新NISAで「貯蓄から投資へ」 2024年は、戦略的な「株主優待」が企業価値を高める

〜株式会社ウィルズ、「投資に関する2023年総括と2024年展望レポート」を発表〜

株式会社ウィルズ

株式会社ウィルズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:杉本 光生)は、「投資に関する2023年の総括と2024年の展望レポート」を発表いたしましたので、お知らせいたします。


■2023年、新NISAの登場で「貯蓄から投資へ」

 円安と物価高騰が続く中、老後の生活や収入に対して先行きの不安を感じる人が増えています。単に給与所得の上昇や預貯金の増加を目指すだけでは難しいと、「貯蓄から投資へ」のスタンスが広がりを見せた2023年でした。特に、若い世代を中心に関心を集めたのが、新NISAの登場です。2024年1月からスタートする新NISA(少額投資非課税制度)に備え、2023年中に現行NISAの口座開設を進めた方も多いのではないでしょうか。新NISAは、制度が恒久化し投資枠が大幅に増加したことに加え、非課税投資期間も無期限になるなど、利便性が大きく向上しました。今まで投資に興味がなかった層に対しても興味喚起できたことで、「投資は危険なもの」から「老後資金を確保する手段」として注目されています。


■個人投資家の拡大で、株主優待が有効な戦略の一つに

 個人投資家が増えたことで、企業の姿勢も個人株主を重要視するスタンスに変化しました。特に個人投資家は、株主優待のある企業を選んで株式を購入する方も多く、企業が魅力的かつ戦略的な株主優待制度を提供することで、企業と個人株主との良好な関係を構築・維持することにも繋がっています。


 中でも、株主優待を提供する企業が、株主との強い関係を築くために活用しているプラットフォームがあります。これが弊社が運営する「プレミアム優待倶楽部」です。プレミアム優待倶楽部は、通常の株主には提供されない独占的な特典や優待が得られたり、企業との直接的な接点として、最新の企業情報や特典情報をオンラインで株主へ届けるプラットフォームとして機能しています。株主が企業の製品やサービスを体験する中で、ブランドに対する愛着や信頼感が育まれ、株主の投資継続や企業価値を向上させることに繋がり、将来的な事業展望にも寄与していきます。


 一方で2023年においては、企業の投資家(IR/SR)向けのマーケティング活動がまだ十分に実施しきれていない実態があります。ウィルズが上場企業の経営者・役員・IR担当者102名を対象に実施した調査※によると、自社の投資家向けのマーケティング活動に関して、7割の方が課題感を持っている結果となりました。

具体的には「長期保有株主の増加(適正化)」や「出来高・株主の少なさ」といった課題感が上位となりました。


上記調査結果より「長期保有株主の増加(適正化)」が最多得票の課題となっている通り、個人投資家向けのマーケティング活動がまだ十分に実施されていない可能性があります。しかし、市場の変化や新たな機会を見極めつつ、企業と個人投資家との連携を強化することは将来的な成長に寄与し得るため、その中でも、株主優待が企業価値の向上手段として位置づけられており、その活用法が再考されています。2023年は、株主優待の重要性を一段と高めた年となったのではないでしょうか。


調査概要:投資家向けのマーケティング活動に関する実態調査

調査方法:インターネット調査

調査期間:2023年12月18日〜同年12月19日

有効回答:上場企業の経営者・役員・IR担当者102名


■2024年は、プレミアム優待倶楽部で個人投資家との強固な関係を築く

 特に近年、企業が社会的責任を果たすこと(CSR)やESGが重要視され、上場企業では社会的公正や環境などへの配慮を企業活動へ組み込みながら、投資家やステークホルダーへ説明責任を果たすことが求められています。そのため、従来の企業からの一方的なコミュニケーションではなく、企業と投資家やステークホルダーとの双方向コミュニケーションでの関係構築が重要だと考えています。そういった中、2024年には新NISAの登場もあり、これまで以上に多様な個人投資家層が企業に関与するようになることが想定されるため、企業は個人投資家のニーズに柔軟かつ適切に応える必要があります。プレミアム優待倶楽部は、そのきっかけとなり、個人投資家との強固な関係を築くプラットフォームとなるでしょう。


 2024年の株式市場は、引き続き好調な展開が見込まれ、多くの企業が「企業価値向上」に注力するでしょう。機関投資家の期待も高まると同時に、個人投資家においても株主優待を通じて時価総額に与えるインパクトが一層拡大する可能性があります。2024年は、各社の戦略的な株主優待合戦にも注目です。


■株式会社ウィルズの2024年展望|エンタープライズ企業向けの訴求強化で、投資家との継続的な関係構築に貢献

 株式会社ウィルズとしては、2024年においてもエンタープライズ企業向けの訴求を強化していきます。機関投資家データベースを搭載したIR業務DXツール「IR-navi」のリニューアルを通じて、これまで繋がっていなかった国内外機関投資家へのコンタクトや、プラットフォーム上でのオンラインIRミーティングを可能にするなど、よりアクティブな活用を実現します。これにより、IR業務の効率化が図られ、コミュニケーションの向上が期待でき、国内外の機関投資家との継続的な関係構築が進むことを目指します。


■国内唯一の投資マーケティングツール「IR-navi」とは

 IR-naviは、企業を取り巻く全てのステークホルダーとの良好なコミュニケーションを構築するためのASPシステムです。国内全ての上場企業、海外主要企業約32,000社における、国内外機関投資家による株式保有状況(毎月更新)を確認できるほか、決算説明会や投資家ミーティングの運営・管理機能を搭載しています。


<IR-naviの主な機能>

・投資家のターゲティング

・株主状況の把握

・IR業務の効率化

・IRカレンダー管理

・プレミアム優待倶楽部


▶︎詳細はこちら:https://www.wills-net.co.jp/service/irnavi.html


■「ポイント制株主優待制度」があるプレミアム優待倶楽部とは

プレミアム優待倶楽部は、上場企業と株主間のコミュニケーションを強化するためのDX支援サービスです。株主はこのサービスに登録し、保有株数と保有期間に応じてもらえる「株主優待ポイント」とアンケート回答や議決権行使など企業とのコミュニケーションによって獲得する「アクションポイント」を受け取ることができます。導入企業はこのサービスによって、個人投資家割合の最適化、長期的な保有の奨励に伴う出来高の増加、電子版の事業報告書やIRニュースの株主への配信、議決権行使の促進(改ざん耐性のあるブロックチェーン技術の活用)、株主管理コスト(郵券代など)の削減が期待できます。


▶︎詳細はこちら:https://www.wills-net.co.jp/service/kabupoint.html





■会社概要

会社名    :株式会社ウィルズ (英名:WILLs Inc.)

設立     :2004年10月18日

代表取締役社長:杉本 光生

所在地    :〒105-0001 東京都港区虎ノ門2丁目3-17 虎ノ門2丁目タワー6階

事業内容   :プレミアム優待倶楽部、及びプレミアム優待倶楽部PORTALの運営

        IR-naviの運営

        ESGソリューション(統合報告書・アニュアルレポート等の企画・制作)

        バーチャル株主総会サポート、オンライン決算説明会サポート

URL     :https://www.wills-net.co.jp/

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会社概要

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URL
https://www.wills-net.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区虎ノ門2丁目3-17 虎ノ門2丁目タワー6階
電話番号
03-6435-8151
代表者名
杉本 光生
上場
東証グロース
資本金
2億1869万円
設立
2004年10月