ピクシーダストテクノロジーズと東北大学が連携強化 大学内に共創研究所を設置して共同研究を加速
波動技術×ヘルスケアをテーマに連続的な社会実装に向けて
PxDT側責任者が大学とのクロスアポイントメント契約によって共創研究所に兼業して活動することで、両者間の連携をより強固なものにし、PxDTのコア技術である波動技術を用いたヘルスケア分野の課題解決を軸に、大学の複数研究者と新規研究テーマの探索や創出、共同研究、そして連続的な社会実装を推進します。
- 背景
PxDTはデジタルによるダイバーシティ社会を目指し、現場のDXおよびダイバーシティ・ヘルスケアを事業の柱として、大学発・先端テクノロジーの社会実装を行っています。PxDTと東北大学は、2020年より東北大学の技術シーズを連続的かつスピーディーに利用できるよう、共同研究成果の知的財産をPxDTに予約承継する新たな技術移転スキームを活用した共同研究を推進してきました。
この度、産学連携をさらに発展させるために同スキームを活用した共同研究基本契約を継続しました。
- 今回の取り組み・連携について
PxDTと東北大学は、大学の「共創研究所制度」を活用し、「ピクシーダストテクノロジーズ×東北大学ホログラフィックウェルビーイング共創研究所」を設置しました。大学発スタートアップ企業の共創研究所設置は初の取組となります。
共創研究所では、PxDTコア技術の波動技術と東北大学の技術シーズを用いて、ヘルスケア分野の課題解決を目的として、俯瞰的な新規研究テーマ創出に取り組みます。東北大学の幅広い知見の獲得や効率的なテーマ発掘が期待されます。
あわせて、継続した共同研究基本契約に基づく技術移転スキームを活用した共同研究に取り組むことによって、連続的かつスピーディーな社会実装を加速します。
■ 共創研究所の概要
1.名称
ピクシーダストテクノロジーズ×東北大学ホログラフィックウェルビーイング共創研究所
2.目的
ヘルスケア×波動技術をキーワードに、東北大学の資源を最大限活用し、新しい価値創造につながる研究探索を行い、効果的な共同研究と社会実装を行う
3.活動内容
(1) 共同研究可能性の探索(新規研究のアプローチ)
(2) プレ共同研究(簡易な試作やシミュレーションによる検証)
4.運営責任者
(1)運営総括責任者:
ピクシーダストテクノロジーズ
Industry-academia collaborationファンクションリーダー
中野 学 (東北大学特任教授)
(2)運営支援責任者:
東北大学 オープンイノベーション戦略機構
石川 健 特任教授
5.設置期間
2022 年 4 月から 2025 年 3 月
- 今後の展望
両者は、共創研究所での組織横断的な産学連携活動を通じて、ヘルスケア分野の課題解決実現に向けた新規研究テーマ創出と共同研究をさらに拡大し、社会課題解決実現に貢献します。
- ピクシーダストテクノロジーズ株式会社について
・会社概要
商号: ピクシーダストテクノロジーズ株式会社
代表取締役: 落合 陽一、村上 泰一郎
所在地: 東京都千代田区神田三崎町二丁目20番5号
設立: 2017年5月
資本金: 40億6,232万6,100円(2020年5月1日現在/資本準備金を含む)
URL: https://pixiedusttech.com/
・事業概要
当社は、Digitally Rebalanced——世界をデジタル技術の観点から俯瞰し、新たな均衡点へ導く原動力となることを目指す大学発ベンチャーです。デジタルと物理世界を繋ぐインターフェース技術を研究開発し、連続的に社会実装していくことで、その実現に寄与します。筑波大学及び東北大学との共同研究においては、新株予約権を梃子として大学で生まれる知的財産を企業に包括的に譲渡するという、新たな産学連携スキームを構築しています。今後も産学連携やオープンイノベーションを通じ、新たなインターフェース技術の社会実装を行っていきます。
- 大学概要
総長: 大野 英男
所在地: 宮城県仙台市青葉区片平二丁目1-1
設立: 1907年6月
URL: https://www.tohoku.ac.jp/japanese/
東北大学は1907年の建学以来、「研究第一」、「門戸開放」、「実学尊重」の理念のもと、多くの指導的人材を輩出し、世界的に卓越した研究成果をもって人類の知の地平を拡大しさらには未来社会へ向けた変革・イノベーションを先導してきました。
2020年7月には、2018年に打ち出した「ビジョン2030」をアップデートし「コネクテッドユニバーシティ戦略」を策定しました。教育、研究、社会との共創など、本学の諸活動のオンライン化を強力に進めるとともに、サイバー空間とリアル空間の融合的活用を通して、ボーダレスで多様性に富み、真にインクルーシブな大学を創っていく道筋を示しました。
2021年には“Green Goals Initiative”を宣言し、豊かな未来の実現に向けた新たな一歩を踏み出しました。今後私たちは、確固たる研究を基盤にSDGs、コロナ後のグレートリセット、カーボンニュートラルなど、人類社会共通の課題に挑む総合研究大学として社会とともに発展してまいります。
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