】 | 三井住友海上火災保険株式会社 |
【自治体】 | 天草市 |
【自治体】 | 天草郡苓北町 |
【自治体】 | 南島原市 |
【自治体】 | 熊本県 天草広域本部(予定) |
5.本プロジェクト計画発表セミナー
福岡県Ruby・コンテンツビジネス振興会議、福岡県が主催するセミナーにて、「福岡を起点に周遊観光!車泊(くるまはく)からモビ泊に!」と題して、本プロジェクトについて発表を予定しています。
【プログラム】
ふくおかシェアエコ!!セミナー&交流会
開催:2023年7月14(金)
場所:福岡県Ruby・コンテンツ産業振興センター セミナールームAB(福岡県千代合同庁舎8階)
申込期限:2023/7/13 https://www.digitalfukuoka.jp/events/269
≪参考≫
※① 車泊(くるまはく)とは、未利用スペースや不稼働時間帯の駐車場等をシェアリング活用し、有料での車中泊を可能とするルール整備と、無人・キャッシュレス・非接触運用が可能な電源提供型「休憩駐車管理システム(RVパークsmart)」の導入により、通過型地域や過疎地域などの本来は泊まることができない場所に滞在することで、地域経済の活性化を図るシェアリングエコノミー型のDX(Destination eXperience)事業です。
事業概要(動画):https://youtu.be/jsJXmT2r264
※② バケワークとは、バケーション+ワークの造語。旅行中に仕事もできる環境や広域周遊ルート、着地型旅行商品や連携システムなどの意。
※③ モビ泊とは、カーボンニュートラルの実現に向けた取り組みの一環として、これまでの“車”に限らず地域の訪問に利用する乗り物(モビリティ)や、域内移動に活用する電動モビリティ等との連携を図るために「車泊」から「モビ泊」シフトチェンジする計画。多様なモビリティの受け皿となる「モビ泊」システムを開発し、ターゲットユーザーの拡大を図り、ラストワンマイル体験+地域ならでは体験を推進していきます。
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