「ニトリネット」にクラウド製品マスタ「Lazuli PDP」を採用
~AIで商品情報を自動で取得し、ECサイトの商品情報を高速かつ高精度に充実させることで、顧客の体験価値の向上を実現~
Lazuli株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:萩原 静厳、以下Lazuli)が開発・提供する、AI技術を活用したSaaSのクラウド製品マスタ「Lazuli PDP」が、株式会社ニトリ(本社:札幌市北区 代表取締役社⻑:武田 政則 以下:ニトリ)が運営する「ニトリネット」において、商品情報を整理し、充実させるためのAIソリューションとして採用されました。2023年12月より、実験導入を開始しています。
「ニトリネット」は、家具・インテリア製造販売チェーンとして880を超える店舗(2024年1月8日時点/海外拠点、ニトリEXPRESS、デコホーム含む、N+、島忠除く)を有するニトリが運営するECサイトです。ニトリネットでは、ベッド・ソファから収納、生活雑貨、キッチン用品、ネット限定まで幅広い品揃えを豊富なサイズで取り揃えており、ユーザーの要望に合わせた商品開発や生活のシーンや季節ごとのコーディネート紹介などを行っています。また、最近では、ライブコマースも行っており、多くの利用者が、商品を購入しています。
ニトリでは、商品掲載数をより一層、増やしていく方針から、商品掲載業務の生産性を高めることが課題となっていました。
そこで、ニトリネットでは、「Lazuli PDP」を導入し、AIを活用して自動で収集した商品情報をECサイトに反映することにより、利便性の高いECサイトを効率良く構築します。「Lazuli PDP」には、Lazuliが独自開発した高速クローラー機能が搭載されており、オンライン上で公開されている商品情報を自動で取得し、適切なフォーマットに整えた上でECサイトに反映することが可能です。これまで「ニトリネット」では、担当者が各メーカーに問い合わせて商品情報を取得していましたが、「Lazuli PDP」の導入により、同作業を自動化し、作業負担を大幅に軽減することができます。
コロナ禍以降、ECサイトにおいては、引き続き利用者が増加傾向にあり、Lazuliでは今後、ニトリネットにおける商品情報の整備と活用を促進し、さらなるプロダクト開発に取り組んでいきます。
・Lazuli PDPとは
Lazuliが開発、提供する「Lazuli PDP」は、複数の外部データベースに点在していた商品情報を一括して管理し、データを活用しやすい形に整備、連携するためのクラウドサービスです。メーカーや小売業者、製薬業者などが保有する多様な商品マスタデータを、AIを活用して名寄せし、製品の特徴からメタタグの付与や関連付けを行います。これらの情報が「Lazuli PDP」を通じて、ユーザーに提供されます。
<ニトリネットについて>
「住まいの豊かさを世界の人々に提供する。」というロマン(志)のもと企業行動を行う、ニトリでは「24時間×365日のサービスでいつでも、どこからでも、お買物。」をテーマに2004年9月よりインターネット通販「ニトリネット」を開始しました。
「ニトリネット」では、新製品などお得な情報をお届けするメールマガジンの配信や、店舗検索もできるスマートフォンや携帯向けのモバイル専用サイトもご用意しています。また、季節のおすすめ商品や、各種デジタルカタログ、おすすめコーディネート例など、さまざまな情報をご覧いただけます。
<Lazuli株式会社について>
Lazuliは2020年7月に設立されたスタートアップです。高度なAI技術を駆使し、クラウドサービスとして、DXやEC、マーケティングの担当者など、ビジネスに関わる誰もが世界中の商品情報を利用できるSaaS「Lazuli PDP」の開発・提供を進めています。商品が製造、流通、販売される中で、企業間、あるいは企業内においてもスムーズに同期されていない商品データの課題の解決に努めており、メーカーや小売、製薬業におけるサイロ化されたデータを統合・整備することで、DX推進を支援します。ビジネスに携わる人々が容易に商品の情報にアクセスできる世界の実現を目指します。
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