okamoto journal vol.15 春はニオイのピーク!春の汗は夏より臭い?休眠汗腺の増加による「ベトベト汗」がニオイの原因!
春の足のニオイに効果を発揮「SUPER SOX(スーパー ソックス)」、ECサイト売上前年比114%達成!※
~靴下の岡本が、各界の専門家を編集長にお迎えしてレッグウエアにまつわるトレンドニュースをお届けします~
第15回編集長 東海大学理学部化学科教授 関根嘉香先生
暖かくなると汗ばむことが増えてきますが、実はこの時期の「春の汗」が一番臭いと言われています。汗をかく量は夏より少ないはずなのに、なぜニオイがきつくなるのでしょうか?ニオイの専門家、東海大学理学部化学科教授 関根嘉香先生に原因とその対策についてお話を伺いました。
※2019年と2020年の同月(10月~12月)比較
第15回編集長 東海大学理学部化学科教授 関根嘉香先生
暖かくなると汗ばむことが増えてきますが、実はこの時期の「春の汗」が一番臭いと言われています。汗をかく量は夏より少ないはずなのに、なぜニオイがきつくなるのでしょうか?ニオイの専門家、東海大学理学部化学科教授 関根嘉香先生に原因とその対策についてお話を伺いました。
※2019年と2020年の同月(10月~12月)比較
- 春の汗が臭い原因①「ベトベト汗」
人は気温が高くなると体温が上がり、汗をかくことで体温を下げて体温調節をしています。また、人の皮膚の表面にある汗腺は常に全てが働いているのではなく、休んでいる汗腺「休眠汗腺」があり、冬の寒い時にはこの「休眠汗腺」の割合が増加します。「休眠汗腺」の割合が多い状態のまま急に暖かくなると、一部の汗腺からまとめて汗が出るため、ナトリウムなどを多く含んだ「ベトベト汗」になってしまいます。運動などでよく汗をかいている人の「サラサラ汗」はすぐに乾きますが、「ベトベト汗」は乾きにくく、汗から放散されるニオイ成分がいつまでも出続けてしまいます。
また、もともと汗は酸性ですが、「ベトベト汗」は少し塩基性側に傾くため、皮膚表面にいる常在菌の働きが活発になります。これが、汗の中の成分を酸化、分解し、非常に臭いニオイ成分を発してしまうのです。
- 春の汗が臭い原因②ストレス、疲労
- 春の汗のニオイ対策
- 春の“足のニオイ”の原因は、「ベトベト汗」+靴の中の蒸れ
春先は、足のニオイも気になります。足は主に汗の中の「酢酸」が揮発することで臭いますが、加えて靴の中が蒸れやすいという特殊な要因があります。「酢酸」のニオイと共に、「ベトベト汗+蒸れ」の相乗効果で、皮膚常在菌の働きが非常に活発になり、分解物である「イソ吉草酸」が大量に放散されてしまうのです。
先日、靴の種類による「イソ吉草酸」の放散量の違いの調査をしたところ、バスケットシューズなどの密着性の高い靴や人工皮革の靴が蒸れやすく、皮膚常在菌の活動が活発になることで「イソ吉草酸」の放散量が増えるという結果が出ました。大事なのは足から出た汗をいかに早く足から逃がし、蒸れた状態を作らないこと。足のニオイ対策には、靴や靴下選びも非常に重要です。
東海大学理学部化学科教授 関根嘉香先生 プロフィール
博士(理学)/慶應義塾大学大学院理工学研究科修了後、日立化成社を経て現職。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科非常勤講師、神奈川県立保健福祉大学非常勤講師を兼務。専門は「環境と健康の化学」。皮膚ガス研究の第一人者。
- 「SUPER SOX」 ECサイト前年比売上114%達成!※ 寒い時期こそ足のニオイケア
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※2019年と2020年の同月(10月~12月)比較
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