cotreeとpoint 0が、多様な働き方をするオフィスワーカーのメンタルヘルス状況を調査

オフィスワーカーの89%が何らかの悩みを抱えている一方、誰かに頻繁に相談する人は15.1%にとどまる。また、カウンセリング・コーチングを受けたい場所はコワーキングスペースが最多:86.6%

株式会社cotree

オンラインカウンセリング・コーチングの「cotree」を展開する株式会社cotree(本社:東京都港区、代表取締役:西岡 恵子、以下cotree)は、協創/共創のためのコンソーシアム「point 0」 で活動する健康ワーキング グループと共同で、コーワキング施設を利用する男女82名を対象に、メンタルヘルス状況についての実態調査を行いました。

【結果概要】
■アンケート回答者のうち、コロナウイルスの流行前と比べて流行後に、心身の健康度が改善したと答 えた人は42.7%、変わらないという人は29.3%、悪化したと答えた人は28%

■働き方の変化、コミュニケーションなどがキーワードとしてあげられる
■アンケート回答者の89%が悩みを抱えており、20代では回答者全員が悩みがあると答えた
■一方、悩みがある人のうち「不安・ストレス・悩みを誰かに頻繁に相談する人」は15.1%にとどまる
■福利厚生(企業負担)であればカウンセリング・コーチングを活用したい人は6割以上
■カウンセリング・コーチングを受けたい場所はコワーキングスペースが最多の86.6%

 

 

コロナ禍以前/以後の自分を振り返ったときの、あなたの心と身体の健康度合いは何点ですか?
(n=82/7件法による単一回答方式)

コロナウイルス流行後に健康度が改善したと答えた人は42.7%、悪化したと答えた人は28%
コロナウイルスの流行前と比べて流行後に、心身の健康度が改善したと答えた人は42.7%、変わらないという人は29.3%、悪化したと答えた人は28%でした。改善したと答えた人が比較的多かった一方で、悪化した・変わらないという人も多く、コロナウイルス流行前後でのメンタルヘルスの変化に大きなグラデーションがあることが分かります。

また、回答者個々人をコロナ前後で健康度が改善した人と悪化した人、変わらない人のそれぞれに分類し「(健康度に)差が生まれた理由について教えてください」と質問したところ、改善・悪化にかかわらず「在宅勤務」「時間」などの回答が共通して多く見られました。ただし、改善した人はこれを睡眠などと結びつけて良い方向に捉える一方で、悪化した人はコミュニケーション不足などのネガティブな方向に捉えるなど、同じ事象に対しての受け止めに幅広いグラデーションがあることが分かりました。
 

QOL向上のために行っていることで、当てはまるもの全てにチェックを付けてください
(n=74/複数回答方式)

QOLの改善について行っている活動をみると、「運動」(67.6%の人が回答)を筆頭に、「嗜好品」や「睡眠改善」、「ヘルスケアアプリの活用」など多様な選択がみられ、日常生活を豊かにするための方法の多様な分布が分かります。

現在、あなたには以下のいずれかの悩みがありますか?
(選択肢:仕事・キャリアの悩み, 自分自身の悩み, 家族・親族の悩み)(n=82/単一回答方式)

 

ふだん、あなたは仕事や生活にまつわる不安やストレス、悩みについて、誰かに相談しますか?
(n=73/単一回答方式/悩みが「ある」と回答した人のみ回答)

 

アンケート回答者全体の89%が仕事や家族、自身の悩みありと回答
一方「不安・ストレス・悩みを誰かに頻繁に相談する」は15.1%にとどまる

仕事・キャリアの悩みや自分自身、家族の悩みのいずれかがあるかどうかを聞いたところ、全体では89%が悩みがあると回答し、世代別に見ると20代の全員(100%)があると回答しました。また、性別別で見ると女性(87.5%)に比べて男性(90%)の方が悩みを抱えている人が多いことが分かりました。
一方で、悩みがある人に対して、誰かに相談することがあるかを質問すると、頻繁にすると回答したのは15.1%で、ときどきすると回答した46.6%と合わせても全体の61.7%にとどまることが分かりました。

