ヒルトン、夏の旅行シーズンに向け、新たな衛生基準「ヒルトン・クリーンステイ」を世界規模で導入
洗浄・消毒製品メーカーRB社との新プログラムを本日より開始
【2020年6月15日】 ヒルトン 日本・韓国・ミクロネシア地区(所在地:東京都新宿区、運営最高責任者:ティモシー・ソーパー)は、本日より、業界をリードする新たな衛生・消毒基準を世界各地のヒルトングループのホテルに順次導入を開始します。「ヒルトン・クリーンステイ(Hilton CleanStay)」では、ライゾール(Lysol)やデトール(Dettol)などの洗浄・消毒製品メーカーであるRB社と、全米屈指の医療機関であるメイヨー・クリニック(Mayo Clinic)と提携し、お客様にこれまで以上に清潔で安全な滞在をお楽しみいただくために、対策を講じてまいります。
ヒルトンとRB社は、本パートナーシップの適用範囲を世界各地のヒルトングループのホテルへと拡大し、高い信頼性を誇るRB社の製品を世界規模(一部の市場を除く)で採用します。
ヒルトンの取締役社長 兼 最高経営責任者であるクリストファ J. ナセッタは、次のように述べています。
「ヒルトンは、1世紀以上にわたり、お客様とチームメンバー(従業員)の健康と安全を最重視してきました。『ヒルトン・クリーンステイ』は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミック後という状況下で、ホスピタリティ業界がお客様のご要望に応えようと日々進化する中、チームメンバーを守りながら、お客様に安心・安全な滞在を提供し、心置きなく旅をお楽しみいただくための新しい取り組みです。短期的には、当社のホスピタリティのあり方がこれまでと違うように見受けられるかもしれませんが、私たちは世界各地で再びお客様をお迎えし、ヒルトンならではの記憶に残る体験をお楽しみいただきたいと心より願っています」
新たな衛生基準「ヒルトン・クリーンステイ」は、導入を開始した一部のホテルにおいて、本日からお客様に実感いただくことができ、7月中旬までにヒルトンの全18ブランドのホテルで開始する予定です。
チェックインからチェックアウトまでヒルトン・クリーンステイを徹底
- オンライン:お客様は、ご旅行前であっても、ウェブサイトのヒルトン・クリーンステイ専用ページ「Hilton.com/cleanstay(日本語:https://www.hilton.com/ja/corporate/cleanstay/)」で、ヒルトンの衛生対策についての詳細をご確認いただけます。また、新しい清掃手順を導入済みの場合、ヒルトングループの各ホテルのウェブサイトでもお知らせします。
- ロビー:人と接触をしない(コンタクトレス)チェックインおよび入室を希望されるお客様は、無料で入会できる「ヒルトン・オナーズ」アプリ経由で、チェックイン、客室の選択、デジタル・キー*を利用しての入室、ご自身のモバイル機器を使用したチェックアウトが可能です。このオプションは、世界各地の4,700軒以上のヒルトングループのホテルにて、「ヒルトン・オナーズ」アプリまたはHilton.comで直接予約されたお客様にご利用いただけます。従来通りのチェックインをご希望のお客様には、ソーシャルディスタンスの確保をお願いするとともに、安全にチェックインとチェックアウトの手続きを行う方法をご案内いたします。*日本国内では一部のホテルでデジタル・キーのご利用が可能ですが、事前にフロントでチェックイン手続きをする必要があります。
- 客室:客室に入ると、ドアに「クリーンステイ客室」シールが貼られています。これは、客室に徹底した清掃と消毒が施されたことを証明するものです。照明スイッチ、ドアハンドル、テレビのリモコン、温度調節器など、人々が最も頻繁に触れる客室内のエリアに対し、徹底した消毒を行います。
- ハウスキーピングサービス:新たにお客様をお迎えする度に、客室には徹底的な清掃と消毒を施します。スタッフの入室を望まないお客様に配慮し、ご滞在中のハウスキーピングサービスはお客様のご要望に応じて行います。リネン類や洗面用具などのアメニティは、お客様のリクエストに応じ、衛生的な個包装を施した上で客室ドアの前までお届けいたします。
- パブリックスペース:ホテル内のパブリックスペースの清掃回数を増やします。例えばフィットネスセンターは、一日複数回の清掃を行い、清掃中は閉鎖する場合があります。トレーニング器具は適切に調整し、ソーシャルディスタンスを維持できるように配置いたします。また、一度にご利用いただけるお客様の人数制限を行う場合があります。プールやプールエリアでは一日を通して頻繁に清掃を行い、ソーシャルディスタンスを保つための措置を講じます。主なエントランスや人の出入りが多いエリアには、消毒用ジェルや除菌シートを備えた消毒ステーションを設置いたします。
- 飲食:ホテル内のレストランでは、テーブルや椅子の間隔を空けて適切なソーシャルディスタンスを維持するほか、ご希望に応じて生分解性の使い捨てカトラリー・食器をご提供いたします。朝食時には、手軽にテイクアウトできる個包装の軽食や、ご自分でお席にお持ちいただける小分けの料理をはじめ、アラカルト料理からスタッフによるサービスまで、さまざまなオプションをご用意いたします。ルームサービスをご利用の際にはお客様とチームメンバーの接触がないよう、ご注文の料理を使い捨て容器で客室ドアの外にお届けいたします。
- 会議・イベント:今後発表予定のヒルトン・クリーンステイ衛生基準導入「EventReady」プログラムは、ヒルトンにおける会議とイベントビジネスの新基準をご提案する取り組みです。このプログラムでは、衛生、柔軟性、安全性、社会的責任のあるソリューションはもちろん、創造性溢れる料理と飲物、最新のテクノロジーを用いた持続可能な提案をいたします。健康に焦点を当て、専任チームメンバーによる迅速なサービスとヒルトンが誇る世界トップクラスのホスピタリティで、お客様のイベントを企画から実行まで一貫してサポートいたします。
