フィリピン土木学会(PICE: Philippine Institute of Civil Engineers)50周年記念総会で、DataLabsのCEO田尻が登壇!

ASEAN地域における「Modely」の認知拡大および今後の展開に期待

DataLabs株式会社

DataLabs株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役:田尻大介、以下DataLabs)は、フィリピン・マニラで開催されたフィリピン土木学会(PICE)年次総会に招聘され登壇したことをご報告いたします。また東南アジア地域における建設業界を牽引するRATEC社主催の複数のイベントに参加・登壇する予定であることもお知らせいたします。これにより、フィリピン国内のみならずASEAN地域の建設業界において認知度を向上させるとともに、具体的なビジネス展開を目指してまいります。  

国際協力のもとで推進されるフィリピンの土木・建設業界の現在地

フィリピンの建設業界は、近年急速な成長を遂げており、特にマニラ首都圏の渋滞緩和や地方都市の開発を目的とした道路・鉄道網の整備、空港・港湾施設の拡張などが積極的に進められています。コロナ禍による一時的な停滞を経たものの、2023年には21.2%と大幅な成長を遂げ、2024年にはコロナ禍前の水準を回復し、今後も持続的な成長が期待されています。
出典:https://ycpsolidiance.com/lp/philippines-construction-market-research)。

フィリピンの次なる成長ステージにインフラ開発は不可欠であり、今後も多くのプロジェクトが推進される予定で、急速な都市化により住宅や商業ビルの建設需要も増加。フィリピン政府は、これらのプロジェクトを推進するために海外からの技術導入を積極的に推進しており、日本企業をはじめとする海外企業との連携を強化しています。今後ますます加速するフィリピンのインフラ開発において、日本の高度な技術や品質管理のノウハウは不可欠な要素となっています。

アジアの土木業界の権威が集結するフィリピン土木学会(PICE)年次総会が開催

PICEは、フィリピンにおける土木技術者のための専門組織であり、東南アジア地域を代表する土木工学コミュニティの一つです。国際会議や学術交流を活発に行っており、日本の土木学会とも協力関係にあります。

PICEが毎年開催する年次総会は、アジアにおける土木工学分野における最大のイベントの一つであり、世界各国から数千人の関係者が集まります。インフラ開発、都市計画など、幅広いテーマに関する最新の研究成果や技術動向が発表され、優秀者を表彰することで、フィリピンにおける土木技術のさらなる発展に貢献しています。国際的な土木工学コミュニティともつながる機会でもあり、参加者は、世界各国の専門家と交流し、最新の技術動向を学び、新たなネットワーク構築ともビジネスチャンスを模索することができます。

PICE2024年次総会にDataLabsのCEO田尻が登壇しました

2024年次総会は、PICEの50周年イベントとして、例年以上に規模を拡大して行われました。「グローバルなパートナーシップを構築し、境界を超えて新しい技術を育み、より強靭で持続可能な開発を目指す」をテーマに掲げ、10月29日~31日にかけてマニラの首都パサイ、SMXコンベンションセンターで開催。フィリピン政府高官をはじめ、国内外の建設業界関係者などが多数参加し、盛況のうちに幕を閉じました。

DataLabsはPICEより招待を受け、「AIを活用した建設技術に関する技術紹介」のパートで登壇。今年6月に国土交通省主催「日-フィリピンインフラメンテナンスセミナー2024」に登壇した際、フィリピン国内で大きな反響を得たことを受け、今回の登壇に至りました。

本登壇では、iPad1台で配筋検査を簡単にする3D配筋検査システム「Modely」を中心に、建設現場のデジタル技術の活用について紹介しました。Modelyは、点群データを活用した3次元配筋検査システム。LiDAR付きのiPad等でスキャンした鉄筋の点群データをModelyにアップロードし、画面上で検査範囲をクリック指定するだけで、範囲内の鉄筋を自動検出し、モデル化します。この自動生成されたモデルから、鉄筋本数や鉄筋間隔などの検査項目を自動計測し、帳票を自動作成します。さらに、かぶり厚や重ね継手長も計測でき、施工者と発注者間でクラウド上にデータを共有し、遠隔管理も可能にします。