会社が「福利厚生」としてカウンセリング・コーチング費用を負担したとする場合、活用したいと思いますか?(n=82/単一回答方式)


悩みを解決するために最も必要だと思うことを教えてください
(n=73/単一回答方式/悩みが「ある」と回答した人のみ回答)

「福利厚生(企業負担)であればカウンセリング・コーチングを活用したい」6割
コーチング的な関わりを求める人は50.7%

勤めている会社が福利厚生としてカウンセリング・コーチング費用を負担したとする場合に、カウンセリングやコーチングをより活用したいと思うか質問したところ、「とても活用したい」が7.3%、「どちらかというと活用したい」が53.7%で6割の方がカウンセリングを活用したいと考えていることが分かりました。

また、悩みの解決に「問題への解決策のアイディアが出て、次のアクションがとれる」「今後の目標が設定できている状態になる」「目標に対するアクションなど具体的な行動を決める」というようなコーチング的な関わりが必要だと答えた人が50.7%いることが分かりました。


カウンセリング・コーチングをどこで受けたいですか?
(n=82/複数回答方式)

また、カウンセリング・コーチングを受ける場合に、会社の会議室で「受けたい」という人は2.4%、「受けても良い」という人は39%の合計4割程度でした。一方で、コワーキングスペースなどの個室で「受けたい」という人は39%、「受けても良い」という人は47.6%で、8割以上の人がコワーキングスペースなどの個室でカウンセリングやコーチングを受けたいことが分かりました。

 

 

今回の調査で回答者のコロナウイルスの流行以後の心身の健康度は、悪化したと答えた人が28%に対して改善したと答えた人が42.7%であることから、必ずしも悪くなった人ばかりではないことが分かりました。また、オフィスワーカーがそれぞれ多様な生活改善の活動をしていることも分かりました。
一方で、仕事や家族、自分自身に関する悩みの有無をたずねると89%が悩みがあると回答し、その不安やストレス・悩みを誰かに頻繁に相談すると回答した人は、そのうちの15.1%にとどまる結果となりました。また、誰かに頻繁またはときどきすると答えた女性が85.7%だったのに対して男性は46.7%にとどまり、性別による相談行動の違いも観測されました。健康度の改善や生活改善の手段によらず、多くの人が悩みを抱えつつも相談できないでいることが分かります。

 

また今回の調査では、6割を超える方が企業の「福利厚生」としてのカウンセリング・コーチング導入に前向きなことや、半数の人がコーチング的な関わりが必要だと感じていることが分かり、従業員やスタッフのメンタルヘルスケアにかかる費用をどのように企業側がサポートしていくことの重要性が浮き彫りになりました。


今回の調査結果を受けcotreeは、point 0と連携を深め、point 0で働く方をサポートするための取組みを共同で行っていく予定です。  
今後もcotreeとpoint 0は多様な働き方とメンタルヘルスにまつわる社会課題の解決を目指します。
 

 

<調査概要>
有効回答数    point0を利用する22~60歳までの男女82名
※調査時の年齢を基準とする
調査期間    2022年12月7日~2023年1月20日
調査方法    webアンケート
※構成比の数値は小数点以下第2位を四捨五入しているため、個々の集計値の合計は必ずしも100%とはならない場合があります。※報道関係者におかれましては、本リリースを掲載・報道または引用する場合には、「cotree調べ」と付記のうえご使用くださいますようお願い申し上げます。

 

  • オンラインカウンセリングの「cotree」とは

日本最大級のオンラインカウンセリングサービス「cotree(コトリー)」
https://cotree.jp/

ビデオ・通話形式の「話すカウンセリング」、またはメッセージ形式の「書くカウンセリング」の2種類のオンラインカウンセリングをご利用いただけます。心理資格の中でも専門性の高い「臨床心理士」や「公認心理師」の保有者が140名以上登録し、国内最大の登録数*を誇ります。審査を通過した方のみ登録しているため、安心してご相談いただけます。※国内カウンセリングサービスの公開カウンセラー数を比較(2022年2月時点、自社調べ)
 