RB社は、ヒルトンとのパートナーシップの発表以来、同社製品を使用した「ヒルトン・クリーンステイ」の世界展開に協力して取り組んできました。米国とカナダでは、洗浄・消毒製品ライゾールを採用したプログラムを、「ヒルトン・クリーンステイ・ウィズ・Lysolプロテクション(Hilton CleanStay with Lysol Protection)」の名称で展開してまいります。なお、その他の国においても主にライゾールとデトールを使用しますが、ドイツではSagrotan(サグロタン)、イタリアではNapisan(ネピサン)など、他のRBブランドも投入する予定です。
RB社が誇る科学的な専門性は他社の追随を許さないものであり、RB社の製品を採用することで、お客様に世界各地のホテルを安心してご利用いただけます。感染制御に関する米国の代表的な学術誌「American Journal of Infection Control(英語のみ)」が発表した最近の研究結果では、デトールとライゾールの有効成分に新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染連鎖を断ち切る効果があると指摘されています。
RB社の北米担当衛生・ホーム部門エグゼクティブ・バイス・プレジデントであるラーフル・カディアンは次のように述べています。
「人々を病気から守ることは、当社および当社がグローバルで展開する病原菌予防製品ポートフォリオの核をなす目標です。当社のブランドは、信頼、科学的な効能、そして感染の連鎖を断ち切る方法を世界中の消費者にお伝えしたいという当社の熱意の上に成り立っています。最高レベルの衛生基準の推進に役立ち、消費者がヒルトンでの滞在を安心して楽しめるようにするために協力することは、当社にとって理想的なパートナーシップです」
メイヨー・クリニックは、「ヒルトン・クリーンステイ」プログラムの開発を通じて医療の専門知識を駆使し、研修方法や清掃手順、品質保証についてアドバイスを行なってきました。また、ヒルトンホテルの衛生・消毒プログラムに役立つ医療業界の新しい技術や方法についてのアドバイスも提供しています。
メイヨー・クリニックの感染症専門家であるステイシー・リッザ医学博士は、次のように述べています。
「世界中でビジネスやレジャー活動を再開するにあたり、個人の安全はきわめて重要です。当クリニックの専門知識や知見を全米そして世界中の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策に役立てることができるのは、私どもの誇りです。当クリニックは、ヒルトンのスタッフと協力し、『ヒルトン・クリーンステイ』プログラムの手順と研修についてアドバイスを行うことを光栄に思います」
「ヒルトン・クリーンステイ」に盛り込まれたそれぞれの取り組みは、お客様がホテルに足を踏み入れた瞬間から始まります。そして、ご滞在中のあらゆるシーンでヒルトンならではのホスピタリティを損なうことなく、お客様とチームメンバーの健康と安全をしっかりと守ります。
ヒルトンは、ホテルの新たな衛生・消毒基準の一環として、職場で自身と他者の健康を守る措置を講じることの重要性をチームメンバー全員に認識させるための研修を導入いたしました。お客様の滞在中は、防護具を着用したチームメンバーがお客様をお迎えし、ソーシャルディスタンスを守りながらも最高のおもてなしを提供します。
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ヒルトンについて
ヒルトンは、世界118ヵ国に6,100軒以上(977,000室以上)のホテルを展開しているホスピタリティ業界のグローバルリーダーです。ヒルトンは、世界で最もおもてなしの心に溢れた企業であることをミッションに掲げ、これまで100年の歴史で30億人以上のお客様をお迎えしました。「2019年版 働きがいのあるグローバル企業 世界ランキング」の上位企業として選ばれ、世界有数のESG(環境、社会、ガバナンス)投資指標である「ダウ・ジョーンズ・サステナビリティ・インデックス」で2019年世界的業界リーダーにも選出されました。また、現在、18のグローバル・ブランド・ポートフォリオを展開しています(日本では、コンラッド・ホテルズ&リゾーツ、ヒルトン・ホテルズ&リゾーツ、ダブルツリーbyヒルトン、キュリオ・コレクションbyヒルトンの4ブランド・16軒のホテルを展開)。また、受賞歴を誇るゲスト・ロイヤルティ・プログラム「ヒルトン・オナーズ」の会員数は1億600万人以上を有し、ヒルトンの公認予約チャネル経由で直接予約したヒルトン・オナーズ会員は、客室を自分で選択できるデジタル・チェックイン、デジタル・キー(日本国内では一部のホテルでデジタル・キーのご利用が可能ですが、事前にフロントでチェックイン手続きをする必要があります)、コネクテッドルーム(日本では未導入)を会員登録直後からご利用いただけます。
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RB社についての詳細はこちらをご覧ください。
https://www.rb.com/jp/
メイヨー・クリニックについての詳細はこちらをご覧ください。
https://www.mayoclinic.org/about-mayo-clinic (英語サイト)
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