本登壇後には、多くの参加者から「Modelyは、フィリピンの建設業界の生産性向上に不可欠なツールだ」といったポジティブなフィードバックをいただき、日本と同様、労働力不足やコストの増加などを課題としているフィリピンの建設業界において、Modelyへの期待が寄せられました。DataLabsは、当総会を皮切りに今後も対話を重ね、フィリピン国内のみならず、ASEAN地域全体においてModelyが適切な形で価値提供できるよう、パートナー企業との連携や現地展開を加速させてまいります。

【イベント概要】

PICE2024年次総会

2024年10月29日-31日

SMX Convention Center(マニラ・パサイ)

「RATEC Asia’s 5th Precast and Modular Summit2024」「PHILCONSTRUCT」にも参加します

DataLabsは今年9月、シンガポールを拠点に建設向けサービス等を展開するRATEC Asia社との業務提携を開始したことをお知らせしました。RATEC Asia社は、アジア諸国で事業を展開し、建設業界におけるDX化に貢献するさまざまな製品とサービスを提供しているRATECグループの一員です。

参照:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000083637.html

「RATEC Asia’s Precast and Modular Summit」は、アジア地域でのプレキャストとモジュール建築技術に特化した会議です。本サミットは、特に建設業界の技術革新と効率性を追求する企業や専門家にとって重要なイベント。第5回目を迎える今回は、最新の技術動向や業界の課題に焦点を当て、最先端の技術を共有する場として注目されています。

PHILCONSTRUCT(Philippine International Construction Equipment, Building Materials, Interior & Exterior Products Exhibition and Technology Forum)は、フィリピン最大級の建設業界向け展示会です。建設機材、建材、インテリア・エクステリア製品、技術に関する包括的なプラットフォームを提供。この展示会は、建設業界のあらゆる分野から出展者が参加し、業界関係者が最新の製品や技術を一堂に集めて展示・議論する場となっています。

DataLabsは、フィリピンの建設現場が抱える人手不足や品質管理の課題解決に、Modelyをはじめとする最新の建設DXソリューションがどのように貢献できるかについて、具体的な事例を交えてご紹介します。

【イベント概要】

RATEC Asia’s 5th Precast and Modular Summit

日時:2024年11月6日

専用ページ:https://www.ratec.org/cn-en/ratec-asia-summit-2024

場所:SMX Convention Center(マニラ・パサイ)

PHILCONSTRUCT

開催期間:2024年11月7日-10日

専用ページ:https://philconstructevents.com/

場所:SMX Convention Center(マニラ・パサイ)

フィリピンでは都市化やインフラ整備が急速に進み、建設業界の技術革新と効率向上が急務となっています。こうした中、業界全体の発展を促進するための重要なイベントが相次いで開催されることで、国内外の最新技術や製品が集まり、関係者にとって貴重な情報交換の場となります。フィリピン国内におけるデジタル技術の需要拡大の状況を受け、DataLabsはイベント参加を通じて、フィリピン国内のみならずASEAN地域における「Modely」の認知拡大とともに、当該地域の建設業界との連携強化を進めてまいります。

DataLabsとは

DataLabs株式会社は、「3次元データで建設業を変革する」をミッションに掲げ、あらゆる建設業務を効率化するクラウドシステムの提供を行うスタートアップ企業です。3次元配筋検査システム「Modely」や「Hatsuly」を開発・提供。

DataLabs株式会社 会社概要

社名:DataLabs株式会社

所在地:東京都中央区日本橋小舟町8-6

設立 :2020年7月

代表:代表取締役 田尻 大介

URL:https://datalabs.jp/

リリースに関するお問い合わせ
広報担当 板谷弥生
yayoi.itaya@datalabs.jp

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会社概要

DataLabs株式会社

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URL
https://datalabs.jp/
業種
サービス業
本社所在地
中央区日本橋小舟町8-6 
電話番号
03-6810-8520
代表者名
田尻 大介
上場
未上場
資本金
2億8299万円
設立
2020年07月