  • 従業員や学生をサポートする「法人・公共団体・大学向けプラン」提供中

オンラインカウンセリングサービス「cotree」の利用費用を法人・団体・大学がご負担いただく形で、従業員や学生のメンタルケアをサポートする「法人・団体向けプラン」「大学向けプラン」を提供しています。初期費用はなくサービスのご利用件数をベースに請求書を発行する仕組みのため、低コストでご導入いただけます。


「法人・団体向けプラン」では従業員への福利厚生としてカウンセリングを自由にご利用いただいたり、メンタル不調が心配な方にご利用を促していただくことも可能です。大学の学生支援室でケアしきれない学生のサポートなど「学生のオンライン相談窓口」としてご活用いただける「大学向けプラン」や、全国各地の自治体など公共団体向けの実績もございます。

 

従業員・学生ご自身で24時間365日ご予約・ご相談が可能なため、法人・大学側での事前調整等は不要です。
また、職場のメンタルヘルス不調を未然に防ぐ、ケアの土台作りをサポートする「メンタルヘルス研修サービス」もございます。精神科医や臨床心理士監修のもと、管理職者・従業員それぞれに最適なコンテンツを合同研修またはセルフ研修(eラーニング)を提供しています。
自社の従業員や学生の皆様のメンタルヘルスケアをサポートしたい法人・公共団体・大学さまは、ぜひ下記ページよりお問い合わせください。

 

法人・団体向けプラン
https://corp.cotree.jp/
大学向けプラン
https://corp.cotree.jp/university
法人向けメンタルヘルスケア研修サービス
https://corp.cotree.jp/learning

 

  • 企業協創/共創型コワーキングスペース point 0 marunouhi について
point 0は、異業種コラボレーションにより「働く空間の価値」を創出するオープン・イノベーションの加速化を目的に2019年7月にスタートしました。「未来のオフィス空間」を実現していくためのコワーキングスペースであり、かつ製品やサービスを働く人たちに試してもらう実証実験の空間として『point 0 marunouchi』を運営しています。また、ニューノーマルの働き方に合わせ、安心・快適で理想的なソロワーク環境を整備した『point 0 satellite』も運営しています。

【会社概要】
代表者:代表取締役社長 石原 隆広

所在地:東京都千代田区丸の内二丁目5-1 丸の内二丁目ビル4階

設立:2019年2月
資本金:5億9,360万円(資本準備金含む) ※2022年2月現在

URL:https://www.point0.co.jp
 

  • 株式会社cotreeについて
株式会社cotreeは、「やさしさでつながる社会をつくる」を企業理念とし、メンタルヘルスケアのインフラを目指し、2014年の設立以来、オンラインカウンセリング・コーチングを中心に「メンタルヘルス x IT」の領域で事業およびサービスを展開しています。

【会社概要】
代表者:代表取締役 西岡 恵子
所在地:東京都港区六本木4-8-5 5階 Kant. co-office 507
設立: 2014年5月
資本金:22,500,000円
URL:https://cotree.co

 

【運営サービス】
個人向けオンラインカウンセリングサービス 「cotree (コトリー)」
https://cotree.jp/
個人向けコーチングサービス 「cotreeアセスメントコーチング」
https://as.cotree.jp/
法人・団体向けオンラインカウンセリングサービス「cotree法人・団体向けプラン」
https://corp.cotree.jp/
大学向けオンラインカウンセリングサービス「cotree大学向けプラン」
https://corp.cotree.jp/university
法人向けメンタルヘルスケア研修サービス
https://corp.cotree.jp/learning

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会社概要

株式会社cotree

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URL
https://cotree.co/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区六本木4-8-5 5階 Kant. co-office 507
電話番号
-
代表者名
西岡恵子
上場
未上場
資本金
2250万円
設立
2014年05月