教員向けコーチング「先生コーチ」がサービス開始
~50名超のコーチングを実施~
は、教員のための1on1コーチングサービスです。
2023年4月22日に正式サービスを開始し、8月末日の時点で、
・予約者数:述べ50名
・公式LINE登録者数:340名
を突破いたしました。
本プレスリリースでは、サービス開始に至る背景に加え、「教員に特化したコーチングサービス」特有の強みや多様な活用事例について紹介いたします。
サービス開始の背景
文部科学省の「令和3年度公立学校教職員の人事行政状況調査」によれば、精神疾患を理由に病気休職した公立の小中高校、特別支援学校などの教職員数は、過去最多の5897人(全体の0.64%)を記録しました。
図1. 教員の病気休職者数 (出典 : 文部科学省)
休職率が増える一方で、働き方改革が実行されていなかったり、慢性的な人手不足が発生したり、適正な人的配置が行われないなど、学校現場には様々な影響が生じています。
先生コーチ運営スタッフが行った現役教員への聞き取り調査においても、「学校現場は自転車操業のようになっている」、「何かあっても相談しづらい雰囲気がある」、「満足にスキルアップが出来ていない」などの声が多く、精神的な負荷の大きさが確認されました。
・未来を担う子どもたちを教育している教員が、活き活きと幸せに働けていない
・教員の人手不足で質の高い研修や自己研鑽の場が確保できない状況
このような社会問題の解決を目指し「先生コーチ」は、コーチングの手法を主軸として「先生 (教員) の HAPPY」を実現させるために開始されました。
教員に特化したコーチングならではの強み
先生コーチは、
・自分の時間に、自分が学びたい相手を選べるという「自己決定」
・二人一組 (1on1) で対話することで、自分がなりたい相手に近付けるという 「自己実現」
・職場や家族・友人には絶対にいない相手から学べるという「サードプレイス」
を提供します。
また、全ての教員が自身のニーズに合致したコーチングにアクセスできるように、「① 多種多様なコーチ陣」と「② 簡便な予約システム」からなる運営体制を構築しています。
① 総勢約30名のコーチ陣で、教員の活躍を総合的に支援
コーチングや対人支援に対して一定以上のスキルを有するとともに、学級経営、教科教育、キャリアカウンセリングなど、様々な強みを有するコーチ陣が参画しています。
図2. 多様なバックグラウンドを有する在籍コーチ(一部抜粋)
教育関係者がコーチングを行うことで、一般的な悩みは勿論、学級経営のノウハウや保護者対応、授業計画の作成、教員としてのキャリアの模索など、個別具体的な相談内容にも対応可能となっています。
② 専用の予約システムで、簡単に予約が可能
予約者(主に現役教員の方を想定)の方々は、公式LINEアカウントから希望日時・指名したいコーチなどを選択して予約すれば、即時に、当日のコーチングセッションで使用するzoom URLが自動送信される仕組みになっています。
図3. 先生コーチ専用の予約システム(予約者は①、②、④を実施)
様々な利用動機と活用例
実際の利用例を以下に示しています。
利用者の方々の満足度は100% (8月末日) と非常に高い評価をいただいています。
利用動機1:
学級経営を中心とした教員生活全般に困っている。
→管理職経験のあるコーチ(ベテラン教員・現役管理職)のコーチングセッションを予約
利用動機2:
専科教員(図工)で周囲に同様の境遇の現役教員が居らず、授業やキャリアについて相談できる相手を探していた。
→専門スキルを有するコーチ(図工のトップ教員)のコーチングセッションを予約
利用動機3:
仕事の進め方 (取捨選択) や今後のキャリアについて相談したい。
→国家資格キャリアコンサルタントを保有するコーチ(福祉系職・対人支援の専門家)のコーチングセッションを予約
参考情報
・公式HP:
https://www.nijin.co.jp/senseicoach
・公式LINEアカウント:
https://page.line.me/982okelr?openQrModal=true
・コーチ陣自己紹介 (note):
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