日本ゼオン、細胞培養用マイクロプレートの新製品を市場投入
独自コーティングで品質安定性と利便性に優れ、創薬開発加速に貢献
COPは「低自家蛍光」「高光線透過率」「生体分子低吸着」「低不純物」といった特性を持つことから、バイオ医薬品容器、分析用デバイスやマイクロプレートなどの生化学分析用途材料として既に幅広く採用されております。今回新たに開発した細胞培養用マイクロプレートは、その保存条件も含め取り扱いが非常に簡便であり、品質が安定しているという特長があります。
新製品は、来る6月26日~28日に東京ビッグサイトで開催されるインターフェックスWeek東京内の「ファーマラボ EXPO東京 医薬品研究・開発展」にて初めてご紹介いたします。
〇新製品 : 細胞培養用オリジナルコーティングプレート
特長:
① 品質安定性 : ロット間バラつきが少なく、独自開発したコート剤による均一な表面状態維持
② 優れた保存性 : 常温保存で最大1年保存可能
③ 高い利便性 : 開封後すぐに使用可能(煩雑なコーティングの手間を削減)
ゼオンは、2030年を目指した中期経営計画STAGE30における「新事業探索」の重点分野の1つに医療・ライフサイエンスを掲げており、Aurora Microplates社との連携をはじめ、COPの医療・ライフサイエンス用途拡大を図っています。
今回の新製品投入は、COPの持つ高い特性を十分に発揮することに留まらず、他にない新たな機能を付与することで、創薬開発スピードの加速に貢献することを狙いとしています。
<展示会概要>
第6回ファーマラボ・EXPO東京
会期:2024年 6月26日(水)~28 日(金)
場所:東京ビッグサイト 東7ホール(小間番号:52-12)
※展示会では、新製品のほかにもご紹介いたします
FUTURE LABS LIVE
会期:2024年 6月26日(水)~27 日(木)
場所:Congress Center Basel Hall 4.1(Booth 76)
※展示会では、新製品のほかにもご紹介いたします
<Aurora Microplates社のマイクロウェルプレートについて>
COP製のマイクロウェルプレートであり、従来品と比較し、透明性、耐熱性、低自家蛍光性、平坦性、耐薬品性など優れた特長を備えた高性能・高精度なマイクロウェルプレートです。
今後も大地(ゼオ)と永遠(エオン)からなるゼオンの名にふさわしく、ゼオンは独創的な技術・製品・サービスの提供を通じ、「持続可能な地球」と「安心で快適な人々の暮らし」に貢献してまいります。
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