決済データなどのビックデータ活用促進へ データプラットフォームサービス「Xinfony Data Hub」を提供開始
リアルタイムデータ活用で小売事業者の競争力強化に貢献
株式会社トランザクション・メディア・ネットワークス(本社:東京都中央区、代表取締役:大高 敦、グロース市場:5258、以下TMN)は、「Xinfony Data Hub(シンフォニー データハブ)」サービスの提供を開始したことをお知らせします。
「Xinfony Data Hub」は、データの「保全」「連携」「分析」を一貫して提供するデータプラットフォームサービスです。本サービスを導入することで各社が保有するさまざまなビックデータの活用を促進できると考えております。
■サービス開発の背景と目的
TMNは、流通事業者への決済やDXサービスの提供を通じて1,000社を超える企業と取組みを行う中で、データ利活用に対する社会的ニーズの高まりとともに、データの取扱いに関して課題を抱える企業が多いことがわかってきました。多種多様なシステムにおけるデータ間の連携や、加工、可視化など、各企業で抱えるビックデータの取扱いや下処理工程は負荷が大きく、さらに多くの中小企業においては、IT人材が不足するため、有効なデータ利活用が実施できておりません。そこで、TMNは、汎用的にデータ活用が行えるデータプラットフォームの開発を行いました。
消費者インサイトを導くカギとなる決済データを日々取扱うTMNが、決済データに限らず、あらゆる購買データの活用基盤となるプラットフォームサービスを提供することで、データ利活用における負担が軽減されるだけでなく、これまで難易度の高かった事業横断的なデータ連携や、複数の異なるデータを組み合わせたデータ利活用も容易となり、多角的なデータ分析からデータ活用の精度を高めることができます。
■今後の展望
TMNは、決済とマーケティングを融合させる情報プロセシング事業を推進しており、決済や購買データだけでなく、顔認識やモビリティデータなどIoTデバイスを用いたさまざまなサービスの提供を通じて、購買に関わるあらゆるデータにアクセスする仕組みを築いています。
情報プロセシングにより、より深く消費者インサイトを掴み、精度の高い販促支援を行うことでTMNのサービスを導入する加盟店の売上向上に貢献するとともに、将来的には、データの出所である加盟店の承諾を得た上で、小売店に限らずメーカーや卸事業者ともデータを還流させ、サプライチェーンの最適化や新サービス・商品の開発等、データ活用の幅を広げ、より便利で魅力的な消費環境の創出につなげていきます。
【トランザクション・メディア・ネットワークスについて】
決済とマーケティングを融合させる情報プロセシング事業を推進しており、クラウドPOSやポイント・ID統合、「nextore」等の新たな取組を展開しております。決済については、2011年に、クラウド(シンクライアント)型電子決済における商用化を国内で初めて実現して以来、電子マネーを中核にクレジット、QR・バーコード、ハウスプリペイド等あらゆる決済手段をワンストップで提供するゲートウェイ事業を展開しています。スーパーやコンビニエンスストアなど幅広い業態でご利用いただいており、96万台(2024年3月末時点)の決済端末が当社ゲートウェイに接続しています。
※QRコードは(株)デンソーウェーブの登録商標です。
<会社概要>
代表者:代表取締役 大高 敦
(グロース市場:5258)
本社所在地:東京都中央区日本橋2-11-2 太陽生命日本橋ビル18階
事業内容:電子決済サービスの開発及び提供
情報プロセシングサービスの開発及び提供
設立:2008年3月
資本金:61億5,090万6千円(2024年3月末時点)
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