NEDO 2023年度「脱炭素化・エネルギー転換に資する我が国技術の国際実証事業(実証要件適合性調査)」に採択
ダイナミックマッププラットフォーム株式会社(代表取締役社長CEO: 吉村 修一、以下「当社」)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の2023年度「脱炭素化・エネルギー転換に資する我が国技術の国際実証事業(実証要件適合性等調査)」に採択されました。
1.事業期間
2023年度~2024年9月(予定)
2.調査テーマ
高速道路等・空港・港湾における車両から排出されるCO2の精確な予測とそれに基づく効率的な輸送を実現するための高精度ダイナミックマップに関する実証研究(欧州)/実証要件適合性等調査
3.事業目的
気候変動対策に関して先進的な取り組みが進む欧州において、ダイナミックマップを活用した、中・大型車両から排出されるCO2排出量の精確な予測とエコドライブ及び自動運転等先進技術の高度化を実現し、CO2削減効果を精確に算出していく流れ(高精度CO2排出量削減手法)を確立することを目指します。
4.事業概要
当社は昨年2月、ドイツに事業拠点を設立し欧州での新規事業開拓を進めてきました。欧州物流業界においては、高速道路等のトラック輸送のCO2排出量削減が喫緊の課題であるところ、トラック輸送のCO2排出量予測や最適ルート提案を行う技術を有する企業や、トラック運転手向けにエコドライブ(燃費効率のいい運転)をガイダンスするアプリケーションを開発する企業から、当社高精度3次元地図データの有する精確な縦断勾配情報等の道路形状情報が、CO2排出量予測の精度向上やガイダンス機能の強化に貢献できるとし、強い関心が寄せられています。
本実証要件等適合性調査においては、ダイナミックマップを用いて様々なCO2排出関連ソリューションを統合しCO2排出量を確実に削減していく一貫システムの実現可能性を精査し、将来的な実証実験へとつないでいきます。
当社は、高精度3次元地図データを提供する事業での知見を活かし、国際的な「脱炭素化・エネルギー転換」という課題解決に貢献してまいります。
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