LGBTQ施策を評価する「PRIDE指標」で2年連続ゴールド認定
■概要
PRIDE指標はLGBTQが誇りをもって働ける職場の実現を目指し、任意団体work with Prideが2016年に日本で初めて策定した評価指標です。ゴールド、シルバー、ブロンズの3段階で評価され、「PRIDE」の各文字に合わせた5つの評価指標「Policy (行動宣言)」、「Representation (当事者コミュニティ)」、「Inspiration (啓発活動)」、「Development (人事制度・プログラム)」、「Engagement/Empowerment(社会貢献・渉外活動)」全てを満たすとゴールドに認定されます。
■住友林業グループの取り組み
LGBTQの正しい知識と理解の浸透を目的に、2021年から3年計画でLGBTQ研修を実施しています。2021年には役員および人事部・総務部の約60名を対象に実施。2022年は各部・支店責任者、および総務責任者約280名を対象に、2023年には住宅事業本部の各支店グループ責任者約250名を対象に実施しました。またe-ラーニング受講を全社員必須とし、個別の相談にも応じられるよう社外相談窓口を設置しています。
人事制度では2022年1月に「パートナーシップ制度規程」を新設し、同性パートナーおよび事実婚のパートナーに配偶者と同様の社内制度や福利厚生を適用しました。
また、社内ポータルサイトに制度や取り組み、東京レインボープライド※のようなLGBTQ啓発イベント情報などを掲載し、社員への情報提供を通じてAlly(アライ、LGBTQの理解者・支援者)を増やしています。2023年度はAllyを可視化するしくみとして、当社オリジナルのアライステッカーを作成し、希望する社員に配布しました。
※ 性的指向および性自認にかかわらず、すべての人がより自分らしく誇りをもって、前向きに楽しく生きていくことができる社会の実現をめざす啓発イベントで、特定非営利活動法人東京レインボープライドが主催。
■今後の見通し
住友林業グループはSDGs目標年でもある2030年を見据え、長期ビジョン「Mission TREEING 2030」を策定しました。長期ビジョンでは「地球環境への価値」・「人と社会への価値」・「市場経済への価値」の視点から9つの重要課題を特定。その1つに「働く人が活き活きできる環境づくり」を掲げています。今後もサプライチェーンに関わるすべての人が安全で健康にそして活き活きと働ける職場づくりを進めます。
(参考情報)
パートナーシップ制度規程を制定~同性婚・事実婚のパートナーを配偶者と同等に~
https://sfc.jp/information/news/2022/2022-01-26.html
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