CO2排出量可視化サービス「e-dash」とBリーグ「アルバルク東京」が提携、2022-23シーズンのホームゲーム全試合をカーボンフリー化

「スポーツの力」を通じた気候変動問題への取り組み

e-dash株式会社

CO2排出量可視化・削減サービスプラットフォーム「e-dash」の開発及び運営を行うe-dash株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役 山崎冬馬、読み:イーダッシュ、以下「当社」)は、プロバスケットボールリーグ「Bリーグ」のアルバルク東京のSDGsパートナーとして提携し、「スポーツの力」を活用して気候変動問題に取り組むため、本年10月に開幕する2022-23シーズンのホームゲームで排出されるCO2を、カーボン・オフセットによって実質ゼロにする取り組みを行います。

 

  • 【背景】

2050年カーボンニュートラルに向けた動きが本格化している昨今、スポーツ界でもパリ協定の目標達成に向けた協調の枠組みとして"Sports for Climate Action Framework"(「スポーツ気候行動枠組み」)が、2018年のCOP24において、UNFCCC(国連気候変動枠組条約)とIOC(国際オリンピック委員会)の連携により発足しました(※1)。同枠組みは、スポーツ団体や連盟、リーグ、クラブに対して、5つの原則にもとづき気候変動問題へのアクションを促すもので、FIBA(国際バスケットボール連盟)やFIFA(国際サッカー連盟)を含む各競技の世界連盟や各国オリンピック委員会を筆頭に、ニューヨーク・ヤンキース(米MLB所属)やアーセナルFC(英プレミアリーグ所属)等といった世界的に有名なプロスポーツチームも名を連ねています。
 

アルバルク東京は、Bリーグや日本スポーツ界での先駆者として2021年9月1日、「スポーツ気候行動枠組み」に署名し、地域社会に根差した社会的責任プロジェクト(ALVARK Will)の積極的な推進を通じて、ファンや地域社会、パートナー企業とともに社会課題・社会問題の改善に取り組んでいます。

 
  • 【提携内容】
アルバルク東京のCO2削減に向けた具体的な取り組みを後押しし、スポーツの力を活用して気候変動問題にともに立ち向かうべく、当社はアルバルク東京のSDGsパートナーとして、当社のクラウドサービス「e-dash」の提供を通じて2022-23年シーズンのアルバルク東京のCO2排出量を算出・可視化します。また当社の新サービスである「e-dash Carbon Offset」を通じて提供されるボランタリー・クレジットを用いて、シーズン中のホームゲーム全試合で発生したCO2排出量をオフセットします。

カーボン・オフセットとは、他の事業者によるCO2削減量や吸収量を証明するクレジットを購入することで、自身での削減が困難なCO2排出量の全部または一部を埋め合わせる仕組みです。

オフセットの対象は、今シーズンのアルバルク東京のホームアリーナである代々木第一体育館などで使用する電力・ガス使用に伴うCO2排出量に加え、ごみの廃棄やグッズ等の販売に伴うCO2排出量、観客や選手の移動に伴う排出量など多岐に亘ります。e-dashはアルバルク東京の直接・間接的なCO2排出量を網羅的に算出した上で、カーボンフリーゲーム化を実現して参ります。

e-dashはCO2排出量の見える化とカーボン・オフセットを通じて、Bリーグをけん引するアルバルク東京のSDGsへの取り組みを支援し、「スポーツの力」を活用した脱炭素社会の実現を目指していきます。

 
  • 【各社コメント】

<トヨタアルバルク東京株式会社 代表取締役社長 林 邦彦>
アルバルク東京は昨シーズンより、社会的責任活動「ALVARK Will」プロジェクトを立ち上げ、SDGsの達成へ向け、とりわけ環境問題の取り組みを強く推進しております。今シーズン、e-dash様のご支援を受け、当社事業活動に伴うCO2排出量の可視化やカーボン・オフセットを通じてホームゲームのカーボンフリーゲームを実施できることとなり、脱炭素社会の実現に向けて大きな一歩を踏み出すことができました。スポーツを通じた広い発信力を活かし、今後も会場内外でより多くの方とCO2排出量削減に向けた取り組みを進めて参ります。

 

<e-dash株式会社 代表取締役社長 山崎 冬馬>

当社は「脱炭素を加速化する」をミッションに掲げ、サービス開始以降、民間企業を中心にCO2排出量の可視化や削減支援を行って参りました。スポーツを通じて環境問題に継続的に取り組まれるアルバルク東京の姿勢に強く共鳴し、今般、SDGsへの取り組みを支援することとなりました。ファンの方々をはじめ、広い発信力・影響力を持つ「スポーツの力」を通じて、アルバルク東京と共に気候変動問題に取り組んで参りたいと思います。

 

  • 【「e-dash」とは】

「e-dash」は、CO2排出量削減への取り組みを総合的にサポートする三井物産発のサービスプラットフォーム。
脱炭素の第一歩であるCO2排出量の可視化については、電気やガス等のエネルギーの請求書をアップロードするだけで、事業を通じたCO2排出量(Scope 1・2)を自動で簡単に算出するなど、計算の手間を削減しながら正確なデータを蓄積できる仕組みを提供しています。サプライチェーン排出量(Scope 3)についても、ソフトウェア上で手軽に算出・可視化が可能です。

また、CO2排出量の可視化に留まらず、三井物産のネットワークも活用しながら、CO2排出量削減の各種施策の実行を支援します。
e-dash サービスページ:https://e-dash.io/

 

  • 【「e-dash Carbon Offset」とは】

企業や団体のクレジット活用を後押しすべく、e-dashが2022年7月に開始した、カーボン・クレジットを少量よりオンラインで購入できる国内初のサービス(※2)。国際的機関が認証した信頼性の高い世界中のボランタリー・クレジット(民間主導のカーボン・クレジット)を購入可能です。
e-dash Carbon Offsetサービスページ:https://carbon-offset.e-dash.io/

※1:国連広報センター「スポーツ界、COP24で気候行動枠組みを立ち上げ」
https://www.unic.or.jp/news_press/features_backgrounders/32129/

※2:当社調べ
 

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会社概要

e-dash株式会社

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URL
https://e-dash.io/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区赤坂 4-8-18 赤坂JEBL 6階
電話番号
-
代表者名
山崎冬馬
上場
未上場
資本金
-
設立
2022年02月