コンサル市場規模は2.3兆円、前年比17%成長|2030年までの推移を3シナリオで試算【2025年版調査】
CAGR+13%でコンサル市場は高成長を維持、2030年まで継続して成長が予測される
コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社(本社:東京都中央区/代表取締役社長:大谷内 隆輔)は、 「日本のコンサルティング市場規模と将来予測」の2025年版を発表いたしました。
当コンテンツは、現役コンサルの視点で発信するコンサル業界メディア『コンサルのあんなこと、こんなこと』にて公開されており、「2024年の市場規模(前半)」「2030年までの将来予測(後半)」の全2回で構成されております。
本調査の概要
本調査は当社が定める主要調査対象企業の売上高を取得・推定。これら主要企業が市場全体に占める割合を公的統計情報から推定するなど、当社独自の調査方法により日本のコンサルティング市場規模全体を算定しております。なお、本調査の推定方針や対象企業、考慮事項については「2024年の市場規模(前半)」に記載しています。
日本のコンサルティング市場は2024年度に2兆3,422億円規模へ拡大し、前年比+17%成長という高成長市場に到達しました。一方で、領域別に見ると成長の加速と鈍化が同時に進行し、市場構造は大きな転換点を迎えています。
本調査では、日本国内の主要コンサルティング企業の売上データを基に、市場規模推計と2030年までの将来予測を3シナリオで分析。市場の成長構造、領域別変化、将来リスク要因を体系的に整理しました。コンサル業界関係者、企業経営者、投資家、キャリア形成を考える個人にとって、「市場がどこへ向かうのか」を構造的に理解できるレポートとなっています。
なお、本調査の情報源の1つとして各社の決算情報を活用していることから、各社決算情報が出そろうタイミングで調査を実施となり、2025年版となる本調査では2024年度の決算データを使用しています。
日本国内のコンサルティング市場規模は2兆3,422億円|コンサル市場規模2025年版
▶市場規模は2兆3,422億円へ到達、前年比+17%成長
2024年度のコンサル市場規模は、前年比17%増となる、2兆3,422億円
図表1 日本のコンサルティング市場規模(推定)[十億円]

▶ 市場を牽引するのは「総合系×業務IT系」、上流領域は成長鈍化
総合系コンサルティング領域が市場を占有している構造は変わらず、総合系と業務‐IT系が昨対比は20%以上
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総合系:市場規模14,919億円、 市場占有率63.7%、昨対比20.4%、CAGR +15.9%
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戦略系:同3,006億円、 12.8%、昨対比6.9%、CAGR +14.2%
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業務・ビジネス系:同1,904億円、8.1%、昨対比12.4%、CAGR +8.0%
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シンクタンク系:同1041億円、4.4%、昨対比10.1%、CAGR +8.7%
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業務‐IT系:同1098億円、4.7%、昨対比28.1%、CAGR +7.8%
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FAS・M&A系と事業再生系:同629億円、2.7%、昨対比1.2%、CAGR +7.8%
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中小企業向け:同476億円、2.0%、昨対比20.0%、CAGR +6.5%
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組織人事系:同350億円、1.5%、昨対比14.2%、CAGR +12.1%
▶領域別の市場規模成長率(前年度比)で見る市場成長変化の兆し
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FAS(M&A系)および事業再生系:(22-23年 +8.8% → 23-24年 +1.2%)
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シンクタンク系:(22-23年 +12.5% → 23-24年 +10.1%)
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組織人事系:(22-23年 +39.9% → 23-24年 +14.0%)
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戦略系:(22-23年 +20.3% → 23-24年 +6.9%)
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総合系:(22-23年 +16.0% → 23-24年 +20.4%)
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業務 - ビジネス系:(22-23年 +17.3% → 23-24年 +12.4%)
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業務 - IT系:(22-23年 +10.2% → 23-24年 +28.1%)
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中小企業系:(22-23年 +2.9% → 23-24年 +20.2%)
FAS(M&A系)および事業再生系、戦略系のが市場規模成長率が鈍化してきており、総合系、業務‐IT系が市場を牽引しています。各領域における成長の伸びしろに大きなギャップが発生した要因の考察も掲載しております。
(記事URL:https://consul.global/post37872/)
「日本国内のコンサルティング市場規模予測 (~2030年)|コンサル市場規模2025年版」
●2030年度コンサルティング業界の市場規模予測
調査対象:国内外主要コンサルティング企業
調査方法:売上データ×公的統計補正モデル
対象年度:2024年度実績
将来予測:GDP弾性モデル×構造要因モデル
予測期間:~2030年度
シナリオ数:3ケース
図表2 日本国内コンサルティング市場(スタンダード市場)[十億円]

●2030年度における、コンサルティング業界の市場規模と、成長率の予測
スタンダード・ケース 市場規模:約3兆2千億円、成長率予想:39%増(2024年度比)
ポジティブ・ケース 市場規模:約4兆1.7千億円、成長率予想:78.8%増(2024年度比)
ネガティブ・ケース 市場規模:約2兆9千億円、成長率予想:28%増(2024年度比)
●コンサル市場に待ち受けるリスク要因
コンサルティング業界は25年も概ね活況です。SAPの2025年問題(2027年問題)だけでなく、企業がAI分野への投資を積極化していることから、関連するコンサルティングニーズは拡大しており足元は明るいと言えます。しかしながら、グローバルと日本国内で人材の増減に違いが見られています。
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グローバルでは人員削減、日本国内では積極的採用
・グローバルではBig4などの大手ファームが人員削減(レイオフ)を実施。
・日本国内では、高度人材ニーズの拡大と労働人口減少の進行、DX需要増加に伴う受注数増加による積極採用 -
人材の構造的問題とAI
・専門職の供給育成スピードより需要増加スピードが上回り「育つスピード」より「必要になるスピード」の方が速いという人材の構造的問題
・AIにより、コンサルの「部分的代替」と「価値高度化」が同時進行
コンサルティングサービスはGDP耐性が強い業界と言われています。景気後退局面においても一定の需要は見込まれるため、経済状況の影響によって、コンサルティング市場が大きく落ち込むことはないと考えられます。しかしながら、AIの台頭によりコンサルタントがAIに置き換わるのではないかとい点についても本編で触れています。
(記事URL:https://consul.global/post37993/)

■コンサル業界メディア「コンサルのあんなこと、こんなこと」について
現役コンサルタントの視点と情報鮮度にこだわり、最新ニュース・トレンドを配信するメディアです。自社のコンサル活用や転職時の業界研究に役立つ「コンサル業界ニュース」、ブランニューから上級コンサルタントまでポジションに合わせておすすめする「書籍紹介シリーズ」など、コンサル業界で働く人・目指す人・仕事を依頼する人様々な方々に向けて幅広い情報をお届けしています。
■コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社について
所在地:東京都中央区銀座7-16-15 清月堂本店ビル
代表取締役社長: 大谷内隆輔
設立:2009年
事業内容:コンサルティング全般(経営・戦略・業務・組織人事・IT)・人材紹介事業
TEL:03-5843-9070
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